カフェの株主優待で一番オトクなのはどこ?10銘柄ランキング OKANE

カフェの株主優待で一番オトクなのはどこ?10銘柄ランキング   OKANE

カフェやコーヒーチェーンを展開する上場企業の株主優待を徹底比較!一番お得な株主優待を実施しているのはどの企業!? 2022年4月19日2022年5月19日

まずはカフェの優待券・割引券がもらえる株主優待株10銘柄の優待利回りランキングを一覧で見てみましょう。

ランキング一覧のあとに、各銘柄の詳しい優待内容を解説していきます。

※3月11日の終値をもとに作成しています

順位 株主優待情報 優待利回り
1位 すかいらーくホールディングス(3197)株主優待:優待カード年4,000円分権利確定月:6月/12月 2.59%
2位 日本マクドナルドホールディングス(2702)株主優待:優待食事券1冊×年2回権利確定月:6月/12月 2.3%※1:推定値
3位 バルニバービ(3418)株主優待:食事券1,000円相当×年2回権利確定月:1月/7月 1.9%
4位 東和フードサービス(3329)株主優待:食事券500円分×年5枚権利確定月:4月/10月 1.68%
5位 サンマルクホールディングス(3395)株主優待:サンマルク優待カード(20%割引)権利確定月:3月 1.58%※2推定値
6位 銀座ルノアール(9853)株主優待:優待券1,000円分権利確定月:3月 1.20%
7位 コメダホールディングス(3543)株主優待:プリペイドカード1,000円チャージ×年2回権利確定月:2月/8月 0.9%
8位 サイゼリヤ(7581)株主優待:500円のお食事券2000円分権利確定月:8月 0.85%
9位 モスフードサービス(8153)株主優待:優待券500円×4枚権利確定月:3月/9月 0.66%
10位 ドトール・日レスホールディングス(3087)株主優待:優待カード1,000円分権利確定月:2月 0.66%

※1:1冊あたり6,000円分として計算

※2:毎月1,000分の飲食をした場合の割引額から計算

1位:すかいらーくホールディングス(3197)

画像引用:日本マクドナルドホールディングス 個人投資家の皆様へ

◇優待利回り:2.3%(推定値)

・権利確定月:6月末日/12月末日

・株主優待内容:優待食事券

・優待対象者:100株以上

言わずと知れたハンバーガーチェーンのマクドナルドですが、最近はコーヒーやカフェラテなどのカフェメニューも充実しています。

全国各地に店舗があるので、食事のほか休憩や仕事目的で利用する方も多いのではないでしょうか。

100株以上の株主は、バーガー・サイドメニュー・ドリンク引換が各6枚1セットになった優待食事券を1冊もらえてお得です。

300株以上では3冊、500株以上では5冊の優待食事券を受け取れます。

3位:バルニバービ(3418)

・優待利回り:1.9%

・権利確定月:7月末日/1月末日

・株主優待内容:食事券1,000円相当

・優待対象者:100株以上

バルニバービは「GOOD MORNING CAFE」など、カフェやその他さまざまな飲食店を運営している企業です。

100株の株主は、年2回1,000円相当の食事券をもらえます。

200株以上の株主優待は以下のとおりです。

200株以上 ①②のいずれか ①食事券2,000円相当 ②オリジナル商品
2500株以上 ①②のいずれか+③ ①食事券2,000円相当 ②オリジナル商品 ③応募式抽選会への参加権(当選外の場合は500円の電子クーポン)
2600株以上 ①②のいずれか+③ ①食事券4,000円相当 ②オリジナル商品 ③応募式抽選会への参加権(当選外の場合は500円の電子クーポン)

さらに、継続保有期間と保有株数に応じたステイタスのメンバーズカードも発行されます。

メンバーズカードを提示すると、飲食代の割引(3~10%)やコース料金の割引、花火大会特別鑑賞席優先予約などの特典を受けられお得です。

画像引用:バルニバービ長期保有株主様へ

4位:東和フードサービス(3329)

◇優待利回り:1.68%

・権利確定月:4月末日/10月末日

・株主優待内容:優待食事券

・優待対象者:100株以上

東和フードサービスは「椿屋珈琲」「椿屋カフェ」「ダッキーダック」などのカフェを展開する企業です。

またカフェのほかに「イタリアンダイニングDoNA」や、お好み焼きの「ぱすたかん」なども運営しています。

100株以上の株主は、保有株数に応じた枚数の500円分優待食事券を受け取れます。

4月末 10月末 合計
100株以上 3枚 2枚 5枚 2,500円分
200株以上 4枚 3枚 7枚 3,500円分
400株以上 7枚 7枚 14枚 7,000円分
800株以上 14枚 14枚 28枚 14,000円分
2,400株以上 24枚 24枚 48枚 24,000円分
4,000株以上 36枚 36枚 72枚 36,000円分

100株保有でも2,500円分の優待食事券がもらえてお得なのですが、店舗が関東近郊にしかなく、それ以外の地域在住の方にはメリットが薄いのが玉にキズです。

5位:サンマルクホールディングス(3395)

◇優待利回り:1.58%(推定値)

・権利確定月:3月末日

・株主優待内容:サンマルク株主優待カード

・優待対象者:100株以上

サンマルク株主優待カードを提示すると、下記の自社グループ直営店およびフランチャイズ店全店にて、飲食料金が10~20%割引となります。(販売コーナー商品は対象外)

ベーカリーレストラン・サンマルク 20%
サンマルクカフェ
ベーカリーレストラン・バケット
BISTRO309
ブレッドガーデン
生麺工房鎌倉パスタ
広東炒飯店
石焼ごはん倶楽部
石焼炒飯店
台湾小籠包
オリーブチャオ
神戸元町ドリア
倉式珈琲店
すし処函館市場 10%

サンマルクホールディングスは、コーヒーチェーンの「サンマルクカフェ」を全国展開しており、それ以外にも「生麺工房鎌倉パスタ」などさまざまな業態の店舗を持っています。

例えば、サンマルクカフェのブレンドコーヒーMサイズは290円なので、株主優待カードを提示すると1杯あたり58円の割引となります。

しかも同伴者がいる場合も、一括で支払えば割引適用になるのです。

サンマルク株主優待カードの有効期限は毎年7月1日~翌年6月末日で、有効期間中は何回でも割引を受けられます。

利用するほどお得になるので、サンマルクカフェをはじめとするサンマルク系列の店舗をよく使う方にとって、かなりお得な株主優待といえるでしょう。

6位:銀座ルノアール(9853)

画像引用:ルノアール 株主様ご優待のお知らせ

◇優待利回り:1.20%

・権利確定月:3月末日

・株主優待内容:優待券1,000円分

・優待対象者:100株以上

銀座ルノアールは「喫茶店ルノアール」や「ミヤマ珈琲」などを東京近郊中心に展開する企業です。

100株で1,000円分の優待券をもらえますが、500株以上になると優待券の金額はさらにアップします。

・500株以上:優待券5,000円分

・1,000株以上:優待券10,000円分+3,500円相当オリジナルアイスコーヒーセット

7位:コメダホールディングス(3543)

◇優待利回り:0.9%

・権利確定月:2月末日/8月末日

・株主優待内容:プリペイドカード「KOMECA」に1,000円分チャージ(一部店舗を除く、全国のコメダ直営店・FC店で利用可能)

・優待対象者:100株以上

コメダホールディングスは「珈琲所コメダ珈琲店」を全国展開する企業です。

100株を保有すると、年2回プリペイドカードに1,000円分がチャージされます。

年間で2,000円分の株主優待をもらえるのは嬉しいポイントですね。

8位:サイゼリヤ(7581)

◇優待利回り:0.85%

・権利確定月:8月末日

・株主優待内容:500円のお食事券2000円分

・優待対象者:100株以上

サイゼリヤは全国でイタリアンのファミリーレストランを展開しています。

100株で2,000円分のお食事券がもらえます。

9位:モスフードサービス(8153)

◇優待利回り:0.66%

・権利確定月:3月末日/9月末日

・株主優待内容:優待券

・優待対象者:100株以上

モスフードサービスは「モスバーガー」を全国展開しています。

ハンバーガーのほかドリンク・デザートメニューもあり、店舗によっては無料Wi-Fiも飛んでいるので、カフェとして利用される方も多いのではないでしょうか。

100株以上の株主は、モスグループ店舗で使える優待券をもらえます。

100株以上 年間2,000円分(500円×2枚×年2回)
300株以上 年間6,000円分(500円×6枚×年2回)
500株以上 年間10,000円分(500円×10枚×年2回)
1,000株以上 年間20,000円分(500円×20枚×年2回)

またモスフードサービスはダスキンと資本・業務提携しているため、「ミスタードーナツ」の各店舗(一部店舗を除く)でも優待券を使える点がポイントです。

10位:ドトール・日レスホールディングス(3087)

◇優待利回り:0.66%

・権利確定月:2月末日

・株主優待内容:株主優待カード

・優待対象者:100株以上

ドトール・日レスホールディングスは「ドトールコーヒーショップ」「エクセルシオールカフェ」を展開する企業です。

100株で1,000円分、300株以上で3,000円分、500株以上で5,000円分の株主優待カードをもらえ、全国のドトール・エクセルシオールカフェ各店舗の支払いに利用できます。

ドトールやエクセルシオールカフェは全国にあるので、優待を使いやすいのがメリットですね。

株主優待をもらうために必要な投資額

ランキングに挙げた10銘柄の株主優待をもらうには、どのくらいの投資額が必要なのでしょうか。

株価は日々変動しますが、2022年5月19日の終値をもとに計算し、投資額の低い順に見てみましょう。

1位:銀座ルノアール(9853)

・2022年5月18日時点終値:815円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:81,500円

2位:バルニバービ(3418)

・2022年5月18日時点終値:1,021円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:102,100円

3位:東和フードサービス(3329)

・2022年5月19日時点終値:1,481円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:148,100円

4位:ドトール・日レスホールディングス(3087)

・2022年5月19日時点終値:1,514円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:151,400円

5位:サンマルクホールディングス(3395)

・2022年5月19日時点終値:1,515円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:151,500円

6位:すかいらーくホールディングス(3197)

・2022年5月19日時点終値:1,541円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:154,100円

7位:コメダホールディングス(3543)

・2022年5月19日時点終値:2,212円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:221,200円

8位:サイゼリヤ(7581)

・2022年5月19日時点2,325円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:232,500円

9位:モスフードサービス(8153)

・2022年5月19日時点終値:3,005円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:300,500円

10位:日本マクドナルドホールディングス(2702)

・2022年5月19日時点終値:5,140円(現在の株価はこちら)

・株主優待をもらうために必要な株数:100株

・最低必要投資額:514,000円

カフェの株主優待10銘柄|配当利回りランキング

よりお得な銘柄を狙うなら、株主優待だけでなく配当利回りもチェックしたいところです。

最後に、カフェの優待券・割引券がもらえる株主優待株10銘柄を配当利回り順に見ていきましょう。

1位:サンマルクホールディングス(3395)

◇1株あたり配当金

・2022年3月期実績:44円(中間配当22円・期末配当22円)

・2021年3月期実績:44円(中間配当22円・期末配当22円)

◇予想配当利回り:2.90%

2位:コメダホールディングス(3543)

◇1株あたり配当金

2022年2月期実績:51円(中間配当25円・期末配当26円)

2021年2月期実績:39円(中間配当18円・期末配当21円)

◇予想配当利回り:2.3%

3位:ドトール・日レスホールディングス(3087)

◇1株あたり配当金

・2022年2月期実績:26円(中間配当12円・期末配当14円)

・2021年2月期実績:24円(中間配当12円・期末配当12円)

◇予想配当利回り:1.7%

4位:モスフードサービス(8153)

◇1株あたり配当金

・2022年3月期実績:28円(中間配当12円・期末配当16円)

・2021年3月期実績:22円(中間配当11円・期末配当11円)

◇予想配当利回り:0.93%

6位:日本マクドナルドホールディングス(2702)

◇1株あたり配当金

・2022年12月期予想:39円(中間配当0円・期末配当39円)

・2021年12月期実績:39円(中間配当0円・期末配当39円)

◇予想配当利回り:0.80%

7位:バルニバービ(3418)

◇1株あたり配当金

・2022年7月期予想:7.5円(中間配当2.5円・期末配当5円)

・2021年7月期実績:7.5円(中間配当2.5円・期末配当5円)

◇予想配当利回り:0.80%

8位:すかいらーくホールディングス(3197)

◇1株あたり配当金

・2022年12月期予想:6円(中間配当0円・期末配当6円)

・2021年12月期実績:12円(中間配当0円・期末配当12円)

◇予想配当利回り:0.39%

9位:銀座ルノアール(9853)

◇1株あたり配当金

・2022年3月期予想:3円(中間配当0円・期末配当3円)

・2021年3月期実績:0円

◇予想配当利回り:0.36%

10位:東和フードサービス(3329)

◇1株あたり配当金

・2022年4月期予想:4.5円(中間配当0円・期末配当4.5円)

・2021年4月期実績:6円(中間配当3円・期末配当3円)

◇予想配当利回り:0.31%

まとめ:株主優待・必要投資額・配当利回りを参考にカフェ銘柄を選ぼう

株式はじめまとめると、カフェの株主優待株でお得なのはどこ?

にゃんこ先生株主優待利回り・必要投資額・配当利回りの各ランキング上位をおさらいするにゃん ◇株主優待利回りTOP3

・1位:すかいらーくホールディングス(3197) 2.61%

・2位:日本マクドナルドホールディングス(2702) 2.45%(推定値)

・3位:バルニバービ(3418)1.9%

◇必要投資額(低い順)TOP3

・1位:銀座ルノアール(9853) 81,500円

・2位:バルニバービ(3418) 102,100円

・3位:東和フードサービス(2180) 141,600円

◇配当利回りTOP3

・1位:サンマルクホールディングス(3395) 2.80%

・2位:コメダホールディングス(3543) 2.51%

・3位:ドトール・日レスホールディングス(3087) 1.57%

カフェの株主優待がもらえる銘柄を選ぶときは、この記事で紹介したランキングも参考にしてみてください。

また資金を投じる前に、必ず最新のマーケット情報を確認しましょう。

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