高配当株はおすすめしない理由・デメリット3つ!危険な銘柄の特徴や失敗事例も紹介 不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル)

高配当株はおすすめしない理由・デメリット3つ!危険な銘柄の特徴や失敗事例も紹介   不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル)

高配当株はおすすめしない理由・デメリット3つ!危険な銘柄の特徴や失敗事例も紹介 不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル)

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高配当株はおすすめしないといわれるのは、配当金の減配リスクがあることや、値上がり益・売却益を狙いづらいことなどが主な理由です。しかし、どのような投資にもリスクはあるため、最終的には自分に合っているかどうかで判断する必要があります。

高配当株はおすすめしないといわれるのは、配当金の減配リスクがあることや、値上がり益・売却益を狙いづらいことなどが主な理由です。しかし、どのような投資にもリスクはあるため、最終的には自分に合っているかどうかで判断する必要があります。

  • その他投資

高配当株はおすすめしないといわれる理由・デメリット

高配当株がおすすめしないといわれるのは、少なからず投資のリスクがあるためです。とはいえ、投資には必ずリスクがあるため「おすすめしない」という言葉だけ鵜呑みにして行動しないのはもったいないでしょう。

まずは高配当株にどのようなリスクがあるのかをしっかりと把握しましょう。

配当金の減配リスクがある

減配とは、業績悪化などを背景に企業が配当金を減らすことです。高配当株は、配当金によって収益を得る投資方法であるため、減配が発生すると投資成績が大きく悪化します。

たとえば、2020年にJT(日本たばこ産業)が上場来初の減配を発表し、大きなニュースとなりました※。配当金はあくまでも利益の一部を株主に還元するものであるため、企業の業績が悪化すると、当然ながら減配のリスクがあります。※参考:ザイ・オンライン

減配リスクを下げるには、複数の銘柄に分散投資する必要があります。投資する銘柄数が多いほど、1社の減配による影響を受けにくい状態を作れるためです。

値上がり益・売却益を狙いづらい

株式投資の収益は、下記2種類に分けられます。

  • ・配当金を得るインカムゲイン
  • ・購入時と売却時の差額で収益を出すキャピタルゲイン

株価が右肩上がりに成長している企業であれば売却益を狙いやすいですが、高配当株投資では難しい傾向にあります。なぜなら、配当利回りが高い企業は、成熟した企業が多い傾向にあるためです。

企業の利益の使い道は、大きく「事業への再投資」と「株主への還元」に分けられます。企業が若く今後も事業を拡大していく予定であれば、利益を事業投資に回すため、配当金は少なくなりますが株価上昇が見込まれます。

一方、成熟した企業は事業への投資よりも、株主への還元を優先する傾向にあるため、若い企業よりも株価上昇は見込みづらいのです。

企業が配当を株主に還元するのは義務ではない

減配リスクに通ずるものでもありますが、配当還元は企業側の義務ではないため、常に不確実性を考慮する必要があります。

企業の経営状況が悪化すれば減配する可能性もあり、なかには配当停止を選択する企業もあるでしょう。実際、日本郵政は2020年に中間配当を停止しました。中間配当とは、企業が一事業年度中、決算期以外で株主に対して利益を分配する配当です。※参考:日本郵政

急遽配当が減る可能性があることは考慮しておく必要があります。

  1. 東証グロース市場上場の当社が提供する不動産クラウドファンディング「CREAL」では、1万円からほったらかしで投資でき、平均想定利回り4.3%の分配金を定期的に受け取れます※1。すべてのファンドに弊社も5%ほどの劣後出資をしており、2018年のサービス開始から現時点まで元本割れもございません※2。気になる方は下記をクリックしてご覧ください。
  2. ※1:2024年2月末時点で運用中の当社組成ファンドの想定利回りの平均値※2:2024年5月末時点 株は儲からないといわれる理由は下記記事をご参照ください。 ※関連記事:株は儲からないといわれる理由・失敗原因7つ!向いていない人や失敗事例も紹介

高配当株の失敗事例:景気敏感株への集中投資

たとえば、金融や不動産は投資対象となることが多いため、景気の影響を受けやすいです。高利回りの企業が多いのも特徴ですが、利回りが高いという理由で金融・不動産業界の企業ばかりに投資していると、景気の衰退局面で株価や配当が下がる恐れがあります。

また、売却益と配当収入で軸が定まっておらず、下落局面で手放してしまうのもよくある失敗事例です。

高配当株は、保有しているだけでキャッシュフローが良くなるのが魅力です。しかし「売却益も狙いたい」と欲を出すと、価格の変動に一喜一憂してしまい、ギャンブルのようなトレードをしてしまう恐れもあります。

高配当株をおすすめしない・向いていない人

高配当株をおすすめしない・向いていない人

高配当株投資は、一部の投資家には魅力的に映るかもしれませんが、すべての投資家に適しているわけではありません。ここからは、高配当株をおすすめしない人・向いていない人の特徴を紹介するので、高配当株投資をするべきか判断する際の参考にしてください。

株価の成長を重視する人

配当利回りが高い企業は、株価の成長性が低い傾向にあります。これは、企業が利益の大部分を配当に使用しており、再投資や事業拡大に充てる資金が少なくなりやすいためです。

そのため、株価の成長を主な目的とする投資家にとって、高配当株は最適な選択とはいえないでしょう。株価の成長を求める投資家は、より成長性の高いセクターや銘柄に目を向ける必要があります。

短期的に大きな利益を望む人

配当収入が主な収益源となる高配当株投資は、比較的受け身な投資戦略とされています。一度株を購入した後は、保有し続けるだけであり、株価の短期的な変動には左右されません。

一方で、株を短期的に売買して利益を生む「トレーダー的な稼ぎ方」をしたい人にとってはあまり魅力を感じないでしょう。より積極的な投資を望む人は、成長株への投資やFXなど、短期的な市場変動を利用した取引が適しています。

もちろん短期的に利益を得られる可能性がある一方で、損失を被る可能性がある点には注意が必要です。

ここまで高配当株のデメリットを確認してきましたが、価格変動に一喜一憂せずに定期収入(インカム収入)を確保したい人は「不動産クラウドファンディング」が有力な選択肢となります。

価格変動に一喜一憂したくない人は「不動産クラウドファンディング」がおすすめ

不動産クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金を集め、その資金をもとに不動産投資を行うサービスです。

不動産クラウドファンディングの仕組み

1万円程度の少額から不動産へ投資ができ、投資金額に応じて定期的に分配金を受け取れます。後述の比較表で紹介しますが、株式投資よりも平均利回りが高めです。

不動産クラウドファンディングの詳細は下記記事をご参照ください。 ※関連記事:不動産クラウドファンディングとは?仕組み・他の不動産投資商品との比較表付き

不動産クラウドファンディングと高配当株を含む株式投資(ここでは個別株を指します)を比較した内容を下記表にまとめました。

※下記表の「〇」「△」「×」は、不動産クラウドファンディングと高配当株を含めた株式投資を比較した際の優劣を端的に表しています

比較項目 不動産クラウドファンディング 株式投資
特徴 インターネットで資金調達を行い不動産を購入して、 そこから生まれる家賃収入などで利益を得る 企業が発行する株式を購入し、 売却益や配当金などで利益を得る
メリット 日々の価格変動がなく安定的 流動性が高い
デメリット 流動性が低い (運用期間が定められており、 中途解約できないことが多い) 日々の価格変動あり不安定な銘柄もある
平均利回り 3~8%程度※1 2.23%※2 (プライム市場の加重平均利回り)
換金性 △(数ヶ月~数年の間資金が拘束される)
元本割れへの対策 〇 (劣後出資あり) ×
最低投資金額 1万円~ 数万円程度から※3
価格の安定性 ×
NISAの対応 ×
向いている人 値動きに一喜一憂せず 安定的に少額から不動産投資したい人 市場の動きや企業の業績を分析できる人

※1: (株)矢野経済研究所「2022年版 国内クラウドファンディングの市場動向」※2: 日本取引所グループ「株式平均利回り(2023年8月)」※3:日本証券業協会

不動産クラウドファンディングでは元本割れへの対策が講じられているファンドが多く存在します。株式投資に同様の仕組みはありません。

不動産クラウドファンディングは優先劣後構造が採用されているため、万が一損失が発生した際の被害を最小限に抑えられます。優先劣後構造とは、共同出資している不動産クラウドファンディング会社の出資額を優先的に損失の補填に当てる仕組みです。

優先劣後構造の説明損失額が不動産クラウドファンディング会社の出資額に収まる場合、投資家が損失を被ることはありません。ただし、不動産クラウドファンディングのなかには優先劣後出資を採用していないものもあるため、投資する際は必ず商品の概要をチェックしましょう。

上記より、特に下記に該当する方は不動産クラウドファンディングでの投資をおすすめします。

  • ・損失リスクを下げたい人
  • ・一定期間資金の拘束を受けても問題ない人
  • ・価格変動に一喜一憂したくない人
  1. 東証グロース市場上場の当社が提供する不動産クラウドファンディング「CREAL」では、1万円からほったらかしで投資でき、平均想定利回り4.3%の分配金を定期的に受け取れます※1。すべてのファンドに弊社も5%ほどの劣後出資をしており、2018年のサービス開始から現時点まで元本割れもございません※2。気になる方は下記をクリックしてご覧ください。
  2. ※1:2024年2月末時点で運用中の当社組成ファンドの想定利回りの平均値※2:2024年5月末時点 高配当株がおすすめしないといわれる理由などを解説してきましたが、株式投資は伝統的な投資手法であり、多くの方に支持されています。次章で紹介するおすすめ・向いている人も把握して、投資を始める際の参考にしてください。

高配当株がおすすめ・向いている人:株式投資が好きで定期的な収入が欲しい人

高配当株は、一般的に年に1〜2回のペースで配当金が受け取れます。決算期だけでなく、中間配当を出している企業もあります。

株価が変動しても、基本的には一定の配当収入が得られるため、定期的な収入が欲しい人には魅力的でしょう。将来に向けて高配当株投資をすることで、年金代わりにもなります。

特に買うべきではない高配当株の銘柄の特徴

特に買うべきではない高配当株の銘柄の特徴

高配当株投資を検討している方は、買うべきではない高配当銘柄の特徴を理解して、損をしないようにしましょう。

配当利回りが異様に高すぎる

通常の水準よりも高すぎる配当利回りには注意が必要です。多くの配当を出すということは、それだけ継続して利益を上げなければならないからです。

日本の株の平均配当利回りは2%台※で、4%以上になると高配当株と呼ばれます。業績が良くないにもかかわらず、5%台以上の利回りに設定している場合、将来的に配当の維持が困難になる恐れがあります。※参考:JPX

高い利回りをキープできずに減配や無配となる可能性があります。そのため、過去の配当実績や業績からして妥当な数値かを考えましょう。

配当性向が100%以上

配当性向とは、当期純利益のうち配当として株主に配分する割合のことです。つまり、配当性向が100%以上ということは、実際に得た利益よりも配当金のほうが多いことを意味します。

配当政策や特殊な事情にもよりますが、配当性向が100%以上の銘柄は持続可能な配当金を出せるとはいえないでしょう。配当金を支払うために、借入を起こしていたり、資本金を減らしていたりする可能性もあるため、必ず決算書を確認しましょう。

中長期的な業績の悪化や赤字が続いている

業績が悪化して赤字が続いているにも関わらず高配当を維持しようとする企業は、過剰な配当支出で自己資本比率が低下して破綻する危険があります。高配当株投資といえ、その企業の将来性に投資する本質は変わりません。

不安定な企業に投資しても安定した収益は得づらいため、中長期的な業績動向を確認する必要があります。

高配当株の主なメリット

大きく分けて以下の2つです。

  • ・定期的な配当収入を得られる
  • ・仕組みがシンプルであり、購入後の手間がかかりにくい

配当収入は安定した収入源になるため、退職後も安定した収入を得やすいです。年金制度が不安な方や、インフレ対策をしたい方にとって、高配当株は魅力的な選択肢の一つです。

また、株を購入するまでは企業分析や業界分析が必要ですが、一度購入すれば放置してても収入が入るため、手間がかかりにくいです。定期的にポートフォリオを見直すことは大切ですが、半年〜1年に1回といったタイミングでも良いでしょう。※参考:日本証券業協会

  1. 東証グロース市場上場の当社が提供する不動産クラウドファンディング「CREAL」では、1万円からほったらかしで投資でき、平均想定利回り4.3%の分配金を定期的に受け取れます※1。すべてのファンドに弊社も5%ほどの劣後出資をしており、2018年のサービス開始から現時点まで元本割れもございません※2。気になる方は下記をクリックしてご覧ください。
  2. ※1:2024年2月末時点で運用中の当社組成ファンドの想定利回りの平均値※2:2024年5月末時点

高配当株を選ぶコツ

高配当株を選ぶコツ

これから高配当株を始めたい方に向けて、高配当株を選ぶコツを解説します。投資で大きな失敗をしないためにも、ぜひ参考にしてください。

配当利回りだけで選ばない

高配当株投資という名前からも、配当利回りの高い株を購入するのが王道を思われがちですが、配当利回りだけで選ぶのは危険です。先述の通り、高配当株のなかには業績に見合わない利回りを設定している企業もあるためです。

1年や2年など、短期的な配当金は受け取れるかもしれませんが、中長期的に安定した配当収入を得るのは難しいでしょう。受け取った配当金以上に株価が下落すると、最終的に損失を被ることになるため、決算書などを見て分析する必要があります。

異なる業界のものを選ぶ

高配当株を選ぶ際は、特定の業界に集中投資するのは避けましょう。金融や不動産といった景気に反応しやすい業界に集中投資すると、一気に株価下落のダメージを受ける可能性が高まるためです。

金融と不動産、運送、小売、商社など、幅広い業界の銘柄を買い、分散投資する必要があります。どのように分散していいかわからない方は、人気のETFなどを参考に、構成銘柄をチェックしてみましょう。

累進配当株を選ぶ

累進配当株とは、企業が減配せずに配当水準を維持したり利益成長に合わせて増配し続ける株です。つまり、それに該当する企業が一定の利益を上げ続けることができれば、その利益を株主に還元する形で配当を増やし続けられます。

累進配当株を選ぶ際は、主に下記を満たす銘柄を選ぶといいでしょう。

  • ・累進配当政策を宣言しているか
  • ・累進配当に10年以上の実績がある
  • ・配当性向が30%以上

ここまで読んで、高配当株への投資に不安な方は不動産クラウドファンディングをおすすめします。

高配当株ではなく不動産クラウドファンディングがおすすめ

不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金を集め、その資金をもとに不動産投資を行うサービスです。

まず、1つの物件に対してファンドが組成され、募集期間中に一定以上の投資資金が集まるとファンドが成立、運用が開始されます。運用で得られた家賃収入や不動産の売却利益は投資金額に応じて投資家に分配され、運用が終了すると投資元本が返還される仕組みです。

通常、マンションやアパートといった現物不動産を購入するには金融機関からの借入れやまとまった資金が必要ですが、不動産クラウドファンディングの場合は、1万円程度から少額で不動産へ投資できます。

また、入居者との契約や物件の修繕といった管理業務はすべて運営会社に任せられ、運用に手間がかかりません。ほったらかしで不動産投資を始めることができます。

さらにインターネットで取引が完結する手軽さもあり、投資初心者の方を中心に人気を集めています。たとえば、弊社で運営する「CREAL」で実際に募集された以下のような案件の場合(現在は運営完了)は、募集金額は全体で6億3,100万円で投資家の皆様は1万円から投資が可能です。また投資した金額は12ヶ月間運用され、想定利回り(年利)5%の配当金を受け取ることができます。

100万円投資した場合は、年間5万円を配当金として受け取ることが想定されています。例)CREALのファンド詳細ページ

CREALのファンド詳細ページ

一般的な不動産投資クラウドファンディングサービスにおける投資対象不動産は、区分マンションの案件が中心となっています。マンション以外にも、商業ビルやホテル、保育園、学校などを扱っている不動産クラウドファンディングサービスもあります。

案件によっては、募集開始後に数分で募集が終了するケースもあり、クリック合戦となるため注意が必要です。

少額から不動産に投資ができ、契約実務や不動産管理は運営会社に任せられることから、手間を掛けずに資産運用ができ、投資初心者から経験者まで幅広い層の投資家から人気を集めています。

主なメリット

3~8%程度と比較的高い利回りが期待できる

現在は低金利が続いており、2021年8月時点での大手銀行の普通預金金利は年0.001%(税引前)※1です。100万円を預け入れても、1年間で受け取れる利息はわずか10円(100万円×0.001%)となります。

金融商品では、2021年7月の東証一部上場企業の株式利回り(加重平均利回り)は1.96%※2、2021年6月のJ-REITの分配金利回りは3.34%※3となっています。不動産クラウドファンディングの想定利回りは概ね3~8%程度※4のファンドを扱う運営会社が多く、預貯金や他の金融商品に比べて高い利回りが期待できます。

利回りに関しても、最低投資額と同様に各サービス/各案件ごとに異なるため、詳細を確認した上でリスク・リターンを考慮し、自身が許容できる範囲内で選ぶようにしましょう。当社で運営する「CREAL」では、アセットタイプなどに応じて平均想定利回り4.3%※5のファンドを取り扱っています。

不動産クラウドファンディングの利回りの詳細は下記記事をご参照ください。 ※関連記事:不動産クラウドファンディングの利回りはどれくらい?他の投資商品との比較も紹介

※1 参考:三菱UFJ銀行「円預金金利」※2 参考:日本取引所グループ「その他統計資料」※3 参考:一般社団法人 不動産証券化協会「J-REIT分配金利回り(10年間)」※4 出所:(株)矢野経済研究所「2021年版 国内クラウドファンディングの市場動向」 ※5:2024年2月末時点で運用中の当社組成ファンドの想定利回りの平均値

社会貢献にも寄与できる

たとえば、保育園ファンドに投資をすれば、待機児童や少子化問題の解消に貢献でき、ホテルファンドでは、老朽化した不動産の再生による雇用の創出や地方創生などにも寄与することができます。以下、弊社で運営する「CREAL」の社会貢献に関連するファンドの事例となります。CREALの保育園ファンドの事例

CREALの保育園ファンドの事例

CREALのホテルファンドの事例

CREALのホテルファンドの事例

不動産投資クラウドファンディングは投資家として配当金のような金銭的なリターンを得るだけでなく、社会的なリターンを得られる側面もあります。

おすすめの人・向いている人

  • ・少額から不動産に投資したい人
  • ・資産運用に時間や手間をかけたくない人
  • ・定期収入(インカム収入)を確保したい人

不動産投資クラウドファンディングは、1万円程度から一棟マンションをはじめ、様々な種類の不動産に投資できます。

手続きはインターネット上で完結し、契約実務や不動産管理は運営会社に任せられます。価格変動もないので、投資後は基本的に分配金や元本の入金を待つだけです。

上記に当てはまる場合は、不動産クラウドファンディングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

他の不動産クラウドファンディングサービスと比較する材料として、次章よりCREALを紹介します。

CREAL(クリアル)のメリット

クリアル(CREAL)のメリット

2018年11月のサービス運営開始から元本割れなし

2023年8月現在、運用が終了しているファンドはすべて元本割れすることなく出資金が償還されています。

不動産クラウドファンディングは安定した配当収入が期待できますが、運用がうまくいかないと元本割れの可能性があります。元本割れ0件の実績は、CREALの大きな強みといえるでしょう。

CREALの出資から元本償還までのプロセスについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。関連記事:CREAL運営ファンドの元本償還プロセスと償還期限に対しての考え方

一棟レジのみならず保育園、物流など対象物件の種類が様々

「不動産投資」と聞くと、マンションやアパートを思い浮かべるかもしれません。しかし、CREALは一棟レジデンスのほかに保育園、ホテル、物流など、個人では投資機会が少ない不動産も扱っています。

保育園への投資は安定したリターンが期待できるほか、待機児童問題の解消や少子化対策に貢献できるのも魅力です。出資金は保育園の建設や運営、施設の整備などに使われるため、投資が社会貢献にもなります。

また、不動産は物件の種類によって強みやリスクが異なります。2020~2022年は、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客が激減し、ホテル経営に大きな影響を与えました。一方で、コロナ禍でのリモートワーク拡大や外出控えでネット通販の利用が増加し、物流施設は需要が拡大しました。様々な不動産に分散投資を行うことで、リスクの軽減が期待できます。

CREALの保育園ファンドの事例

CREALのホテルファンドの事例

1万円から投資可能

不動産投資に興味があっても、マンションやアパートを取得するにはまとまったお金がかかります。失敗すれば多額の損失が発生する恐れがあるため、投資に踏み出せない人もいるでしょう。

CREALなら1万円から投資できるため、不動産投資を試してみたい初心者の方に最適です。また、すでに株式や投資信託で運用している人の分散投資先にも向いています。

各ファンドの詳細情報が濃密

不動産投資には、保有情報の格差で買主が不利になる「情報の非対称性」※1があります。CREALでは、ITの活用によって各ファンドの情報を詳細に開示することで、情報の非対称性の解消を目指しています。主な開示項目は以下の通りです。

  • ・地図や図面の紹介
  • ・動画による物件紹介
  • ・不動産鑑定会社による第三者評価
  • ・リターンのシミュレーション
  • ・運営事業者の概要
  • ・人口推移の情報

投資家登録をすれば、エンジニアリングレポート(地震リスク評価など)や図面、不動産調査報告概要も閲覧できます。

事前に様々な情報を確認できるため、現物不動産投資と同じような感覚で投資判断を行えます。まずは不動産クラウドファンディングからスタートし、将来はマンションやアパートの取得を目指している人にもおすすめです。

※1:物件所有者である売主や仲介に入る不動産会社と個人の買主の間で保有する情報に格差があり、買主にとって不利な条件で不動産投資をせざるを得ない状況のこと

CREALの口コミ・評判が気になる方は下記記事をご参照ください。 ※関連記事:CREAL(クリアル)の評判・口コミを赤裸々紹介!デメリットも正直にお伝えします

不動産クラウドファンディングでも元本割れのリスクはありますが、CREALは2018年サービス開始から本記事公開時点まで元本割れはございません。CREALの運営ファンドの元本償還プロセスと償還期限に対しての考え方は、下記記事をご参照ください。 ※関連記事:CREAL(クリアル)は元本割れしていない!?運営ファンドの元本償還プロセスと償還期限に対しての考え方

まとめ:高配当株はおすすめしないといわれる理由

高配当株はおすすめしないといわれるのは、配当金の減配リスクがあることや、値上がり益・売却益を狙いづらいことなどが主な理由です。しかし、どのような投資にもリスクはあるため、最終的には自分に合っているかどうかで判断する必要があります。

高配当株を始めたい方は、まず企業の決算書を読めるようになりましょう。自分で情報収集ができるようになると、漠然とした意見に流されず、自分で投資判断ができます。

なお、少額から始めて安定した収益を得たい方は、ぜひ不動産クラウドファンディングも検討してみましょう。

CREALなら1万円からリスクを抑えて不動産投資を始められる

  1. ★CREALは経済アナリストの馬渕 磨理子さんにもご紹介いただいております★
  2. CREALは、1万円から投資できる不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
  3. プロが厳選した不動産へ投資ができ、平均想定利回り4.3%※1の分配金を定期的に受け取れます。東京証券取引所グロース市場に上場している不動産アセットマネジメント会社が運営しており、運用の手間なく、ほったらかしで投資できる点も特徴です。
  4. CREALは商品ラインナップが豊富で大型案件を多数取り揃えており、マンションだけでなくホテルや保育園、学校など、個人では難しい不動産にも投資できます。
  5. また、すべてのファンドに弊社も5%程度の劣後出資をしています。不動産価値の下落が起きた場合は、まず弊社の出資分から損失の負担が生じる仕組みになっているため、リスクを抑えながら不動産への投資が可能です。
  6. 5%程度の劣後出資
  7. 2018年11月のサービス開始から現時点まで、元本割れもございません※2。
  8. ファンド公開も月に1~3案件のため、ファンド募集開始直後に投資申し込みができるよう、今のうちに投資家登録(無料)されておくことをおすすめします!【最短1日で投資家登録完了】
  9. ※1:2024年2月末時点で運用中の当社組成ファンドの想定利回りの平均値※2:2024年5月末時点
  10. 不動産投資の初期費用は物件価格の10%!?費用の種類とシミュレーションを紹介
  11. 事例から学ぶ「不動産投資はやめとけ」といわれる失敗原因!損したくない投資初心者は必読
  12. リリース3周年記念、数字で振り返るCREAL|インフォグラフィック公開
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配当利回りで配当金のお得度をチェックしよう! カブスル

2024-04-23 株式投資の魅力のひとつである「配当金」。 企業により配当金の金額が違うので、どっちがお得か迷ったことはありませんか? そんなとき投資金額により、どれだけお得に配当金をもらえたのか?を表す「配当利回り」という数値があります。 配当利回りで、配当金のお得度をチェックしていきましょう! 配当金目当てで投資するときは、配当利回りから投資先の企業を選びます。 目次 配当利回りでお得度がわかる! 配当金は金額でなく、配当利回りでみる 配当利回りの平均は約2%、預金金利は0.02% 銀行の預金金利との比較 配当利回りの調べ方 企業詳細で配当利回りを見る スクリーニングで配当利回りを検索する 配当性向で利益の還元度合いを知る 株主資本配当率(DOE)は配当額が安定 配当利回りの良い株の探し方をYoutubeでも紹介 配当利回りに関するQA 配当利回りでお得度がわかる! 配当金は企業により「1株につき5円」だったり「1株につき20円」もらえますが、配当金をどれだけお得に頂けたのかは、もらった配当金の金額では分かりません。 配当金のお得度は、配当利回りを見ることで分かります。 配当利回りとは、投資金額に対して、いくら配当金をもらえたか?を数値化したものです。 配当利回りが高いほど、投資に対する配当金のリターン率が高くお得です。 配当利回り(%) = 1株あたりの配当金額 ÷ 1株あたりの購入金額 × 100 なお、配当利回りは自分で計算する必要はありません。証券会社の銘柄ページなどで見られます。 参考記事- 配当金とは? 配当金は企業により「1株につき5円」だったり「1株につき20円」もらえますが、配当金をどれだけお得に頂けたのかは、もらった配当金の金額では分かりません。 配当金のお得度は、配当利回りを見ることで分かります。 配当利回りとは、投資金額に対して、いくら配当金をもらえたか?を数値化したものです。 配当利回りが高いほど、投資に対する配当金のリターン率が高くお得です。 配当利回り(%) = 1株あたりの配当金額 ÷ 1株あたりの購入金額 × 100 なお、配当利回りは自分で計算する必要はありません。証券会社の銘柄ページなどで見られます。 参考記事- 配当金とは? 配当金は金額でなく、配当利回りでみる さて、下記のうち、どの企業の配当金がお得か、一目で分かるでしょうか? キーエンス:株価 57,150円、配当金300円 キリンHD:株価 2,111円、配当金69円 日本郵政:株価 1,253円、配当金50円 10万円の投資金額めいっぱい買えたと仮定した場合、もらえる配当金は下記の通りです。 (2023.10.13 調べ)| 企業名 | 1株あたりの配当金 | 配当利回り | 10万円分購入した時の配当金 | |—|—|—|—| | キーエンス(6861) | 300円 | 0.50% | 525円 | | キリンHD(2503) | 69円 | 3.07% | 3,268円 | | 日本郵政(6178) | 50円 | 4.39% | 3,990円 | 配当金の金額が大きいのはキーエンスですが、同じ金額分購入した際に一番お得なのは、配当利回り4.39%で配当金を3,990円もえらえる日本郵政です。 配当利回りを見れば、投資金額に対する配当金のお得度をカンタンに知ることができます。 配当金目当てで検索する場合は、配当利回りで検索しましょう!1株あたりの金額でも検索できますが、お得かどうか分かりません。 後述しますが、証券会社の口座開設でスクリーニング(条件検索)を利用できます。 参考記事- 株式投資におすすめしたい証券会社 さて、下記のうち、どの企業の配当金がお得か、一目で分かるでしょうか? キーエンス:株価 57,150円、配当金300円 キリンHD:株価 2,111円、配当金69円 日本郵政:株価 1,253円、配当金50円 10万円の投資金額めいっぱい買えたと仮定した場合、もらえる配当金は下記の通りです。 (2023.10.13 調べ)| 企業名 | 1株あたりの配当金 | 配当利回り | 10万円分購入した時の配当金 | |—|—|—|—| | キーエンス(6861) | 300円 | 0.50% | 525円 | | キリンHD(2503) | 69円 | 3.07% | 3,268円 | | 日本郵政(6178) | 50円 | 4.39% | 3,990円 | 配当金の金額が大きいのはキーエンスですが、同じ金額分購入した際に一番お得なのは、配当利回り4.39%で配当金を3,990円もえらえる日本郵政です。 配当利回りを見れば、投資金額に対する配当金のお得度をカンタンに知ることができます。 配当金目当てで検索する場合は、配当利回りで検索しましょう!1株あたりの金額でも検索できますが、お得かどうか分かりません。 後述しますが、証券会社の口座開設でスクリーニング(条件検索)を利用できます。 参考記事- 株式投資におすすめしたい証券会社 配当利回りの平均は約2%、預金金利は0.02% 株式投資の配当利回りは、プライム上場の全銘柄による加重平均で2.20%。(日経新聞社の国内の株式指標 / 2024.5.20調べ) 加重平均利回りとは、時価総額に対する配当金総額の割合を示したもの。海外主要国の株式利回りの多くが加重平均型であるため、国際比較を行う際には、この加重平均利回りを用いることが一般的です。 証券会社のスクリーニング(条件検索)を行い、配当利回りごとの銘柄数を調べてみました。 参考までに 東証に上場している企業は3,884社(2024.1.17調べ) 1%以上:2,697社(全体の69.4%) 2%以上:2,016柄(全体の51.9%) 3%以上:1,178社(全体の30.3%) 4%以上:480社(全体の12.3%) 5%以上:117社(全体の3.0%) 東証が要請したPBR1倍割れ改善の効果か、数年前より配当利回りが高い株が増えてきています。 配当利回りが1%以上の企業は約7割、2%以上は約3割になります。 参考記事- スクリーニングで欲しい株を見つけよう 銀行の預金金利との比較 身近なゆうちょ銀行の預金金利と、利回りを比較してみます。 ゆうちょ銀行に100万円を一年間あずけた際の預金金利です。(2024.4.8調べ) 定期預金(3年)で0.15% 通常預金で0.02% ゆうちょ銀行の金利一覧 まだ少し分かりづらいので、実際の利子で比較してみます。 100万円を一年間 運用した場合にもらえる、配当金と利子の金額です。(2024.4.8調べ) 銀行 利回り 配当金利子 平均の配当利回り 2.22% 22,200円 定期預金金利(3年) 0.15% 1,500円 通常預金金利 0.02% 200円 株式投資の配当金は銀行の預金金利に比べて、魅力が非常に高いのが分かります。 カブスルが2023年に得た配当金は約39万円。配当利回りは算出していませんが、配当株は2%以上の株を購入しています。 参考記事- 株の配当利回りと預金金利との比較 株式投資の配当利回りは、プライム上場の全銘柄による加重平均で2.20%。(日経新聞社の国内の株式指標 / 2024.5.20調べ) 加重平均利回りとは、時価総額に対する配当金総額の割合を示したもの。海外主要国の株式利回りの多くが加重平均型であるため、国際比較を行う際には、この加重平均利回りを用いることが一般的です。 証券会社のスクリーニング(条件検索)を行い、配当利回りごとの銘柄数を調べてみました。 参考までに 東証に上場している企業は3,884社(2024.1.17調べ) 1%以上:2,697社(全体の69.4%) 2%以上:2,016柄(全体の51.9%) 3%以上:1,178社(全体の30.3%) 4%以上:480社(全体の12.3%) 5%以上:117社(全体の3.0%) 東証が要請したPBR1倍割れ改善の効果か、数年前より配当利回りが高い株が増えてきています。 配当利回りが1%以上の企業は約7割、2%以上は約3割になります。 参考記事- スクリーニングで欲しい株を見つけよう 銀行の預金金利との比較 身近なゆうちょ銀行の預金金利と、利回りを比較してみます。 ゆうちょ銀行に100万円を一年間あずけた際の預金金利です。(2024.4.8調べ) 定期預金(3年)で0.15% 通常預金で0.02% ゆうちょ銀行の金利一覧 まだ少し分かりづらいので、実際の利子で比較してみます。 100万円を一年間 運用した場合にもらえる、配当金と利子の金額です。(2024.4.8調べ) 銀行 利回り 配当金利子 平均の配当利回り 2.22% 22,200円 定期預金金利(3年) 0.15% 1,500円 通常預金金利 0.02% 200円 株式投資の配当金は銀行の預金金利に比べて、魅力が非常に高いのが分かります。 カブスルが2023年に得た配当金は約39万円。配当利回りは算出していませんが、配当株は2%以上の株を購入しています。 参考記事- 株の配当利回りと預金金利との比較 身近なゆうちょ銀行の預金金利と、利回りを比較してみます。 ゆうちょ銀行に100万円を一年間あずけた際の預金金利です。(2024.4.8調べ) 定期預金(3年)で0.15% 通常預金で0.02% ゆうちょ銀行の金利一覧 まだ少し分かりづらいので、実際の利子で比較してみます。 100万円を一年間 運用した場合にもらえる、配当金と利子の金額です。(2024.4.8調べ) 銀行 利回り 配当金利子 平均の配当利回り 2.22% 22,200円 定期預金金利(3年) 0.15% 1,500円 通常預金金利 0.02% 200円 株式投資の配当金は銀行の預金金利に比べて、魅力が非常に高いのが分かります。 カブスルが2023年に得た配当金は約39万円。配当利回りは算出していませんが、配当株は2%以上の株を購入しています。 参考記事- 株の配当利回りと預金金利との比較 配当利回りの調べ方 配当利回りの調べ方は主に2つあります。 企業詳細で配当利回りを見る スクリーニングで配当利回りを検索する どちらも証券会社に口座開設を行い、ログインすることで配当情報を無料で見られます。 企業詳細で配当利回りを見る 証券会社で見られる企業情報には、株価や決算情報、割安度を図る指標などの様々な情報が掲載されています。 配当情報として、配当金や配当利回りの実績、また次回の予想も書かれています。 (画像はマネックス証券の画面です)画像のローソンの場合、2019年の配当金実績と2020年の会社予想が掲載されています。 スクリーニングで配当利回りを検索する スクリーニングとは、上場市場や投資資金、株価の割安性など様々な条件を入力して目的の銘柄を見つけるシステムです。 証券会社の口座開設で無料で利用できます。 スクリーニングで、配当金や配当利回りを条件として、目的の銘柄を見つけみましょう。 (例)配当利回り 2%以上~4%以下とマネックス証券で検索した場合。 配当金目当てで株式を探す場合は、スクリーニングを利用するのが便利でオススメです。 スクリーニングは、複数の条件を同時にセットできます。 割安度や業績の伸びなどと合わせてスクリーニングを行うと、グッと対象銘柄が減りますので、購入したい株式を探しやすくなります。 配当利回りだけだと、1,662件もあるので下記の条件を追加。 投資金額:20万円以下 PER:15倍以下 売上高(前期比):1%以上 当期利益(前期比):1%以上 検索条件を追加したら377件にまで絞り込めました。 参考記事- スクリーニングで欲しい株を見つけよう 配当利回りの調べ方は主に2つあります。 企業詳細で配当利回りを見る スクリーニングで配当利回りを検索する どちらも証券会社に口座開設を行い、ログインすることで配当情報を無料で見られます。 企業詳細で配当利回りを見る 証券会社で見られる企業情報には、株価や決算情報、割安度を図る指標などの様々な情報が掲載されています。 配当情報として、配当金や配当利回りの実績、また次回の予想も書かれています。 (画像はマネックス証券の画面です)画像のローソンの場合、2019年の配当金実績と2020年の会社予想が掲載されています。 証券会社で見られる企業情報には、株価や決算情報、割安度を図る指標などの様々な情報が掲載されています。 配当情報として、配当金や配当利回りの実績、また次回の予想も書かれています。 (画像はマネックス証券の画面です)画像のローソンの場合、2019年の配当金実績と2020年の会社予想が掲載されています。 スクリーニングで配当利回りを検索する スクリーニングとは、上場市場や投資資金、株価の割安性など様々な条件を入力して目的の銘柄を見つけるシステムです。 証券会社の口座開設で無料で利用できます。 スクリーニングで、配当金や配当利回りを条件として、目的の銘柄を見つけみましょう。 (例)配当利回り 2%以上~4%以下とマネックス証券で検索した場合。 配当金目当てで株式を探す場合は、スクリーニングを利用するのが便利でオススメです。 スクリーニングは、複数の条件を同時にセットできます。 割安度や業績の伸びなどと合わせてスクリーニングを行うと、グッと対象銘柄が減りますので、購入したい株式を探しやすくなります。 配当利回りだけだと、1,662件もあるので下記の条件を追加。 投資金額:20万円以下 PER:15倍以下 売上高(前期比):1%以上 当期利益(前期比):1%以上 検索条件を追加したら377件にまで絞り込めました。 参考記事- スクリーニングで欲しい株を見つけよう スクリーニングとは、上場市場や投資資金、株価の割安性など様々な条件を入力して目的の銘柄を見つけるシステムです。 証券会社の口座開設で無料で利用できます。 スクリーニングで、配当金や配当利回りを条件として、目的の銘柄を見つけみましょう。 (例)配当利回り 2%以上~4%以下とマネックス証券で検索した場合。 配当金目当てで株式を探す場合は、スクリーニングを利用するのが便利でオススメです。 スクリーニングは、複数の条件を同時にセットできます。 割安度や業績の伸びなどと合わせてスクリーニングを行うと、グッと対象銘柄が減りますので、購入したい株式を探しやすくなります。 配当利回りだけだと、1,662件もあるので下記の条件を追加。 投資金額:20万円以下 PER:15倍以下 売上高(前期比):1%以上 当期利益(前期比):1%以上 検索条件を追加したら377件にまで絞り込めました。 参考記事- スクリーニングで欲しい株を見つけよう 配当性向で利益の還元度合いを知る 配当性向とは、事業で得た利益のうち、どれくらいの割合を配当金に回しているのかを知る指標です。 配当性向 = 配当金の支払額 ÷ 当期純利益 配当金を狙った投資をする場合、配当性向も見ておいたほうがいいかもしれません。配当性向は30%~40%がひとつの目安です。 配当性向が高いほど、配当金を出すことに重きを置いている企業になります。(配当性向が高い会社のPERは同じ配当利回りの会社より高くなります) なお、配当性向が高い=正義ではありません。事業の成長に利益を回す会社は、配当性向は低いですし、なんなら配当金もだしていませんので。 配当性向は高いが手元の現金が少ない企業は、配当金を減額する「減配のリスク」が高まりますので、一応チェックしておきましょう。 ワンポイント こういった企業は注意が必要です。 配当金が増えないのに、配当性向だけ上昇 配当金が増えないのに、フリーキャッシュフローが減っている 配当性向が100%超え(二年以上続くと怪しい) 参考記事- 高配当株の減配、優待株の優待廃止に注意 PERは企業の割安度を測る指標。同業他社と比較しよう 配当性向とは、事業で得た利益のうち、どれくらいの割合を配当金に回しているのかを知る指標です。 配当性向 = 配当金の支払額 ÷ 当期純利益 配当金を狙った投資をする場合、配当性向も見ておいたほうがいいかもしれません。配当性向は30%~40%がひとつの目安です。 配当性向が高いほど、配当金を出すことに重きを置いている企業になります。(配当性向が高い会社のPERは同じ配当利回りの会社より高くなります) なお、配当性向が高い=正義ではありません。事業の成長に利益を回す会社は、配当性向は低いですし、なんなら配当金もだしていませんので。 配当性向は高いが手元の現金が少ない企業は、配当金を減額する「減配のリスク」が高まりますので、一応チェックしておきましょう。 ワンポイント こういった企業は注意が必要です。 配当金が増えないのに、配当性向だけ上昇 配当金が増えないのに、フリーキャッシュフローが減っている 配当性向が100%超え(二年以上続くと怪しい) 参考記事- 高配当株の減配、優待株の優待廃止に注意 PERは企業の割安度を測る指標。同業他社と比較しよう 株主資本配当率(DOE)は配当額が安定 配当性向と比較されるものとして、株主資本配当率(DOE)があります。 株主資本配当率(DOE) = 配当金の支払額 ÷ 純資産 DOEは、株主資本(元手)に対して年間どれだけの配当金としての還元をするかをみる指標で、業績に左右される配当性向に比べ配当額が安定しています。 また、中長期的には成長投資が収益化すれば、株主資本が増加し、配当額の増加も期待できます。 また、通常の配当政策(配当性向)に利益率目標(ROE)まで加えた指標ということで、次の式にも置き換えられます。 株主資本配当率(DOE) = 配当性向 × ROE 参考記事- 初心者向け!ROEって何?投資に役立つ知識を身につけよう 配当性向と比較されるものとして、株主資本配当率(DOE)があります。 株主資本配当率(DOE) = 配当金の支払額 ÷ 純資産 DOEは、株主資本(元手)に対して年間どれだけの配当金としての還元をするかをみる指標で、業績に左右される配当性向に比べ配当額が安定しています。 また、中長期的には成長投資が収益化すれば、株主資本が増加し、配当額の増加も期待できます。 また、通常の配当政策(配当性向)に利益率目標(ROE)まで加えた指標ということで、次の式にも置き換えられます。 株主資本配当率(DOE) = 配当性向 × ROE 参考記事- 初心者向け!ROEって何?投資に役立つ知識を身につけよう 配当利回りの良い株の探し方をYoutubeでも紹介 こちらのページに掲載している情報を中心に、配当利回りの良い株の探し方を動画で紹介しています。 また、マネックス証券の銘柄スカウターが進化し、スクリーニング機能が大幅にアップしていますので、そちらで検索条件を細かく設定し、対象の銘柄を探してみました。 動画で設定している検索条件 予想配当利回り:3.3%以上 配当性向:40%以下 PBR:1.5倍以下 自己資本比率:30%以上 ROE:7%以上 10年間の増益回数:5回以上 連続増配年数 参考記事- 銘柄スカウターとIFISスコアで企業をカンタンにチェックしよう こちらのページに掲載している情報を中心に、配当利回りの良い株の探し方を動画で紹介しています。 また、マネックス証券の銘柄スカウターが進化し、スクリーニング機能が大幅にアップしていますので、そちらで検索条件を細かく設定し、対象の銘柄を探してみました。 動画で設定している検索条件 予想配当利回り:3.3%以上 配当性向:40%以下 PBR:1.5倍以下 自己資本比率:30%以上 ROE:7%以上 10年間の増益回数:5回以上 連続増配年数 参考記事- 銘柄スカウターとIFISスコアで企業をカンタンにチェックしよう 配当利回りに関するQA 配当利回りだけで株を選んでいいの? 配当利回りは投資判断の一つの指標に過ぎません。企業の財務状況や業績の予測、業界の動向など、多くの要素を考慮して投資判断を行う必要があります。配当利回りだけを頼りにするのはリスクが高いので注意が必要です。 配当利回りが同じ企業が2つある場合、どちらの企業を選べばいいですか? 企業の財務健全性や事業の成長性など、多角的に分析することが重要です。また、配当の持続性や安定性も考慮点となります。 どういった配当株を買えばいい? 配当金の基盤は業績なので業績が安定している企業がおすすめです。 配当株の中でも安心感が高くなりやすいのは、「DOEを採用している」「累進配当や連続増配を宣言している」企業です。 配当利回りが非常に高い場合、それはリスクが高いということですか? 配当利回りが非常に高い場合、その背後にはリスクがある可能性が高いです。例えば、株価が大きく下落している、または企業の将来に対する懸念が市場で広がっているなどの理由で、高い配当利回りが示されることがあります。詳しい背景を理解することが必要です。 企業が高配当を続けることは、その企業にとって良いことなの? 高配当を続けることは株主にとって魅力的ですが、企業にとっては必ずしも良いことではありません。高い配当を支払い続けることで再投資や研究開発に使える資金が減少し、成長の機会を逸する可能性も考えられます。 タコ足配当ってなに? タコ足配当とは、配当金を出すほどの利益がでなかったにも関わらず、自社の資産や積立金を取り崩して配当金に回すことを言います。 特に増配を連続で続けている企業は、その記録を続けるためにタコ足配当をしがちで、コロナ禍で稼ぐチカラが衰えている企業も配当金を出し続けていました。 タコは自分の足を食べることがあることから、この名称がつけられています。 配当金はでているものの、企業の稼ぐチカラが落ちている点に注意です。(決算は見ておきましょう) 配当利回りだけで株を選んでいいの? 配当利回りは投資判断の一つの指標に過ぎません。企業の財務状況や業績の予測、業界の動向など、多くの要素を考慮して投資判断を行う必要があります。配当利回りだけを頼りにするのはリスクが高いので注意が必要です。 配当利回りが同じ企業が2つある場合、どちらの企業を選べばいいですか? 企業の財務健全性や事業の成長性など、多角的に分析することが重要です。また、配当の持続性や安定性も考慮点となります。 どういった配当株を買えばいい? 配当金の基盤は業績なので業績が安定している企業がおすすめです。 配当株の中でも安心感が高くなりやすいのは、「DOEを採用している」「累進配当や連続増配を宣言している」企業です。 配当利回りが非常に高い場合、それはリスクが高いということですか? 配当利回りが非常に高い場合、その背後にはリスクがある可能性が高いです。例えば、株価が大きく下落している、または企業の将来に対する懸念が市場で広がっているなどの理由で、高い配当利回りが示されることがあります。詳しい背景を理解することが必要です。 企業が高配当を続けることは、その企業にとって良いことなの? 高配当を続けることは株主にとって魅力的ですが、企業にとっては必ずしも良いことではありません。高い配当を支払い続けることで再投資や研究開発に使える資金が減少し、成長の機会を逸する可能性も考えられます。 タコ足配当ってなに? タコ足配当とは、配当金を出すほどの利益がでなかったにも関わらず、自社の資産や積立金を取り崩して配当金に回すことを言います。 特に増配を連続で続けている企業は、その記録を続けるためにタコ足配当をしがちで、コロナ禍で稼ぐチカラが衰えている企業も配当金を出し続けていました。 タコは自分の足を食べることがあることから、この名称がつけられています。 配当金はでているものの、企業の稼ぐチカラが落ちている点に注意です。(決算は見ておきましょう) 株初心者は配当金に注目しがちですが(わたしがそうでした)、投資効率をあらわす配当利回りをチェックするようにしましょう。 株の配当金と銀行の預金金利の比較- 株式投資とは? 株式投資の基本を知ろう。誰でも最初は初心者 株で資産を増やすには?初心者には4つの方法がおすすめ 株式投資の魅力は複利。資産がどんどん増える仕組み 配当金とは?株主還元のひとつで現金がもらえる 配当利回りで配当金のお得度をチェックしよう! 株の配当金と銀行の預金金利の比較 株式投資にかかる費用(手数料)は? 株のリスクは?絶対に損をする?一昔前のイメージが定着か? 株は経験を積むのが大事 初心者にオススメの株式投資の本 カブスル(TOPページ) こちらの記事は、株式投資歴20年のカブスルが執筆しています。 元手20万円、投資実績は2023年12月時点で+2,849万円。初心者にも分かりやすい記事を心がけています。 1.9万人のフォロワーTwitterYouTube

【日本株】2023年・夏の「少額で買える株&高配当株」ランキング公開! 約3万円で買えて、アナリストの投資判断が“買い”の「NTN」、“強気”の「LIFULL」に注目|株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!|ザイ・オンライン

【2023年・夏】「配当利回りが高い株」と「初心者必見の少額で買える株」ランキングで、それぞれ上位5位までに入った全10銘柄を公開! 発売中のダイヤモンド・ザイ8月号の大特集は、3カ月に一度の恒例特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2023年・夏】」! この特集では、日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資のプロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。さらに、「買い」「強気」という高い評価を受けた銘柄を対象として、「今期の会社予想で大幅増収の株」「PBRが低く、改善に期待の株」「配当利回りが高い株」「初心者必見の少額で買える株」「理論株価よりも割安な株」という5つのカテゴリー別に、ランキングも作成している。今回はこの特集から「配当利回りが高い株」と「初心者必見の少額で買える株」ランキングの上位5銘柄ずつ、合計10銘柄を公開!