2024年6月QUOカード株主優待利回りランキング! 新設で配当+優待利回り4%超のデュアルタップなど、6月のQUOカード優待全19銘柄の利回り&内容を紹介|株主優待「1月~12月のおすすめ銘柄」2024年|ザイ・オンライン
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【2024年6月版】株主優待で「QUOカード」がもらえる株主優待利回りランキングを公開! 全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待の中でも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」。2024年6月に権利確定する株主優待銘柄の中で「QUOカード」の贈呈を予定しているのは全部で19銘柄だ(継続保有条件のある銘柄を除く)。ここでは、それらを「配当+株主優待利回り」のランキング順に紹介! 最低投資額などの条件も参考にしつつ、自分に合った投資先を探してほしい!
【2024年6月版】株主優待で「QUOカード」がもらえる株主優待利回りランキングを公開! 全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待の中でも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」。2024年6月に権利確定する株主優待銘柄の中で「QUOカード」の贈呈を予定しているのは全部で19銘柄だ(継続保有条件のある銘柄を除く)。ここでは、それらを「配当+株主優待利回り」のランキング順に紹介! 最低投資額などの条件も参考にしつつ、自分に合った投資先を探してほしい! 2024年6月5日公開(2024年6月4日更新) ザイ・オンライン編集部
全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待のなかでも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」だ。
人気がある理由は、幅広い業種の店舗で”金券”として利用でき、利便性が高い点にある。利用可能な店舗は全国約6万店に上り、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店などでも使える。しかも、会計時に1円単位で利用できて、有効期限もないので、株主優待でどれだけ大量にもらっても、利用できずに無駄にしてしまう恐れがない。また、カードタイプで財布に入れておいてもかさばらないため、保管場所に困らないこともメリットと言えるだろう。
一方、株主優待を実施する企業側にもメリットがある。「QUOカード」なら個人投資家からの注目度が高いことに加えて、優待品の配送費を安く抑えられる点も、企業にとっては魅力的。さらに、消費者にとって身近な商品やサービスを扱っていない企業でも、「QUOカード」に会社のロゴや社名をデザインすれば、優待品として採用しやすい。これらの理由で「QUOカード」を優待品に採用する企業は非常に多くなっているのだ。
それでは、「QUOカード」がもらえる多くの株主優待銘柄の中から、何を基準に、どの銘柄を選べばいいのだろうか。なかには、人気アニメのキャラクターなどが描かれた限定デザインのカードを用意している企業もあるが、多くは社名やロゴなどがデザインされているだけなので、まずは「利回り」と「最低投資額」で絞り込むのが順当だ。
そこで、「2024年6月」に基準日を迎える株主優待銘柄のうち、「QUOカード」を優待品としている全19銘柄(継続保有条件のある銘柄を除く)の「1年間でもらえるQUOカードの額面」と「年間配当額」、そして「最低投資額」を調査して、「株主優待利回り」や「配当利回り」を算出。「【2024年6月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を作成した(※データは2024年5月30日時点。「QUOカード」がもらえる銘柄であっても、2024年6月の時点で一定期間以上継続保有していないと、株主優待の対象外になる銘柄はランキングに含めていない)。【※関連記事はこちら!】 ⇒「6月に権利が確定する株」の配当利回りランキング!利回り5.1%のバリューコマース、利回り4.9%で4期連続増配予想のオーナンバなど高配当株50銘柄を紹介
なお、保有株数によって「QUOカード」の額面が変わる銘柄や「QUOカード」以外の優待品を選択できる銘柄、長期保有優遇制度を設けている銘柄については、備考欄に記載している。
この「【2024年6月】QUOカードがもらえる株主優待株利回りランキング」を参考にして、「QUOカード」がもらえる高利回りの株主優待銘柄に投資しよう!【※関連記事はこちら!】 ⇒【6月の株主優待の内容&利回りを調査(2024年版)】「すかいらーく」「アース製薬」などの人気銘柄に加え、「トラストHD」「デュアルタップ」など新設銘柄にも注目
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【2024年6月】「QUOカード」がもらえる株主優待銘柄の株主優待+予想配当利回りランキング! |
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6月に取得できる株主優待で「QUOカード」をもらえるのは全部で19銘柄(保有期間の条件があるものを除く)。そのうち3銘柄は、今回から株主優待を新設していて、1銘柄は今回を最後に株主優待を廃止することを発表済みだ。
まずは「株主優待+配当利回り」の高い順に全19銘柄をチェックしていこう。「株主優待+配当利回り」がもっとも高いのは、今回から株主優待制度を導入したデュアルタップ(3469)の4.07%。19銘柄の中で、唯一利回りが4%を超えている。【※関連記事はこちら!】 ⇒デュアルタップ、株主優待を新設! 6月末時点で100株以上を保有すると「QUOカード」4000円分がもらえることに!
利回り3.91%でランキング第2位になったキッツ(6498)から、利回り3.06%で第7位の山田債権回収管理総合事務所(4351)までは、「株主優待+配当利回り」が3%台。第8位のメディアスホールディングス(3154)から第14位の三東工業社 (1788)までは、利回り2%台となっている。
利回りランキング第15位のユニバーサル園芸社(6061)と第16位のエヌジェイホールディングス(9421)の「株主優待+配当利回り」はともに1%台だ。そして、利回り第17位のマーケットエンタープライズ(3135)、第18位のGenky DrugStores(9267)、第19位のIBJ(6071)は「株主優待+配当利回り」が1%以下で、利回り面での魅力は非常に低いと言えるだろう。
今回から株主優待を新設、あるいは内容を変更した銘柄を改めて確認しておこう。新設したのは、利回りランキング第1位のデュアルタップ、第5位のエリアクエスト(8912)、第17位のマーケットエンタープライズの3銘柄だ。ただし、エリアクエストについては、2018年に一度株主優待を導入しているため、厳密には「新設」というより「再導入」になる。ちなみに、前回は一度実施しただけで、すぐに株主優待を廃止している。【※関連記事はこちら!】 ⇒エリアクエスト、「QUOカード」の株主優待を新設! 1000株以上の保有で3000円分の「QUOカード」がもらえる!
利回りランキング第8位のメディアスホールディングスは、今回から500株以上で6000円分の「QUOカード」がもらえる区分を新設した。100株保有時の「株主優待+配当利回り」は2.79%だが、500株では3.03%にアップする。【※関連記事はこちら!】 ⇒メディアスHD、「QUOカード」の株主優待を拡充! 6月末に100株の保有で1000円分の「QUOカード」がもらえたが、新たに500株で6000円分もらえるように!
また、第9位のコーア商事ホールディングス(9273)は、通常の株主優待に加えて今回のみ創立10周年記念優待も実施する。記念優待の内容は、500株以上で「QUOカード」2000円分。通常の株主優待(200株以上で1000円分)の「株主優待+配当利回り」は2.53%だが、500株以上を保有すると通常(1000円分)+記念優待(500株で2000円分)の利回りは2.68%と、少しだがアップする。【※関連記事はこちら!】 ⇒コーア商事ホールディングス、創立10周年の記念株主優待を実施へ! 2024年6月末時点で500株以上を保有すると2000円分の「QUOカード」がもらえることに!
一方、Genky DrugStoresは今回を最後に株主優待を廃止する。今後は、配当による利益還元に集約するという。【※関連記事はこちら!】 ⇒Genky DrugStores、株主優待を廃止! 2024年6月20日の権利確定分を最後に「QUOカード」の株主優待を廃止し、今後は配当による株主還元に集約することに
1年間にもらえる「QUOカード」の金額は、利回りランキング第1位のデュアルタップがもっとも高い4000円分だ。次に高いのが、第5位のエリアクエストと第15位のユニバーサル園芸社の3000円だが、ユニバーサル園芸社は6月が2000円分、12月は1000円分の「QUOカード」なので、6月のみだと2000円分となる。
年間2000円分の「QUOカード」がもらえるのは、キッツ、ベルパーク(9441)、ビジネスエンジニアリング(4828)、山田債権回収管理総合事務所の4銘柄。ビジネスエンジニアリング以外の3銘柄は6月と12月に1000円分の「QUOカード」だが、ビジネスエンジニアリングは少し変わっていて、3月、6月、9月、12月の年4回、株主優待を実施。それぞれ500円分の「QUOカード」がもらえる。
「QUOカード」に関する長期保有優遇制度を設けているのは、利回りランキング第1位のデュアルタップ、第9位のコーア商事ホールディングス、第11位のプラッツ(7813)など全5銘柄。いずれも1年以上の継続保有で、長期保有優遇制度の特典を得られる。
「QUOカード」を獲得するための必要投資金額も見ておこう。もっとも少ない資金で買えるのは、利回りランキング第16位のエヌジェイホールディングスで6万8700円。必要投資金額10万円以下は全部で6銘柄あり、利回り上位の銘柄では第7位の山田債権回収管理総合事務所が9万8200円となっている。
ここまで見てきてわかるのは、今回から新設されたデュアルタップの優待内容がかなり魅力的なことだろう。利回りの高さに加えて、もらえる「QUOカード」は19銘柄中もっとも高額の4000円分、長期保有優遇制度もある。また、必要投資金額は12万9000円で、それほど高くはなく買いやすい金額となっている。
2024年6月に権利を獲得できる「QUOカード」優待銘柄の中で、 「株主優待+配当利回り」が高い上位3銘柄を詳しく解説!
ここからは、「【2024年6月】QUOカードの優待利回りランキング!」の1~3位までの銘柄について詳しく見ていこう。
「株主優待+配当利回り」が4.07%で利回りランキング第1位となったのは、今年4月8日に株主優待の新設を発表したデュアルタップ(3469)だ。株主優待の内容は、100株以上で4000円分の「QUOカード」。1年以上継続して保有した場合は、1000円分が追加される。
事業は、投資用マンションや中古マンションを扱う不動産販売が中心で、ほかに賃貸物件などの管理や海外不動産の事業も展開している。なお、2024年6月期の通期業績は増収ながらも2ケタの減益を見込んでいる。
■デュアルタップ |
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業種 |
不動産業 |
株価(終値) |
1290円 |
【デュアルタップの最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】 |
※株価などのデータは2024年5月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
利回りランキングの第2位は、総合バルブメーカーとして国内で高いシェアを持つキッツ(6498)で、「株主優待+配当利回り」は3.91%。株主優待は1000株で1000円分、2000株で20000円分、3000株で3000円分の「QUOカード」だ。また、100株以上で自社グループの優待券、1000株以上で北澤美術館のカレンダーがもらえる。カレンダーは、5年以上の継続保有で2点を選択できるようになる。
なお、2024年12月期はわずかながら増収増益を見込んでいる。
■キッツ |
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業種 |
機械 |
株価(終値) |
1099円 |
【キッツの最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】 |
※株価などのデータは2024年5月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
「株主優待+配当利回り」が3.59%で第3位となったのは、ソフトバンクなどの通信事業者から委託されたキャリアショップを運営しているベルパーク(9441)だ。株主優待では、100株以上で1000円分の「QUOカード」を6月と12月の年2回もらえる。しかも、グループ会社の結婚相談所であるベルブライドの入会金・登録料が無料になる株主優待券も100株以上で1枚もらえる。
なお、2024年12月期の通期業績は、減収ながらも増益を見込んでいて、前期比1円の増配も予定している。
■ベルパーク |
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業種 |
情報・通信業 |
株価(終値) |
1779円 |
【ベルパークの最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】 |
※株価などのデータは2024年5月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
以上、2024年6月の株主優待で「QUOカード」がもらえる「株主優待+配当利回りランキング」の上位3銘柄を紹介した。
6月の「QUOカード」優待株は、利回り3%超が7銘柄、長期保有の優遇制度がある株が5銘柄、10万円以下で買える株が6銘柄と、バラエティに富んでいる。しかも、今回から3銘柄が株主優待を新設。利回りや優待内容はもちろん、業績や株価動向などもよく確認した上で、気になる銘柄を絞り込もう! (構成・文/肥後紀子)【※関連記事はこちら!】 ⇒「6月に権利が確定する株」の配当利回りランキング!利回り5.1%のバリューコマース、利回り4.9%で4期連続増配予想のオーナンバなど高配当株50銘柄を紹介 ⇒【6月の株主優待の内容&利回りを調査(2024年版)】「すかいらーく」「アース製薬」などの人気銘柄に加え、「トラストHD」「デュアルタップ」など新設銘柄にも注目
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【関連記事】◆マネックス証券は「マネックスカード」での積立投資で1.1%分のポイントが貯まってお得! クレジットカードを利用して、投資信託を積立投資する方法を解説!◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【関連記事】◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは?◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス |
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【関連記事】◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった!◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
【SBIグループに入ってIPO取扱数も急増!】 |
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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