【誰でもできる】配当金生活 月10万円を始めるための3ステップ&おすすめの銘柄6選を紹介!
インフレや雇用形態の変化などで将来のお金に不安の現代.給与や年金とは別に、配当金で月10万円入ってくるために行うべきステップとおすすめの投資先をご紹介いたします。
月に10万円の配当金を受け取ることは、計画性をもって行えば実現可能の範囲と言えるでしょう。ただ、月10万円の配当金を実現するためには、元手資金が必要なります。
1-1.どのくらい元手資金があれば月10万円の配当金を受け取れる?
月10万円の配当金を受け取る為に必要な元手資金は、目標とする配当利回りによって異なります。例えば、1%~10%の配当利回りの場合は以下になります。
配当利回り | 必要資金 |
---|---|
1% | 1億5060万円 |
2% | 7,530万円 |
3% | 5,020万円 |
4% | 3,760万円 |
5% | 3,010万円 |
6% | 2,510万円 |
7% | 2,150万円 |
8% | 1,880万円 |
9% | 1,670万円 |
10% | 1,510万円 |
表を見てわかる通り、配当利回りが高ければ、高いほど必要な元手資金は少なくなりますが、ここで注意が必要です!配当利回りが高い=良い株式とは限りません。業績悪化などで株価が下がると配当利回りは高くなるので、配当利回りが高いという理由だけで銘柄を選ぶのは危険です。
なので、現実的な配当利回りである3~5%台を目標配当利回りに設定し3,010万円~5,020万円程の資金を準備しましょう。
2.月10万円の配当生活を行うための3つのステップ
2-1.必要資金を設定する
まずは、月10万円の配当金を受け取る為に必要な元手資金を設定しましょう。なぜなら、十分な資金もなく、いきなり配当生活を始めることはできないからです。
例えば、年間120万円の配当金を受け取る為に、配当利回り5%で行う場合、3,010万円と多額の元手資金が必要になります。そのため、月10万円の配当金を受け取る為に必要な元手資金を把握・設定し元手資金をいかに貯めるかを考える必要があります。
2-2.生活費の見直し
配当金生活に必要な資金を貯める為に、生活費の見直しを行いましょう。なぜならば、月10万円の配当金生活を始まるためには、まとまった資金が必要になる為です。そのまとまった資金を貯める為に、資金を捻出する必要があるからです。
例えば、45歳男性が65歳から、月10万円の配当生活を送る場合、最低でも3,010万円の元手資金が必要となります。65歳になるまで月々12.5万円貯める必要があるので、月々の収支をきちんと把握し、元手資金を貯められるよう生活費の見直しを行いましょう。
【生活費の見直し項目】
固定費 | 変動費 |
---|---|
家賃(住宅ローン) | 食費 |
水道光熱費 | 日用品費 |
通信費 | 交際費 |
教育費 | 娯楽費 |
保険費用 | 医療費 |
美容費 |
2-3.運用して必要資金を増やす
配当金生活に必要な元手資金を効率よく貯める為に、運用を行い資金を増やしましょう。なぜなら、3,010万円の元手資金を貯めるには月々12.5万円貯める必要があり、将来の配当金生活の為だけにカツカツの生活を強いられる可能性があるからです。
例えば、3,010万円の元手資金を貯めるために、年利5%で20年間運用すれば、月々の積立額は7.4万円程ですみます。そのため、元手資金を貯金という形で貯めるのではなく、お金に働いてもらい、元手資金を貯めていきましょう。
(参考:金融庁 資産運用シミュレーション)
3.必要資金を増やす方法3つ
3-1.投資信託を購入する
1つ目の必要資金を増やす方法は、投資信託を購入する方法です。投資信託は、分散投資を行うためリスクを下げながら運用を行うことができます。
しかし、資産を売却したり、積み立てたお金を取り崩して利益が出ていないにも関わらず、無理に分配を行うことで、タコ足分配のように元本が減っていくことがありますので、購入対象には注意が必要です。
3-2.日本株式・日本株ETFを購入する
2つ目の必要資金を増やす方法は、日本株を購入する方法です。
日本株は、馴染み深い企業の銘柄や株主優待をもらえるものもあります。ただ、日本株は通常売買される売買単位(単元株)が100株となっており、最低購入金額が数十万円になることがあります。証券会社によっては、単元未満株である1株から売買できるところもあるので、そちらを利用すれば数千円から売買することができます。
3-3.米国株式・米国株ETFを購入する
3つめの必要資金を増やす方法は、米国株を購入する方法です。米国株は、少額で購入できるうえ、株主還元として「配当金」を重視している企業が多く、高配当+連続増配と魅力的な点が多くあります。しかし、為替が絡んでくるので、円安、円高等のリスクがあるので注意が必要です。
3-4.必要資金を増やす為に共通して行うこと
(1)まとめて購入するのではなく、毎月積立で購入する
一括で購入するのではなく、毎月一定額で購入しましょう。なぜなら、一括で購入する場合は、「高いところで購入してしまった」ということがありますが、毎月一定額で購入すると価格が下がったときは多くの数量を購入し、価格が上がったときは少ない数量を購入することで、結果として平均購入単価を下げることができるからです。そのため、毎月一定額を積み立てて投資を行いましょう。
(2)分配や配当を再投資し、複利で運用する
運用を行う上で、複利効果は絶大です。なぜなら、複利がついた分配金や配当金を再投資し、元本に組み入れることで元本が増え続けます。増え続けた元本に対してさらに、分配金や配当金がつき、これを繰り返すことで、雪だるま方式に資金が増えていくからです。そのため投資は複利で運用を行いましょう。
関連記事:株式投資で効率よく複利効果を得るには?複利と単利の違いなどについても解説
りそなグループ 単利と複利の計算方法
(3)株は長期に保有する
株式投資では長期で保有する前提で、投資を行いましょう。なぜならば、投資期間が長くなるにしたがって、より安定的な運用成果が期待できる可能性が高いからです。そのため、長期で保有し、時間を味方につけた運用を行いましょう。
引用:みずほ証券 保有期間別の年平均収益率 あわせて読みたい株の配当金年間30万円を大幅に増やす方法!増配率から見るおすすめ銘柄3選をご紹介
4.プロが選ぶ、必要資金が貯まった後の投資先おすすめ6選!
必要資金が貯まった後は、連続増配を行っている企業や高配当ETFに投資をすることがおすすめです。なぜなら、連続増配を行う企業は安定した業績や財務状況が良いところが多く、配当金や株価の安定性が高いためです。
高配当ETFは分散投資ができるため、リスクを抑えながら多額の分配金を受け取れるうえ、比較的値動きが小さいので急激な値下がりもしにくく安定した値動きをする配当金を期待して投資している人にとってメリットがある投資先と言えるからです。そのため、増配を連続して行える力のある企業や高配当ETFに投資を行いましょう。
おすすめの日本株式・日本株ETF
●三菱HCキャピタル(8593)
・リース事業を中心に多数の事業を展開している企業で、24年連続増配 ・配当利回り3.73%(2023/7/20現在) ・配当支払い月 6月/12月
引用元: tradingview.com
●KDDI(9433)
引用元: tradingview.com 参照:Yahoo!JAPANファイナンス ・通信サービスを行う企業で、21年連続増配 ・配当利回り3.17%(2023/7/20現在) ・配当支払い月 6月/12月
- NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 (1489)
引用元: tradingview.com
・日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い50銘柄で構成 ・分配利回り4.12%(2023/7/19現在) ・配当支払い月 2月/5月/8月/11月
おすすめの米国株式・米国株ETF
●ノースウェスト・ナチュラル・ガス
引用元: tradingview.com・米国の天然ガス会社で、67年連続増配 ・直近配当利回り:4.48% ・配当支払い月:2月/5月/8月/11月
●スリーエム
・米国の化学・電気素材メーカーで、65年連続増配 ・直近配当利回り:5.8% ・配当支払い月:月/6月/9月/12月
引用元: tradingview.com
●SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
・配当利回りが高い80銘柄の株価を指数化したもの ・直近配当利回り:4.84% ・配当支払い月:3月/6月/9月/12月
引用元: tradingview.com
まとめ
月10万円の配当金生活を目指す為には、 ①必要資金をしっかり貯めておく ②必要資金は運用で増やす ③貯まった必要資金は、連続増配企業や高配当ETFに投資をする ④連続増配企業の利回りは、米国に比べ日本は劣るので、為替などの理解がある方は米国に投資する方がよい ⑤毎月配当金を受け取りたい場合は、配当支払い月が別の銘柄を組み入れると毎月受け取ることができる
株式投資はリスクもあるため、十分に調べてから始めることが大切です。もし、株式投資で何を買っていいかわからないという方には弊社の売買サポートサービスをご検討いただければ幸いです。
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3.必要資金を増やす方法3つ
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3-3.米国株式・米国株ETFを購入する
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まとめ
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