10万円未満で買える!人気の「3月株主優待銘柄」|SBI証券 投資情報メディア

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優待権利確定月

2月相場が終わりました。日経平均株価・月足終値は39166円19銭と過去最高値を更新し、1月+8.4%、2月+7.9%と続伸しました。日本における企業改革の進展や、業績拡大に対する期待が高まりつつあります。日銀がマイナス金利を解除しても、...

2月相場が終わりました。日経平均株価・月足終値は39,166円19銭と過去最高値を更新し、1月+8.4%、2月+7.9%と続伸しました。日本における企業改革の進展や、業績拡大に対する期待が高まりつつあります。日銀がマイナス金利を解除しても、… 10万円未満で買える!人気の「3月株主優待銘柄」

投資情報部 鈴木英之/栗本奈緒実

2024/03/01

2月相場が終わりました。日経平均株価・月足終値は39,166円19銭と過去最高値を更新し、1月+8.4%、2月+7.9%と続伸しました。日本における企業改革の進展や、業績拡大に対する期待が高まりつつあります。日銀がマイナス金利を解除しても、緩和的金融政策が続きそうなこと、米経済が堅調なこと等を背景に、外為市場が円安・ドル高水準で安定したことも追い風でした。

月の前半が決算発表シーズンだったこともあり、フジクラ(5803)など好決算銘柄が上昇しました。ソフトバンクグループも四半期(3ヵ月)で黒字転換したことが好感されました。2/21(水)に米エヌビディアが好決算を発表し、東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)他、半導体関連株が物色の柱となりました。

好調な日本株ですが、日経平均株価の年初来上昇率が17%に達したこと、RSI(相対力指数)など一部テクニカル指標が過熱感を示し始めたことから、短期的には波乱となる余地も出てきました。その分、3月相場は、注意深いスタンスで臨みたいところです。

ただ、注意を要する投資環境だからこそ、堅実に配当や株主優待の権利を確保し、パフォーマンスの向上を図りたいところです。そこで今回の「日本株投資戦略」では、3月株主優待銘柄についてチェックを行ってみました。3月末に株主優待の権利が確定する会社数は792社(SBI証券株主優待検索ページ参照)あり、月別では最多となっています。株主優待に強く関心をもつ投資家であれば、3月は非常に重要な月と考えられます。今回は10万円未満で株主優待の権利を確保できる銘柄に絞ってみました。

ご紹介する3月株主優待銘柄のスクリーニング条件は以下の通りです。

(1)東証上場銘柄(2)3月に株主優待の権利確定を予定している銘柄(3)株主優待の権利を確定するのに必要な最低投資金額が10万円(株価が1,000円未満)(4)株主優待の権利を確保するための最低投資単位が100株(5)株主優待の権利を確保するための最低保有期間の条件がない(6)直近四半期(3ヵ月)の営業利益が黒字(7)信用取引規制が実施されていない(2/29時点)(8)「継続企業の前提」に疑義、または不確実性が生じていない(9)2/28(水)まで過去20営業日の1営業日当たり平均出来高が2万株以上(10)SBI証券株主優待検索ページで、閲覧回数の多い上位100銘柄以内(2/27時点)

すべての条件を満たす銘柄をSBI証券株主優待検索ページで、閲覧回数の多い順に並べたものが下の図表です。なお、「3月に権利が確定する株主優待銘柄」のほとんどが3/27(水)を権利付最終日としています。この場合、3/28(木)の権利落ち日以降に買い付けができても、配当および株主優待の権利を確保することはできませんので、ご注意ください。

また、権利付最終日に優待実施銘柄を買い、権利落ち日に売ることで、効率良く株主優待の権利獲得を考える投資家の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで注意すべき点は、買い付ける時の株価が予想外に高くなったり、売る時の株価が予想外に安くなったりなど、相当額の売却損がでてしまうケースです。配当取りも同様で、権利落ち日には配当実施分だけ株価が下がることが多くなっています。ノーコスト・ノーリスクで株主優待や配当を享受することは難しいでしょう。

それでも、コストやリスクを軽減して、株主優待の権利を確保する方法はあります。ひとつは、複数銘柄に投資をし、リスク分散を図る方法です。今回は、株主優待の権利確定に必要な最低金額を10万円(→スクリーニング条件に追加)としましたので、資金100万円でも、最低10銘柄以上投資可能ですから、ある程度の分散投資ができる計算です。

■図表 10万円未満で買える!人気の「3月株主優待銘柄」

取引 チャート ポートフォリオ コード 銘柄名 終値(円) 【2/28】 予想3月期末 1株当配当 優待獲得最低株数での優待内容の概要
9380 9380 9380 9380 東海運 296 3.0 社会貢献寄付金付QUOカード500円相当
9831 9831 9831 9831 ヤマダホールディングス 432 - 優待割引券(500円)×1枚
8864 8864 8864 8864 空港施設 611 7.0 自社グループ会社運営レストラン食事券(2,500円)
9997 9997 9997 9997 ベルーナ 621 10.25 通信販売優待券またはネット専用優待ポイントまたは自社取扱商品(1,000円相当)他
4691 4691 4691 4691 ワシントンホテル 847 10.0 「ワシントンホテルプラザ」・「R&Bホテル」株主優待券(20%割引)4枚
7201 7201 7201 7201 日産自動車 588 10.0 新車購入時特典(5,000円相当のデジタルカタログギフト)
9405 9405 9405 9405 朝日放送グループホールディングス 689 6.0 オリジナル・QUOカード500円相当
4977 4977 4977 4977 新田ゼラチン 687 8.0 自社商品(健康食品等)1,000円相当
3598 3598 3598 3598 山喜 170 - 自社グループ直営店およびインターネットショッピングサイトで利用可能な優待券1,000円相当
9788 9788 9788 9788 ナック 531 16.0 自社グループ会社商品
4680 4680 4680 4680 ラウンドワン 691 3.5 割引券(500円)×1枚および「健康ボウリング教室・レッスン」優待券×1枚
3835 3835 3835 3835 eBASE 774 7.2 QUOカード500円相当
8207 8207 8207 8207 テンアライド 317 - 株主優待飲食券(500円)×2枚
7294 7294 7294 7294 ヨロズ 936 13.0 商品またはQUOカード1,000円相当
3542 3542 3542 3542 ベガコーポレーション 960 10.0 自社運営サイト割引クーポン(20%割引)およびQUOカード1,000円相当
6186 6186 6186 6186 一蔵 587 28.0 「優待券」、「3,000円相当のチャペルコンサート・ディナー割引券」他から選択
7875 7875 7875 7875 竹田iPホールディングス 953 14.0 QUOカード1,000円相当
3232 3232 3232 3232 三重交通グループホールディングス 606 6.0 「ハンズ」買物割引カード(5%割引)×1枚他
8281 8281 8281 8281 ゼビオホールディングス 990 15.0 優待券(20%割引)×1枚、および同(10%割引)×4枚
9990 9990 9990 9990 サックスバー ホールディングス 917 30.0 2,000円相当の割引券1枚
8005 8005 8005 8005 スクロール 936 18.0 株主優待ポイント(1,000円相当)付与
9475 9475 9475 9475 昭文社 ホールディングス 365 - 自社出版物
  • ※会社公表データ、SBI証券株主優待検索ページを参考にSBI証券が作成。
  • ※スクリーニングの結果、すべての銘柄が3月決算銘柄で、権利付最終日は3/27(水)となっています。
  • ※予想3月期末1株当配当は、会社予想ベースの期末1株配当を示し、「-」は同配当計画が無配、または未定であることを示しています。
  • ※ヤマダホールディングス(9831)の24.3期は配当計画は未定ですが、直近は配当実施が継続(23.3期は1株12円)しています。
  • ※「優待獲得最低株数での優待内容の概要」は、優待獲得最低株数を保有時の株主優待の内容についてその概要を示しており、すべてを示していないこともありますので、ご注意ください。また、保有株数により、株主優待の内容が異なることもありますので、ご注意ください。

■空港施設(8864)~ 羽田空港を中心に、多様な施設を賃貸

主力の「不動産事業」ではおもに、羽田空港を拠点に国内の空港において多目的総合ビル、格納庫、整備場など様々な施設を建設し、航空会社や同関連会社に賃貸しています。その他「熱供給事業」や「給排水運営その他事業」に展開しています。日本航空(9201)やANAホールディングス(9202)が大株主(保有比率はそれぞれ21%ずつ)になっています。

24.3期3Q(累計)は、売上高194億円(前年同期比2%増)、営業利益29億円(同12%増)と増収増益でした。不動産事業では複数購入した事務所ビルの賃貸料が増えた他、経済活動の活発化で変動賃料が貢献したこと等が貢献しました。24.3通期では売上高260億円(前期比2%増)、営業利益27億円(同10%増)が会社計画。営業利益の進捗率は100%を超え、業績上振れの可能性が膨らんでいます。1株配当は中間期末7円に続き、期末も7円、通期で14円(2/29終値607円に対する予想配当利回りは2.3%)を計画しています。

3/27(水)時点で100株以上499株以下を保有する投資家に対し、グループ会社が運営するレストラン「ブルーコーナーUC店」(※)で利用できる食事券(2,500円相当)が1枚贈呈される計画です。また、500株以上保有では同食事券が2枚贈呈される計画です。

※羽田空港の新整備場地区で、平日限定で営業している「飛行機が見えるレストラン」です。

■ナック(9788)~ ダスキンや宅配水など多様な事業を展開。ヒット製品の化粧品が優待予定

1971年、ダスキンのフランチャイズ加盟店として創業した企業です。

現在は、5つの事業を展開。宅配水を取り扱うクリクラ事業(23.3期売上高構成比26%)、モップ・マットなどのダストコントロール商品や害虫駆除器のレンタル・販売を行うレンタル事業(同33%)、ビルダー・工務店向けにノウハウの提供などを行う建築コンサルティング事業(同12%)、注文住宅の建築請負等の住宅事業(同18%)、化粧品や医薬部外品等の自社ブランド及び受託製造(OEM・ODM)も行う美容・健康事業(同12%)があります。※小数点以下四捨五入の関係で、合計100にはなっておりません。

3月末に株式を保有の方に、自社化粧品ブランド「MACCHIA LABEL(マキアレイベル)」から、ヒット製品の優待を実施予定です。

▷100株以上300株未満①薬用マイクロバブルローション(100ml)

▷300株以上500株未満①薬用マイクロバブルローション(100ml)、②マイクロバブルフォーム(140ml)

▷500株以上①薬用マイクロバブルローション(100ml)、②マイクロバブルフォーム(140ml)、③マイクロバブルパック&セラム(35g)

薬用マイクロバブルローションは、公式サイトでの販売価格は4,750円です。振ることでファインバブル※を発生させる攪拌ボールを使用した日本初の化粧水で、シワ改善や美白効果などが期待されます。ちょうど紫外線が気になる7月上旬より、順次発送予定です。※ファインバブル:超微細の泡。ファインバブルを発生させるシャワーヘッドなどが有名です。化粧水の場合、浸透力アップの効果が期待されています。

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