価格.com - 《2017年》おすすめ株主優待10選!アナリスト・ブロガーが紹介

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株主優待は、企業からモノやサービスを受け取れるお得な制度です。割引券やカタログギフトをもらえたりして、株主優待を目的に株をはじめる初心者も多いです。株主優待にくわしい人気の投資アナリスト、優待ブロガーらが選ぶおすすめ銘柄(2017年7〜9月)や、株主優待をお得に受け取れる投資方法などを紹介します。 投資初心者がお得な株主優待銘柄を探す場合、どんな視点で選べばよいのでしょうか。auカブコム証券で株主優待などの情報を発信している人気投資アナリスト藤井明代さんに、アナリストの立場からおすすめできる10銘柄を挙げてもらいました。 auカブコム証券株式会社 投資情報室 投資アナリスト藤井明代(ふじい・あきよ)大手ネット金融グループを経て、2013年10月よりauカブコム証券。前職では証券会社からの異動をきっかけに株取引を開始し、株主優待に魅了される。株主優待銘柄やテーマ株などを追い、顧客向けにWEBサイトやSNS、メディアなどで情報発信を行う。 auカブコム証券株式会社 投資情報室\u3000投資アナリスト 藤井明代氏#### 藤井さんおすすめの優待銘柄一覧(2017年6月29日時点)

銘柄(証券コード) 権利確定月(2017年) 最低投資金額(100株) 主な株主優待品(100株の場合)
S Foods(2292) 2月、8月 41万2500円 自社グループ商品の優待価格での販売(2月、8月)
ヒト・コミュニケーションズ(3654) 8月 20万1000円 1,000円分のギフトカード
東京個別指導学院(4745) 2月、8月 15万6300円 東京個別指導学院など運営教室で使える1,000円分の割引券(2月、8月)
FPG(7148) 9月 52万6000円(500株) 1,000円分のギフトカード(500株)
アズワン(7476) 9月 53万1000円 3,000円相当のカタログギフト
アクシアル リテイリング(8255) 3月、9月 43万6000円 運営するスーパーで使える1,500円分の割引券か1,000円分のクオカード(3月、9月)
東祥(8920) 3月、9月 53万2000円 500円分のクオカードや運営するスポーツクラブの施設利用料などに充てられる優待券2枚(3月、9月)
京王電鉄(9008) 3月、9月 95万1000円(1,000株) 電車の優待乗車券4枚と京王百貨店などグループ会社で利用できる各種割引券(3月、9月、1000株)
共立メンテナンス(9616) 3月、9月 33万8000円 ドーミーインやフィッシャーマンズバルなどグループ店舗で使える1,000円分の割引券1枚と運営するリゾートホテルの10〜30%割引券2枚(3月、9月)
日本管財(9728) 3月、9月 20万1400円 2,000円相当のカタログギフト(3月、9月)
藤井さんは今回、7〜9月の株主優待銘柄(全520銘柄)の中から「5年以上連続して前の年度と比べて売上高と純利益が増えており、かつ今年度も増収・増益が見込まれる」という視点で選びました。一般的に業績が安定成長していれば、株価が大きく値下がりするリスクは小さく、長期保有に向いているといわれるためです。上記の条件に合致する銘柄が、表にある10社です。
中でもおすすめ銘柄の1つは、初心者向けスポーツクラブ「ホリデースポーツクラブ」などを運営する『東祥(8920)』です。50万円強の投資金額で、500円分のクオカードまたはホリデースポーツクラブの施設利用が無料になるなどの内容の優待券を2枚受け取れます。
東祥は、主力のホリデースポーツクラブが好調で2016年度まで売上高、純利益とも2ケタ成長が続いています。利益拡大に伴って5年以上、配当金も増え続けています。藤井さんは「ご年配の方を中心に健康志向が強まり、スポーツクラブの需要は増えています。本業が安定しているうえ株主優待や配当金もしっかり受け取れるので、長期保有に向いているでしょう」と話しています。2017年9月末を基準に、1株を2株に分ける株式分割を予定しており、最低投資金額が半分になって投資しやすくなります。
航空機や船舶のリースなどを通じて中小企業向けに節税対策を提案する『FPG(7148)』は、ギフトカードがもらえます。投資して1年以内で1,000円分、2年以内なら1,500円分、3年以上であれば2,500円分など、保有期間が長くなれば受け取れる金額も大きくなり、長期投資家に向く銘柄といえます。
加えて、同社は高配当利回り株としても知られ、2017年6月29日時点で3.5%と、優良企業が多い東証1部の平均(2%ほど)を大きく上回ります。「中小企業の節税ニーズは強く成長余力は十分あります。高利益率を誇る企業でもあるため、配当金の積み増しも期待できそうです」(藤井さん)とのことです。
『ヒト・コミュニケーションズ(3654)』も、株主優待がもらえる好業績株です。投資金額20万円ほどで、1,000円分のギフトカードがもらえます。訪日外国人向け免税カウンターや格安SIM販売の受託など、アウトソーシング・人材派遣分野が好調で2016年8月期は16期連続の増収・増益を達成しました。株価も上昇基調にあり、値上がり益でも楽しめそう、とのことです。
7〜9月は身近な小売り、飲食などでも多くの企業が決算日を迎えます。増収・増益が続いていなくても、お得な株主優待をもらえる銘柄はたくさんあります。
9月に権利付き最終売買日を迎える『三越伊勢丹ホールディングス(3099)』は、一定金額まで10%割引で買える優待カードがもらえます。投資金額が11万円ほどと、ほかの百貨店株と比べて低いうえ、セール品やレストラン、生鮮食品、お土産品などにも使えるとのことで、個人投資家の人気が高いそうです。
藤井さんは「今回挙げた銘柄以外にも、お得な株主優待はたくさんあります。『テルモ(4543)』や『リコー(7752)』など、単元未満株投資で1株だけ持っていれば受けられる株主優待もあるので、ぜひいろいろ調べて、気に入った銘柄を見つけてください」と話しています。
かすみちゃんは、2004年にブログ「かすみちゃんの株主優待日記」を開設し、ほぼ毎日、株主優待についての記事を投稿しています。ブログは「株主優待」カテゴリーの閲覧回数ランキングでトップを快走する人気ぶりです。2004年から株主優待を目的に投資を始め、多いときには年間300弱の銘柄を保有しています。

かすみちゃんおすすめ優待銘柄一覧(2017年6月29日時点)

銘柄(証券コード) 権利確定月(2017年) 最低投資金額(100株) 主な株主優待品(100株の場合)
アトム(7412) 3月、9月 7万7000円 「ステーキ宮」「いろはにほへと」、「かっぱ寿司」などコロワイドグループで使える優待ポイント2,000円分(3月、9月)
ダイドーグループホールディングス(2590) 1月(20日)、7月(20日) 57万円 3,000円相当の自社グループ商品詰め合わせ(3月、9月)
丸善CHIホールディングス (3159) 7月 3万6400円 全国の「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗で使える商品券1,000円分
マルコ(9980) 3月、9月 4万7500円 自社商品20%割引券とRIZAPグループ商品2,000円相当(3月、9月)
コシダカホールディングス(2157) 8月 28万1600円 「カラオケ本舗まねきねこ」「まねきの湯」などで使える5,000円相当の優待券と3,000円相当のカタログギフト
高島屋(8233) 2月、8月 109万4000円 タカシマヤなどグループ各店で対象商品が10%割引になる優待カード(2月、8月、1000株)
日本BS放送(9414) 2月、8月 12万3600円 ビックカメラグループで使える商品券1,000円分(2月、8月)
ヒロセ通商(7185) 9月 17万6000円 1万円相当のカレーやパスタソースなどキャンペーン商品
ワタミ(7522) 3月、9月 13万6200円 居酒屋「和民」「坐・和民」など運営店舗で使える3,000円分の優待券(3月、9月)
パルコ(8251) 2月、8月 13万7900円 「PARCO(パルコ)」の買い物代金が5%割引になるクレジットカード「PARCOカードクラスS」の発行(希望者のみ)とパルコで使える優待券1,000円分など
かすみちゃんが、7〜9月に株主優待の権利確定日を迎える銘柄の中で、特に注目しているのは、『アトム(7412)』です。アトムは、全国に外食チェーンを展開する『コロワイド(7616)』のグループで、居酒屋「いろはにほへと」やステーキレストランの「ステーキ宮」などを運営しています。
100株の保有で優待ポイント2,000ポイントがもらえ、焼き肉レストランの「牛角」など一部を除く全国のグループ店舗で1ポイント=1円として利用できます。3月と9月の年2回それぞれもらえるので、1年間で4,000ポイント獲得できます。
かすみちゃんは、「同じグループ企業で優待ポイントも共通して使えるコロワイドや『カッパ・クリエイト(7421)』と比べて1番優待利回りが高いアトムがおすすめです」と話しています。
『ダイドーグループホールディングス(2590)』は、約57万円の投資金額で3,000円相当の自社製品が年2回もらえます。「飲料品19品とゼリー6個のセットで合計8キロ近いボリュームは、一度もらったら忘れられないと思います。コーヒーや炭酸飲料など種類が豊富で、家族みんなで楽しめます」(かすみちゃん)。
多くの銘柄では、100株保有していれば株主優待を受けられますが、1,000株持っていないと優待を受けられない銘柄もあります。その1つが大手百貨店の『高島屋(8233)』です。
高島屋は、権利確定日に1,000株以上持っていると優待カードが発行されます。これを見せるとタカシマヤなどグループ店舗で衣類や化粧品などの対象商品が1割引きで買えます。ロレックスなど高額商品も割引の対象になるうえ、割引限度額もありませんので、高島屋でたくさんお買い物をする方におすすめ、とのことです。
大型書店などを展開する『丸善CHIホールディングス(3159)』は4万円弱の投資金額で「MARUZEN(マルゼン)」や「ジュンク堂書店」で使える1,000円分の商品券をもらえます。自分が投資できる範囲の中で、お気に入りの銘柄を見つけてください。
rikaさんは、株主優待を目的に2002年から株式投資を始め、現在は、およそ350の優待銘柄を保有しています。ツイッターで日々、お得な株主優待情報などを発信しており、マネー誌での連載コーナーも持つ優待投資家です。

rikaさんおすすめ優待銘柄一覧(2017年6月29日時点)

銘柄(証券コード) 権利確定月(2017年) 最低投資金額(100株) 主な株主優待品(100株の場合)
バルニバービ(3418) 1月、7月 29万3000円 「GOOD MORNING CAFE」や「鹿屋アスリート食堂」など、運営店舗で使える2,000円分の食事券かオリジナル商品(1月、7月)
ティーライフ(3172) 7月 17万5100円 自社取り扱い商品などで使える1,000円分の優待券
コシダカホールディングス(2157) 8月 28万1600円 「カラオケ本舗まねきねこ」「まねきの湯」などで使える5,000円相当の優待券と3,000円相当のカタログギフト
ジーフット(2686) 2月、8月 8万1700円 シューズショップ「アスビー」「グリーンボックス」など運営店舗で使える1,000円分の優待券(2月、8月)
トリドールホールディングス(3397) 9月 29万3100円 「丸亀製麺」など運営店舗で使える2,000円分の割引券
田谷(4679) 3月、9月 6万7100円 ヘアサロン「TAYA (タヤ)」などグループ店舗での施術や商品購入、オリジナル商品との交換に使える2,160円分の優待券(3月、9月)
ヤマウラ(1780) 9月 9万6300円 3,000円相当の地元特産品
ヨシックス(3221) 3月、9月 15万7200円 「や台ずし」「居酒屋ニパチ」などて使える3,000円分の食事券と20%割引券10枚(3月、9月)
AOKIホールディングス(8214) 3月、9月 14万2900円 「AOKI」「ORIHICA」の20%割引券5枚、カラオケ店「コート・ダジュール」やネットカフェ「快活CLUB」で使える20%割引券10枚など(3月、9月)
ヒロセ通商(7185) 9月 17万6000円 1万円相当のカレーやパスタソースなどキャンペーン商品
7〜9月に権利付き最終売買日を迎える銘柄の中で特におすすめしている銘柄は、うどんチェーンの「丸亀製麺」などを展開する『トリドールホールディングス(3397)』です。100株(投資金額約29万円)で丸亀製麺のほか、焼き鳥店の「とりどーる」、ハワイアンパンケーキの「コナズ珈琲」など、グループ店舗で使える2,000円分の割引券がもらえます。
rikaさんは丸亀製麺をよく利用するとのことで「100円券が20枚つづりになっていて、低価格帯中心の丸亀製麺では使いやすいです。時折実施している半額デーで使ったり、ほかの割引券と併用できたりするので、すごく重宝しています」と話しています。
握りずし居酒屋「や台ずし」などを積極展開し、業績が急拡大中の『ヨシックス(3221)』は、グループ店舗で使える3,000円分の食事券と20%の割引券10枚が年2回もらえます。大きな駅の周辺に立地している店舗も多く、おすしなどをつまみながら友人や同僚とワイワイ楽しみたい方にピッタリです。
みんなで楽しむ派向けに、rikaさんは『コシダカホールディングス(2157)』や『AOKIホールディングス(8214)』もおすすめしています。
コシダカホールディングスは「カラオケ本舗まねきねこ」などで使える5,000円相当の優待券と3,000円のカタログギフトがもらえます。紳士服のイメージが強いAOKIホールディングスは、「コート・ダジュール」というカラオケ店も運営しており、「AOKI」の割引券に加えてコート・ダジュールの割引券ももらえます。「AOKIホールディングスは結婚式場やネットカフェも運営していて、こうした店舗で使える割引券ももらえるのでお得です」(rikaさん)。
外で楽しむ以外にも、7〜9月はたくさんの株主優待があります。小さい子どもがいる家庭など、靴をよく買い換える方におすすめなのは、イオンモールを中心にシューズショップ「アスビー」「グリーンボックス」などを展開する『ジーフット(2686)』です。100株(約8万円)で年2回、1,000円分の優待券がもらえます。イオンモールは全国に多くあるため買い物ついでに寄りやすいうえ、イオン内であればイオンの株主優待カードなどと併用できる、とのことです。
3人が挙げた以外にも、株主優待が人気の銘柄はたくさんあります。
コーヒーショップの「珈琲所 コメダ珈琲店」を展開する『コメダホールディングス(3543)』は、コメダで使える年間2,000円分の電子マネーがもらえます(株主総会での議決権行使で500円分プラス)。店舗は愛知県を中心に展開し、大都市部の駅周辺だけでなく、自動車などで行くロードサイドにも多いです。
帰省先が遠かったり、海外旅行に出かけたりすることが多い時に便利なのが、航空会社の優待です。『日本航空(JAL、9201)』や『ANAホールディングス(9202)』の株主になると、国内路線の運賃が半額になったり、割引価格でツアー旅行ができたりします。
1年で3,000万人が訪れる人気テーマパーク「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」を運営する『オリエンタルランド(4661)』は、入園料が無料になる「株主用パスポート」がもらえます。長期間保有する投資家向けに、開業から5年ごとの節目の年にパスポートを複数枚上乗せする優遇サービスもあります。

株主優待とは

株主優待とは、株主に対して企業がモノやサービスを提供する制度です。製品の詰め合わせや運営する飲食店の割引券などが多いです。この仕組みは企業と投資家の双方にメリットがあり、企業にとっては株主優待を通じて製品や企業名の認知度向上につながります。優待目的の長期投資家が多く、投資家にとっても株価が大きく値下がりするリスクを減らせます。 優待を受け取るためには、権利確定日に株式を持っている必要があります。多くの企業は事業年度の最終日など、決算を締めるタイミングを確定日としています。ただし、その日に買っても、優待は受け取れません。証券取引所の売買ルールに「お金の支払いと株式の受け渡しは売買成立日を含めて4営業日後」という約束があるためです。 月末時点で株主になるためには、権利確定日の3営業日前の取引終了時点で株式を保有している必要があります。この優待を受け取るための購入期限のことを、一般に「権利付最終売買日(けんりつきさいしゅうばいばいび)」と呼びます。 関連記事- 権利確定日・権利落ち日とは?株主の権利を理解しよう 株主優待とは、株主に対して企業がモノやサービスを提供する制度です。製品の詰め合わせや運営する飲食店の割引券などが多いです。この仕組みは企業と投資家の双方にメリットがあり、企業にとっては株主優待を通じて製品や企業名の認知度向上につながります。優待目的の長期投資家が多く、投資家にとっても株価が大きく値下がりするリスクを減らせます。 優待を受け取るためには、権利確定日に株式を持っている必要があります。多くの企業は事業年度の最終日など、決算を締めるタイミングを確定日としています。ただし、その日に買っても、優待は受け取れません。証券取引所の売買ルールに「お金の支払いと株式の受け渡しは売買成立日を含めて4営業日後」という約束があるためです。 月末時点で株主になるためには、権利確定日の3営業日前の取引終了時点で株式を保有している必要があります。この優待を受け取るための購入期限のことを、一般に「権利付最終売買日(けんりつきさいしゅうばいばいび)」と呼びます。 関連記事- 権利確定日・権利落ち日とは?株主の権利を理解しよう 欲しい優待だけでなく、「ほかの銘柄と比べてたくさんお金がもらえる」という視点で選ぶ方法もあります。この場合は、株主優待をお金に換算し、配当金も含めて「実質利回り」を計算し、高利回り銘柄に投資します。 家電量販店業界で売り上げ1位、2位を競う『ヤマダ電機(9831)』と『ビックカメラ(3048)』。100株投資した場合は、両社とも買い物優待券が3,000円分もらえます。生活家電は一定のサイクルで買い換えることが多く、「高額な家電を買う際の足しに」と、投資家に人気があります。 ただし、もらえるのは優待券だけでなく、ヤマダ電機は1株あたり年16円、ビックカメラでは年10円の配当金もあります(7月末時点の会社予想)。優待券と配当金を足し合わせ2016年7月末の株式の価格(株価)で計算すると、ヤマダ電機の実質利回りは9%近くに達します。

ヤマダ電機とビックカメラの株主優待+配当金の実質利回り (100株保有した場合で算出、配当金は7月末時点の会社予想)

銘柄(証券コード) 最低投資金額 買い物優待券 配当金 実質利回り
ヤマダ電機(9831) 54,200円 3,000円 1,600円 8.5%
ビックカメラ(3048) 91,800円 3,000円 1,000円 4.4%
たばこや食料品などを手がける『日本たばこ産業・JT(2914)』は、100株で年間2,000円相当の自社製品がもらえます。2016年7月時点では100株買うのに40万円程度必要で、投資金額と比べてあまり魅力的とはいえません。
ですが、配当金を含めると景色は変わります。2016年度は1株あたり128円を予定し、株主優待と配当金を合わせると実質利回りは3.7%です。過去12年連続で配当金が前年を上回っているので、配当金が今後も増え続けるならば、利回りは毎年高くなります。
もし、欲しい株主優待が多く銘柄選びに迷った場合は、配当金も含めた「実質利回り」という考え方で本当にお得な投資先を選んでみてはいかがでしょうか。
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  • 優待可能銘柄が豊富株主優待をメインに取引していますが、やはり取り扱い銘柄数が他社に比べてダントツです。株主優待のクロス取りをしたいなら、ここは外せません。手数料が割高であったり、無料プランがないのは痛いですが、それでもここでしか一般信用取引できない銘柄も多数あります。 満足度:5 株主優待を受け取るには、権利付最終売買日の取引終了時点で株式を保有している必要があります。やや極端ですが、この日だけ株主でいれば優待をもらえます。そのため次の営業日には売る投資家が増え、株価が大きく値下がりし、優待の価値以上に損失を抱えるリスクもあります。 こうした事態を回避する手段が、現物株の買いと信用取引の売りを「同じ株価」で注文する「クロス取引(つなぎ売り)」です。クロス取引した銘柄の株価が2%値下がりした場合、現物株で2%の損になりますが、信用取引の売りでは2%の利益が得られ損益はゼロです。 権利付最終売買日を過ぎれば株式を持つ必要がなく、信用取引で売った分を買って返済し、現物株も手放せば、株価の値下がりによる損失なく優待が受け取れます。「株主優待タダ取りの方法」として、証券会社でも推奨しています。ただし、クロス取引は現物株や信用取引の売買手数料、株の借り先の証券会社に支払う「貸株料(かしかぶりょう)」などのコストが発生します。 信用取引には「一般信用」と「制度信用」の2種類あります。いずれも取引方法は同じですが、借りる銘柄や期限、取引コストなどが違います。制度信用で借りた投資家は、レンタル料として「逆日歩(ぎゃくひぶ)」という追加コストを支払います。金額によっては、優待でもらえる価値以上に損を抱える可能性があり、クロス取引をする投資家は一般信用が中心です。 信用取引については、『株の信用取引とは?』で詳しく解説していますので、参考にしてください。 「優待タダ取り」をするには現物株の買いと、一般信用取引での売りを組み合わせなければいけません。一般信用取引の売りができる銘柄数が圧倒的に多いのが、auカブコム証券です。次いで多いのが松井証券で、約800銘柄を扱っています。(2016年8月時点) auカブコム証券auカブコム証券 現物取引の手数料が安く、信用取引が建玉残高に応じて0円から取引できます。トレーディングツール「kabuステーション」などの取引ツールを豊富に用意。
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