目指せ株主優待生活!仔馬の優待生活さんの「ほったらかし戦法」に迫る
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2023/08/11 09:00:00 by 美人のマネ活編集部
この記事のライター:仔馬の優待生活
投資をしない人でも「株主優待」という言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか。仔馬の優待生活さんは、自社商品や自社優待券がもらえる優待銘柄を中心に100銘柄を長期保有し、日常生活でさまざまなメリットを享受している、いわば株主優待の達人。実際に日々どんな生活をされていて、資産運用の成果はどうなのか、お話を伺います。
高配当株を持ち続けるほったらかし戦法
マネ活編集部:仔馬の優待生活さんはお名前の通り、株主優待を活用されていらっしゃると思いますが、実際にどのような活動をされているのか教えてください。仔馬:兼業投資家として、優待生活を目指した活動をしています。自社商品や自社優待券を出している優待銘柄を中心に100銘柄ほどを中長期で保有しています。それに加えて、最近では少額で始められる端株取引にも取り組んでいます。また、2018年からは不動産投資やふるさと納税も始めました。不動産投資のローンや税金の支払いなどを配当金でまかないつつ、最近はポイ活にも力を入れています。 投資方針は「ほったらかし戦法」です。目先の含み損は気にせず、着実に積み上げていく手法です。定期的にポートフォリオの見直しはしますが、基本的に買った株はそのまま持ち続けます。マネ活編集部:具体的な手法について教えてください。仔馬:例えば、端株投資ではポイ活で貯めたポイントを交換し、高配当銘柄や割安感のあるものを中心に購入していきます。端株投資を続け、最終的には単元株にすることを視野に入れながら、端株を買い増していく方針で買い進めています。端株投資を始めたのは2年ほど前で、1,300銘柄ほど持っています。 端株投資のメリットは手軽に買えるということ。端株は数百円で買えるものもあるので初心者の方にもおすすめです。単元株ですと一般的には10万円を超えてきますし、購入するタイミングをはかるのが難しいですが、端株なら少額からコツコツと積み上げていけるところが魅力です。株を定期的に一定金額購入することで、平均購入単価を抑えることが期待できるドルコスト平均法のようなイメージですね。 現在の端株も含めた保有銘柄は1,400ほどです。そのため、3月など企業の決算が多い時期は郵便が山のようになります(笑)。1日に100通ぐらいの郵便が来る日が続くのでチェックするだけで大変です。 ほかには、楽天銀行の配当金受取プログラムも活用しています。このプログラムでは、通常の配当金に加えて、株式配当金1件の受け取りにつき10円の現金を獲得できます。目先の株価よりも配当に重きを置いているので、ほったらかし戦法で端株を買い進めています。マネ活編集部:株式の投資初心者はどのように銘柄を選べばいいでしょうか?仔馬:端株の場合は1株500円以下、連続して配当を出していて、かつ中間・期末で配当している銘柄をおすすめします。もちろん、財務状況も重要です。株主にきちんと還元しているのか、会社がその期の純利益のうち、どのくらい配当金を支払ったかを表す配当性向が何%なのかなど、そういった情報をチェックしながら選ぶといいですね。 このような情報を調べる際、私はメインにしている楽天証券を使っています。アプリも見やすいので活用しつつ、四季報もチェックしています。決算報告書からは、株主への還元に対する姿勢やビジネスモデルが今後数年、数十年と成長していくのかを読み取るようにしています。
優待とポイ活で三重取り。生活必需品も優待で賄う
マネ活編集部:優待銘柄を長期保有するメリットについて教えてください。仔馬:一定期間保有し続けることで、優待内容がよくなっていく銘柄もあります。これは、長期的に株を保有してくれる個人投資家を増やすのが目的で、保有年数に応じて優待内容が上乗せされるものや、別の商品を追加で付与してくれるところもあります。こういったところを中心に買い進めながら、基本的には生活必需品や日用品、生活雑貨などを中心に優待でいただいて、家計の支出を抑えるようにしています。 特に私が重きを置いているのは、優待券をどうやったらお得に活用できるかです。普通に優待券を使うだけではもったいないので、ポイ活も絡めています。ポイントのキャンペーンや、キャッシュレス決済の還元キャンペーンなどを駆使して、ポイントの二重取り、三重取りをしながら優待券を消化しています。マネ活編集部:優待銘柄をどのようにして選んでいるのか教えてください。仔馬:株式投資をしていない人だと、必要なものがあったら自分でお店やネットで買おうとすると思います。しかし、優待投資をしていると企業から(優待で)もらえないかなという発想になります。株を保有しているだけで年に1回、多いところだと4回も自社商品を送ってきてくれます。 例えば、ダイショーや理研ビタミンのような食品メーカーですと、塩やコショウ、ドレッシングなどをもらえます。新製品を送ってくれるところもあるので、自分が普段は買わないような商品を試したり、家族で楽しめたりするのがいいですね。家族に日常的に使うものや欲しいものを聞いて、優待で賄えないかを調べます。普段、お店で買っているものが優待にあれば、株式の購入を検討します。
- 家計管理・マネー
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