投資初心者は少額投資から!少ない額から始められるおすすめの方法をご紹介 さちかち
投資はリターンが得られる可能性とともに、当然損失が出るリスクもありますが、少額投資であれば、リスクを低く抑えられるため、投資初心者が始めやすい方法です。この記事では、少額から始められるおすすめの投資方法を紹介します。
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#貯金#収支管理#住宅ローン#投資信託#資産運用#NISA#年金#相続税#生命保険#教育資金 Photo by stock.adobe.com 少額投資は、10万円以下で投資できる商品を指します。一般的な投資は数十万~数百万円単位の資金が必要ですが、少額投資であれば100円からでも始められます。
投資をしていると、利益や損失に対して敏感になり、期待や不安に揺さぶられることも多くあります。一方、少額投資であれば、元本が小さいため、利益や損失の状況に対して冷静に投資に取り組めます。そのため、少額投資は専門的な知識や投資経験の少ない初心者でも始めやすい方法といえるでしょう
少額投資のメリット
Photo by stock.adobe.com まずは、少額投資のメリットについて解説します。
低リスクで投資できる
少額投資は100円から10万円以下といった少ない資金で始められるため、価格変動による利益や損失の幅が小さくなり、低リスクで資産運用できます。失敗してしまっても生活が損なわれる心配は少ないでしょう。
また、低リスクで投資することで恐怖心が生じにくいことも初心者にとってメリットといえます。
分散投資に向いている
少額であれば、複数の商品へ同時に投資しても合計額は10万円以内に収まるため、複数の商品に投資する分散投資を行いやすいです。
分散投資は、1つの商品がマイナスでも、他にプラスとなっているものがあれば全体では損失となりにくくなります。
複数の商品で投資経験が積める
少額投資では、投資額を小さくすることで複数の銘柄へ投資できるため、さまざまな種類の資産運用で経験が積めます。通常の投資では、投資額が大きいことで1つの銘柄に限られてしまう場合でも、少額投資であれば複数の銘柄へ挑戦できるのがメリットです。
少額投資のデメリット
Photo by stock.adobe.com ここからは、少額投資のデメリットについて解説します。
大きな利益を目指しにくい
少額投資では元本が小さいため、利回りが高かったとしても利益は大きくならない場合があります。例えば、利回りが5%だった場合、1,000万円では50万円となりますが、1万円では500円の利益です。
投資におけるリスクとは、投じた金額からプラスとマイナスの両方に振れる幅の大きさです。少額投資は損失のリスクを抑えると同時に、利益の大きさを制限してしまう特徴があります。
短期的な投資には向いていない
少額投資は、短期的には利益を出しにくい投資方法です。少額投資は利回りが大きくても利益は小さいため、長期的な運用で効果を発揮します。
少額投資で利益を出していくためには10~30年程度は必要となり、長期間の資産運用となることが多いです。少額投資で短期間に利益を出そうとすると、リスクの高い銘柄や商品での資産運用となり、損失となる可能性が大きくなります。
投資できる商品に制限がある
少額投資ができる商品には、売買のタイミングや銘柄の種類に制限があります。一般的な株式投資では100株単位で投資しますが、少額投資では単元未満株を発行している銘柄のみが投資の対象となります。
100株未満の株数で投資できる単元未満株は、すべての銘柄で発行されているわけではありません。また、単元未満株は成行注文となるため、午前中に買い注文をしたとしても、午後や翌日の取引時に購入確定する場合が多くあります。
少額投資の方法を選ぶポイント
Photo by stock.adobe.com 少額投資で資産運用を行う場合は、自分の目的や資金に対して適切な方法を選ぶことが大切です。ここからは、少額投資の方法を選ぶポイントについて解説します。
投資の目的を決めてから始める
投資では資産を増やすことが目標となりますが、そのお金を将来どのように使うかという目的の設定が大切です。老後の生活資金にする、子どもの教育費、住宅や自動車の購入資金を準備するなど、さまざまあるでしょう。
一方、少額投資は初心者が練習を目的とする場合もあります。とはいえ練習として始める場合でも、ゆくゆくは身に付けた経験を将来どのように資産運用で活用していくか、その次の目的を持つことを意識しましょう。
準備できる資金に見合う方法を選ぶ
少額投資には高額な資金は不要ですが、自分の準備できる費用感で方法を選ぶことが大切です。普段の生活費や最低限の貯蓄などを確保したうえで、リスクを取っても問題のない資金を準備しましょう。
元本保証ではないため、利益が出ずに損失となる可能性があります。少額投資で損失が出た場合でも、生活に必要な資金や貯蓄が確保できていると安心です。
リスクとリターンで考える
少額投資では、リスクとリターンの両側面から考えて商品を選ぶことが大切です。
リターンが大きい商品はリスクが高くなりますし、逆にリターンが小さい商品はリスクが低くなります。リターンが大きいことに期待して投資した場合、同時に高いリスクを取ることになるのです。投資の目的や目標に見合うよう、リスクとリターンを検討して商品を選ぶのがおすすめです。
おすすめの少額投資方法は「投資信託」
Photo by stock.adobe.com 投資信託は投資のプロが運用してくれるもので、経験や知識に自信のない初心者の方も始められるためおすすめの投資方法です。
投資信託には、さまざまな種類の商品があります。ここからは、代表的な商品であるインデックスファンド、先進国ファンド、新興国ファンド、リートという4つの商品それぞれのメリットとデメリットを解説するので、理解したうえで商品を選びましょう。
インデックスファンド
株価指数に連動するように設計されている投資商品を、インデックスファンドといいます。株価指数には、国内だけでなく海外の株式を対象にしている商品があります。
インデックスファンドは株価指数に連動することを目指す資産運用となるため、株価指数と同等のリターンが期待できます。また、市場全体に投資でき、なかには有名な企業が含まれるため、情報収集がしやすいという特徴があります。
メリット
インデックスファンドは市場全体に投資するため、個別の銘柄について詳しく調べたり、頻繁に売買したりする必要がありません。1度購入すれば、その後は長期的に保有しておくだけで運用できるのがメリットです。
また、インデックスファンドは複数の企業に投資しているのと同じ状態になるため、分散投資となりリスクを分散できます。リスクを抑えながら手軽に複数の株式に投資できるため、インデックスファンドは初心者におすすめといえるでしょう。
デメリット
インデックスファンドは株価指数との連動を目指しているため、それ以上のリターンは期待しづらいです。株価指数は長期的にみると右肩上がりになる傾向があるため、短期的なリターンがほしい場合には向いていません。
先進国ファンド
経済が大きく発展し、生活水準が高い国々とされる先進国の株式や、債券などを取り扱う投資信託を先進国ファンドといいます。先進国としては、主要国首脳会議に参加しているアメリカ、イギリス、日本などの8か国が代表的です。
国別の株式保有比率で見るとアメリカが約70%と高く、イギリス、フランス、スイス、カナダが3~5%程度ずつです。先進国ファンドは国内でも取扱いが多いため、少額投資でも利用しやすい商品です。
メリット
先進国ファンドには安定して経営されている企業が多く、急激に価値が下がるようなリスクが低い点がメリットです。全世界の先進国の銘柄へ少額から投資できるため、分散投資の効果が高い資産運用です。少額で全世界の先進国の銘柄へ投資して、リスクを抑えながら運用できます。
デメリット
新興国と比較すると先進国のほうが経済成長率が低い傾向にあるため、大きな経済成長による株価の上昇を期待しづらい点もデメリットといえます。
新興国ファンド
中東やブラジル、アフリカなどの株式や債券を扱う投資信託が新興国ファンドです。
メリット
新興国ファンドの最大のメリットは、少額投資でも大きな利回りが期待できることです。新興国は急激に成長する可能性があるため、経済成長に連動して株価が高くなると利益が大きくなります。
先進国ファンドでは年率3~5%程度を期待されますが、新興国ファンドでは年率10%を超える場合もあります。少額投資でも短期間で大きな利益を得られる可能性がある点はメリットといえるでしょう。
デメリット
新興国は、先進国と比較すると経済状況が不安定なため、大きな価格変動が起きやすく、損失となるリスクが高くなります。また、手数料が高く設定されている場合があり、コストが高くなる傾向にあります。
さらに、新興国は先進国に比べ、経済情勢や企業情報の入手が困難となる場合があるため、投資判断が難しくなる傾向にあります。
リート
複数の投資家から資金を集めて不動産を購入し、運用していく投資信託がリートです。不動産投資信託と呼ばれ、少額からでも不動産に投資できる方法となります。
一般的な不動産投資では、物件の選定から購入、運用、売却まで一貫して投資家が行うものです。リートは運用会社が代わりに不動産投資をするもので、投資家は出資のみ行います。
メリット
リートでは、運用会社の専門家が運用をすべて行うため、初心者の負担は少ないでしょう。また、専門家が選ぶ物件に投資するため、高い利回りが期待できるメリットがあります。
さらに、リートは証券取引所に上場しているため、株式と同じような取引が可能で、換金性が高いことが特徴です。一般的な不動産では換金するまでに時間や手間がかかりますが、リートはすぐに売却できます。現地に行くことなく簡単に投資できるためおすすめです。
デメリット
リートは不動産に投資するため、地震や水害、火事などにより資産価値を失う可能性があることがデメリットといえます。株式で運用する投資信託では経済情勢から分析ができても、自然災害は突然起きるため予測が難しいです。
しかし、災害リスクへの判断材料として、リートの対象となる物件は地震に対する予想最大損失率(PML値)が出されています。
少額投資でおすすめのその他の方法
Photo by stock.adobe.com 株価指数に連動するファンドやリート以外にも、おすすめのプチ投資があります。自分の目的や目標に見合う少額投資の方法を探す参考にしてみてください。
投資方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ポイント投資 | ・現金ではなくクレジットカードなどのポイントで投資する ・100円からの少額投資が可能 ・積立て投資ができる | ・現金を使わないため元手が不要で気軽に投資できる ・ポイントを有効活用できる ・分配金や株主優待が受けられる | ・少額投資でも手数料が発生する ・損失が出るリスクは避けられない ・投資できる商品が少ない |
お釣り投資 | ・クレジットカードや電子マネーでの買物のお釣りを利用するプチ投資 ・100円、500円、1000円単位で金額が設定できる | ・自動的に積立て投資が継続できる ・アプリで簡単に投資できる | ・元本割れするリスクがある ・投資する商品が選べない ・投資の知識や経験を積みにくい |
ロボアドバイザー | ・アドバイス型と投資一任型の2種類 ・資産のリバランス機能がある ・投資一任型は自動で運用できる | ・100円の少額から投資できる ・専門知識や投資経験が不要 | ・利益が出るまで時間がかかる ・元本は保証されない ・短期的な利益は期待しにくい |
FX | ・100円以下で取引できる商品がある ・デモトレードで練習できる | ・少額で投資すれば失敗しても損失が小さい ・精神的な余裕をもって投資できる ・レバレッジで効率よく運用できる | ・少額投資だと利益が出ても小さい ・強制的に損失が確定することがある ・放置すると損失が大きくなる可能性が高い |
まとめ
Photo by stock.adobe.com 少額投資は、初心者でもリスクを抑えながら投資経験が積めます。各ファンドや商品のメリットとデメリットを比較しながら、自分の目的や目標に沿って選ぶことが大切です。
少額投資は100円から投資できたり、ネット証券で取り扱っていたりするため、手軽に始められます。ぜひ少額から始める投資を選ぶための参考にしてみてください。
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