6月末に株主優待の権利が確定する銘柄には、ファミレスや焼肉など、大人も子供も楽しめる人気の飲食チェーン店の食事券をもらえるものがあります。なおいずれの銘柄も、権…

2024/06/06 07:15

6月末に株主優待の権利が確定する銘柄には、ファミレスや焼肉など、大人も子供も楽しめる人気の飲食チェーン店の食事券をもらえるものがあります。なおいずれの銘柄も、権利付き最終日は6月26日（水）です（文中株価は6月3日終値、最低投資価格は1単元100株）。

■すかいらーく──ファミレス・和食・しゃぶしゃぶなどで使える・2000円分

すかいらーく （株価2252円、最低投資額22万5200円）の株主は系列のレストランの食事に使える優待カードをもらえます。ファミリーレストラン「ガスト」のほか、和食「夢庵」、中華「バーミヤン」、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ葉」などでも使えます。

金額は保有株式数によって違いますが、優待をもらうのに最低限必要な100株の場合は、年間4000円分（6月末確定分は2000円）です。

優待カードは500円単位で使えるもので、他のクーポンや割引券と併用できます。宅配サービスには使えません。

■物語コーポレーション──焼肉きんぐや丸源ラーメンなどの食事券・3500円分

「焼肉きんぐ」、「丸源ラーメン」などで使える食事券がもらえるのが、物語コーポレーション （株価3515円、最低投資額35万1500円）。株式を100株以上持っていると、年間7000円分（6月末に確定分は3500円分）もらえます。

焼肉きんぐは、子連れにも人気のお店で、未就学児は食べ放題が無料、子供向け子様メニューが充実しているだけでなく、子供用のドリンクには倒れても大丈夫なように蓋がついているなど、細かな配慮もされています。

■ブロンコビリー──魚沼産コシヒカリとも交換できる食事券・2000円分

ステーキハウスの「ブロンコビリー」やとんかつ店「かつひろ」で使えるブロンコビリー （株価4075円、最低投資額40万7500円） の優待食事券は、100株持っていれば年間4000円分（6月末に確定分は2000円）もらえます。

なお200株以上持っている場合は、食事券を魚沼産コシヒカリと交換できます。

■6月の人気の外食優待銘柄といえばマックがあるが……？

なお、6月末に優待権利確定となる人気銘柄に日本マクドナルドホールディングス （株価6440円、最低投資額64万4000円）がありますが、2023年12月権利確定分以降、株主優待をもらうためには1年以上の継続保有が必要となっています。

これから買っても、優待の権利が確定するのは2025年の6月末になります。

文・浜崎遥翔（フリーライター） 編集・dメニューマネー編集部

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