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■「ギャンブル」とは無縁。不況にも強い配当株投資配当株投資とは、株を保有していることで、その企業が利益の中から株主に分配する「配当金」によって利益を得る……という投資法です。株式投資というと、切った張ったの派手なマネーゲームを連想する人もいるかもしれませんが、配当株投資はそうしたギャンブル的な要素とは無縁な存在です。10万円を投資しても、それが明日には100万円に化けることは期待できませんが、着実に配当金を積み上げていけば、やがて100万円の利益を手にする日がやってきます。その間、株価の動向に一喜一憂する必要はなく、仕事の合い間などに忙しなく株を売買する必要もないのが、この配当株投資の一番の利点です。稼ぐ力があり、株主に対してきちんと利益を還元する企業に投資して、配当金が積み上がっていくのを淡々と楽しむ……。これが配当株投資の本質であり、無謀な株の売り買いを繰り返さなくても、十分に恩恵を受けることができるのです。■ 配当株投資のポイントやノウハウをしっかり深掘り配当株投資には、成功のための秘策や裏ワザはありません。大事なポイントは、・できるだけ早く始めること・きちんと投資先を選んで株を取得すること・一時的な株価の動きに動揺せず、前向きに株数を増やし続けることにあります。難しく考える必要はなく、基本さえマスターすれば、誰にでもできることです。本書では、初心者にはわかりやすく、株式投資を始めている方には新たな発見をしていただくために、配当株投資の持ち味とノウハウを徹底的に深掘りしてお伝えします。■「はじめに」より一部抜粋子供の頃に雪ダルマを作った経験がある方ならご存じでしょうが、大きな雪ダルマも、最初はゴルフボールくらいの小さな雪玉から始まります。配当株投資も同様で、最初に10万円を投じて株を買っても、1年目に得られる配当金は3000円くらいだと思います。それが積み上がって100万円を投資できるようになれば、毎年3万円くらいの配当金が得られるようになります。核の部分がしっかりしていれば、雪ダルマと同じように、そう簡単に崩れてしまう心配はありません。私はこうして得られる利益を「配当金ダルマ」と呼んでいます。投資金額が1000万円に到達すれば、配当金ダルマの成長スピードが一気に急加速することになります。ゴルフボールくらいの雪玉をコロコロと転がしていくと、次第に表面積が増してきて、ある段階に来ると、急に変速ギアを入れたように大きくなるスピードが速くなりますが、あの瞬間と同じことが起こるのです。詳しい計算方法は本文でお伝えしますが、毎年10%の増配があれば、100万円の配当金が、およそ7年後には2倍の200万円になります。15%の増配が続けば、わずか5年で200万円に到達できるのです。ある程度まで配当金ダルマが大きくすれば、自重でドンドンと転がるようになり、大きく成長することになります。本書では、コツコツと配当金ダルマを育てていくことで、投資金額1000万円、増配率10%を実現するための取り組み方を詳解していきます。■ 本書の構成第1章 半永久的に「配当金」が入ってくる最高の投資法第2章 3万円⇒12万円⇒100万円 配当金を計画的に増やす3ステップ第3章 「配当株」を買うベストのタイミングとは? 第4章 一生持ち続けることができる王道の配当銘柄第5章 「1株当たり利益」で優良銘柄を見抜く! 第6章 持っているだけで利益が増える「増配銘柄」の探し方第7章 配当太郎が注目する15銘柄の「今後」を診断! | | | | |—|—|—| |

配当株投資の6つの魅力とは? 2. 株を持っているだけで永久的に配当金が得られる 3. 企業の利益が増えると配当金も増える 4. 株価や市場の動向に影響されない 5. 給料以外に安定した収入を確保できる 6. 配当金は家族や子孫に引き継ぐことができる…etc. |

配当株投資を進めるための3段階のステップ - STEP1 できるだけ早く「配当株投資」の成果を実感する - STEP2 早く目標に到達するためには、株を細かく買うのも有効 - STEP3 保有する株は5銘柄くらいが管理しやすい |

参入障壁の高い4業種から投資先企業を選ぶ - 業界1位と2位の企業を選ぶ - 利益率が高いストック型ビジネスの企業を選ぶ - 「商社」と「保険」が儲かりやすい理由 - 今から「大型株」を勝っても利益は十分に見込める |

「有望株」を探し出すための6つの視点 - 視点①1株当たり利益を超える配当金を出す企業をどう考えるか? - 視点②1株当たり利益が大きく変動する企業は要注意 - 視点③狙い目は「成長企業」が「成熟企業」に育つタイミング - 視点④成熟段階まで成長する企業の見極め方 - 視点⑤地元に特化した企業を探す…etc. |

持っているだけで利益が増える「増配銘柄」の探し方 - 「増配実績」を調べる - 「中期経営計画」を確認する - 「配当性向」と「配当利回り」をチェックする - 「配当利回り」と「取得利回り」の違いを理解する - 「恩株が新たな恩株を生む」という好循環を生み出す…etc. |

注目15企業の「実力」と「魅力」を探る 注目企業一覧: 三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱商事 東京海上ホールディングス KDDI トヨタ自動車 オリックス キヤノン JT…etc. |

  1. 株を持っているだけで永久的に配当金が得られる
  2. 企業の利益が増えると配当金も増える
  3. 株価や市場の動向に影響されない
  4. 給料以外に安定した収入を確保できる
  5. 配当金は家族や子孫に引き継ぐことができる…etc.
  • STEP1 できるだけ早く「配当株投資」の成果を実感する

  • STEP2 早く目標に到達するためには、株を細かく買うのも有効

  • STEP3 保有する株は5銘柄くらいが管理しやすい

  • 業界1位と2位の企業を選ぶ

  • 利益率が高いストック型ビジネスの企業を選ぶ

  • 「商社」と「保険」が儲かりやすい理由

  • 今から「大型株」を勝っても利益は十分に見込める

  • 視点①1株当たり利益を超える配当金を出す企業をどう考えるか?

  • 視点②1株当たり利益が大きく変動する企業は要注意

  • 視点③狙い目は「成長企業」が「成熟企業」に育つタイミング

  • 視点④成熟段階まで成長する企業の見極め方

  • 視点⑤地元に特化した企業を探す…etc.

  • 「増配実績」を調べる

  • 「中期経営計画」を確認する

  • 「配当性向」と「配当利回り」をチェックする

  • 「配当利回り」と「取得利回り」の違いを理解する

  • 「恩株が新たな恩株を生む」という好循環を生み出す…etc.

注目企業一覧:

三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱商事 東京海上ホールディングス KDDI トヨタ自動車 オリックス キヤノン JT…etc.

著者について

配当太郎投資家。学生時代に株式投資を始め、リーマン・ショックを経て、配当株投資に目覚める。大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占める。Twitterのフォロワーは12万人超。毎日、配当株投資に関する情報を発信している。本書が初の著書となる。配当太郎投資家。学生時代に株式投資を始め、リーマン・ショックを経て、配当株投資に目覚める。大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占める。Twitterのフォロワーは12万人超。毎日、配当株投資に関する情報を発信している。本書が初の著書となる。- 出版社 ‏ : ‎ クロスメディア・パブリッシング (2023/2/1)

  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/2/1

  • 言語 ‏ : ‎ 日本語

  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 240ページ

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4295407917

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4295407911

  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 13 x 1.6 cm

  • Amazon 売れ筋ランキング: - 2,159位本 (本の売れ筋ランキングを見る)

    • 3位日本の地域経済
    • 3位ミクロ経済学 (本)
    • 4位日本経済入門
  • カスタマーレビュー: 4.1 *5つ星のうち4.1684個の評価

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配当太郎

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株初心者はいくらから始められる?少額投資のメリットや1万円で投資できる銘柄を紹介

株を始めるにはまとまった資金が必要だと思っている人は多いだろう。しかし、最近では少額投資ができる証券会社も増えている。ネット証券なら日本株でも1株から買うことが可能だ。 投資はお金持ちがするものというイメージは、すでに過去のものになっている。ここでは、株式投資に必要な金額や少額投資のメリット、1万円から投資できるおすすめ銘柄を紹介する。 この記事でわかること4. 必要な金額:1万円で足りる 5. 株初心者におすすめの銘柄 6. 株初心者におすすめの証券会社 目次8. 株を始めるにはいくら必要? 9. 銘柄や購入株数によって異なる 10. 1万円から始められる 11. 【シミュレーション】株でどれくらいの利益が出せる? 12. 株初心者が1万円から始めるメリット 13. 資金面のハードルが下がる 14. 投資の勉強になる 15. 株初心者が1万円から始めるデメリット 16. 利益が少ない 17. 分散投資がしづらい 18. 株初心者におすすめの証券会社3選 19. 楽天証券 20. マネックス証券 21. SBI証券 22. 【株初心者向け】1万円で投資できるおすすめ銘柄5選 23. 上新電機:5,000円分の優待券がもらえる 24. 東京日産コンピュータシステム:500円分のクオカードペイがもらえる 25. SPK:24年連続で配当が増えている 26. ユニ・チャーム:21年連続で配当が増えている 27. 沖縄セルラー電話:20年連続で配当が増えている 28. 株初心者によくある質問 29. 株に投資したらどれくらい儲かるの? 30. 株はどうやって勉強したらいい? 31. 株は1万円から始めてみよう! 株を始めるにはいくら必要? 株を始めるのに必要な金額は、投資信託のように最低100円と決まっているわけではない。 ネット証券なら日本株でも1株投資が可能で、1株なら10万円もかからない。なかには1,000円で買える株もある。 株を始めるにはいくら必要?36. 銘柄や購入株数によって異なる 37. 1万円から始められる 銘柄や購入株数によって異なる 株を始めるのにいくら必要かは、銘柄や購入株数によって異なる。 日本株は、リアルタイムで売買するには原則100株ずつでなければいけない。株価が5,000円の株を買う場合は、1日100万円まで手数料無料のSBI証券や楽天証券でも最低50万円は必要だ。 一方で、リアルタイムでなくてもよいならネット証券で1株から買える。たとえば、株価が6万2,000円前後のキーエンスでも、1株だけ買う場合は7万円以内で購入可能だ。 日本株で最も株価が高い企業でも6万9,000円前後であるため、7万円あれば1株は買える(2023年4月14日15:00時点)。 なお、楽天証券であれば1株でもリアルタイムで売買ができる。日本株の少額投資を考えている人は楽天証券を選ぼう。取扱銘柄数は少ないものの、トヨタ自動車や任天堂をはじめとした有名企業はカバーしている。ネット証券最大手のSBI証券と比べて手数料も安い。 単元未満株(100株未満の日本株)の取引手数料比較| | 楽天証券 | SBI証券 | |—|—|—| | 購入手数料 | 0.22%(※) | 無料 | | 売却手数料 | 11円+0.22%(※) | 0.55% | | | | (最低55円) | | 1株売買に必要なコスト (株価5,000円の場合) | 33円 | 55円 | | 取扱銘柄数 | 473銘柄 | 3,800銘柄以上 | | リアルタイム取引 | ◯ | ✕ | | | (98銘柄) | | ※参考価格に応じて計算されたスプレッドが事実上の手数料となる\1株売買もしやすい/ 楽天証券の口座開設はこちら 1万円から始められる 株価が1万円以下の銘柄なら、株式投資は1万円から始められる。 株価1万円以下の日本株は3,800銘柄以上あり、キーエンス、ユニクロ(ファーストリテイリング)、ニトリ、JR東海、ソニーなどを除いた大半の有名企業は、1万円以内で購入可能だ。1株でも配当金は株数に応じてもらえるだけでなく、1株で株主優待がもらえる企業もある。 日本株の少額投資で頻繁に売買をしたい人は、売買手数料が安い楽天証券を選ぼう。配当や優待目当てで長期投資をしたいなら、購入手数料が無料で取扱銘柄の多いSBI証券がおすすめだ。 SBI証券の詳細はこちら楽天証券の詳細はこちら 【シミュレーション】株でどれくらいの利益が出せる? 株でどれくらいの利益が出せるのかを、ソニーの直近5年の株価を使ってシミュレーションしてみる。 ■株価の動き(2018年4月16日~2023年4月14日)参照:SBI証券5年前の株価は5,288円(2018年4月16日15:00時点)だったが、2023年4月14日15:00時点の株価は1万2,110円に上昇している。また、ソニーの株を5年間保有すると1株あたり合計275円の配当金がもらえる。 手数料と税金を考慮しない場合、配当金を含めれば1株あたり7,097円の利益だ。金額でみると少ないかもしれないが、株数に応じて利益は増えていく。100株投資した人は5年で70万9,700円の利益だ。 ちなみに、米国株に投資する投資信託で人気のある「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を買った場合と比べると、ソニーのほうが利益は大きい。 ■利益の比較(2018年7月2日~2023年4月14日)| | ソニー | eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) | |—|—|—| | 2018年7月2日 | 5,595円 | 1万円 | | 2023年4月14日 | 1万2,110円 | 1万9,494円 | | 配当 | 275円 | 0円 | | 利益率 (配当含む) | 121.40% | 95.00% | ※投資信託の運用開始日の都合上2018年7月2日からで比較している個別株は選ぶ銘柄によって大きく利益が変わるが、選び方次第では投資信託を上回るリターンを得ることができる。 配当や利益には原則として税金が発生する。だが、一般NISA口座で株を買って配当金を証券口座で受け取る方式(株式数比例配分方式)にすれば非課税になる。 SBI証券で一般NISA口座を開設して、単元未満株(100株未満の日本株)の投資ができるサービス「S株」を利用すれば、手数料と税金を一切負担せずに株を買うことが可能だ。 一般NISAは2023年までの制度でつみたてNISAとの併用はできないが、2024年以降は新NISAのスタートにより事実上併用できるようになる。なお、2023年までにNISA口座(一般NISA、つみたてNISA)を開設した人は、2024年には自動的に新NISA口座が開設される予定だ。 SBI証券で一般NISA口座を開設しておけば、2023年までは株の少額投資、2024年以降は株と投資信託の分散投資など、幅広い商品から選べる。 株の少額投資をはじめとした長期投資を考えている人は、SBI証券の一般NISAがおすすめだ。 \購入手数料は無料/ SBI証券の口座開設はこちら 株初心者が1万円から始めるメリット 投資金額が増えれば利益も増えるが、株初心者はできる限り少額、まずは1万円から始めたほうがよい。 1万円から始めるメリットは2つある。 株初心者が1万円から始めるメリット77. 損失のリスクを抑えられる 78. 投資の勉強になる 損失のリスクを抑えられる 株式投資には、株価の下落による損失のリスクがある。1万円という少額から始めることで、損失の額も少額に抑えることができる。 たとえば、日本を代表する日用品メーカーのライオンの株価は、2023年11月に発表された決算が不振だったことで、好調だった9月に対して11月に約20%も株価が下落した。 引用:Yahoo!ファイナンス9月の1株1,600円のタイミングで100株購入し、約16万円の資金で取引をしていたとすると、20%下落した場合は約3万円もの損失になる。一方、1万円(6株程度)の取引であれば、わずか2千円程度に抑えることができる。株価が急に下落した場合でも損失額を抑えられるのは、1万円という少額で株を始めるメリットだろう。 投資の勉強になる 1万円程度の株式投資では大きな利益を得ることは難しいが、多大な損失を出すリスクを避けながら株式投資を勉強できるというメリットもある。 株式投資を勉強するには、実際に投資をしてみるのが一番効率的だ。1万円で買える銘柄はどれか、どの銘柄であれば今後伸びそうか検討する中で、企業の業績や決算をチェックするスキルや習慣が身につき、株式を保有した後は株価の値動きを日々確認することで、確実に株式投資の知識を深めることができるだろう。 \単元未満株で少額から投資ができる/ 楽天証券の口座開設はこちら 株初心者が1万円から始めるデメリット 株初心者が1万円から投資を始めるのは、デメリットも2つある。 少額投資である以上仕方がない面もあるので、慣れてきたら徐々に投資資金を増やしていくとよい。 株初心者が1万円から始めるデメリット94. 利益が少ない 95. 分散投資がしづらい 利益が少ない 投資金額が少ないため、どうしても利益が少ない。1万円の株価が2万円になっても、利益は1万円しかない。 配当金はソニーでシミュレーションしたとおり、1株だけでは5年間持っていても数百円程度にしかならない。配当金が多い銘柄を選んで買うとしても、年間400~500円程度が現実的な金額だろう。 少額投資に意味がないわけではないが、1万円で株を買って大きな利益を出すことはできない。ある程度まとまった利益を狙うなら、100万円程度の資金は必要だ。 分散投資がしづらい 1万円の投資金額では分散投資がしづらい。 いくら1株とはいえ、有名企業はある程度株価が高い。株価が4,000~5,000円程度の株だと、ギリギリ2銘柄買えるかどうかだ。少し銘柄数を増やそうとすると、すぐ資金が足りなくなる。 1万円で分散投資をするには、株価が2,000円くらいの銘柄も組み合わせるなど工夫が必要だ。 なお、本記事では株価が3,000円未満のものを中心に紹介している。株価が2,000円の株なら、1万円で5銘柄まで買える。 少額では分散投資が難しいのは事実だが、できないわけではない。 株初心者におすすめの証券会社3選 株初心者におすすめの証券会社は3つある。 株は投資信託と異なり銀行では買えないので、証券口座を持っていない人で株式投資を検討しているなら、どれか1社は開設しておきたい。 株初心者におすすめの証券会社3選110. 楽天証券 111. マネックス証券 112. SBI証券 ■おすすめ証券会社比較表| | 楽天証券 | マネックス証券 | SBI証券 | |—|—|—|—| | 購入手数料 (単元未満株) | 0.22%(※) | 無料 | 無料 | | 売却手数料 (単元未満株) | 11円+0.22%(※) | 0.55% (最低52円) | 0.55% (最低55円) | | 1株売買に必要なコスト | 33円 | 52円 | 55円 | | 取扱銘柄数 | 473銘柄 | 3,800銘柄以上 | 3,800銘柄以上 | | リアルタイム取引 | ◯ (98銘柄) | ✕ | ✕ | ※参考価格に応じて計算されたスプレッドが事実上の手数料となるなお、日本株を100株ずつ売買する場合は、楽天証券とSBI証券なら1日100万円まで手数料無料だ。 楽天証券 引用:楽天証券楽天証券は、日本株の少額投資かつ短期投資におすすめの証券会社だ。 2023年4月17日にスタートした日本株の単元未満株(1株投資)サービス「かぶミニ」は、マネックス証券やSBI証券よりも売却手数料が安い。 1株投資では、売買を繰り返すと手数料の割合が高くなり、手数料を考慮すると損をする手数料負けが起きやすい。楽天証券なら売却時の手数料が安い分、手数料負けを避けられるだろう。 取扱銘柄数はマネックス証券、SBI証券と比べて少ないものの、有名企業の株は網羅している。日本株を100株以上買える資金がなく、短期投資メインの人は楽天証券を選ぼう。 \1株投資で手数料負けしにくい/ 楽天証券の口座開設はこちら マネックス証券 マネックス証券は、楽天証券に次いで1株投資の売却手数料が安い証券会社だ。楽天証券と比べて取扱銘柄も充実しており、1株から株主優待がもらえるニッチな銘柄も買える。 1株投資については購入手数料が無料なので、長期投資を前提にするなら楽天証券より低コストで投資が始められる。日本株の1株投資以外でも、米国株購入時の為替手数料は無料で、楽天証券やSBI証券より安い。 日本株や米国株の少額投資を始めたい人は、マネックス証券がおすすめだ。 \1株投資の購入手数料無料/ マネックス証券の口座開設はこちら SBI証券 引用:SBI証券SBI証券は、ネット証券最大手で取扱商品が充実している証券会社だ。1株投資については楽天証券やマネックス証券に劣るものの、100株ずつの投資なら1日100万円まで手数料無料で売買できる。 1株投資も、マネックス証券と比べて取扱銘柄数はほぼ同じ、売却手数料の最低金額が3円高いだけなので、差を感じることはほとんどないだろう。 投資信託やつみたてNISAの取扱銘柄数は業界No.1なので、株以外に投資信託への投資も考えている人は、SBI証券を選ぼう。 \取扱商品が充実/ SBI証券の口座開設はこちら 【株初心者向け】1万円で投資できるおすすめ銘柄5選 ここでは、株初心者向けに1万円以内で投資できる銘柄を5つ紹介する。1株投資はもちろん、100株ずつの投資にもおすすめだ。 株初心者は、配当や株主優待を軸に選ぼう。優待は改悪や廃止、配当は増減のリスクがあるが、会社の業績や将来性を考えて投資先を選ぶよりわかりやすい。 配当については、毎年配当金を増やしている連続増配株を選ぶと、今の配当金が多いだけの高配当株と比べて将来の配当は安定する傾向がある。 優待は配当と比べて廃止リスクが高いが、1~2回もらえば元が取れるような銘柄なら失敗する可能性は低い。 ここで紹介する5銘柄は、1株優待でお得なものと連続増配株に絞っている。 【株初心者向け】1万円で投資できるおすすめ銘柄5選147. 上新電機:5,000円分の優待券がもらえる 148. 東京日産コンピュータシステム:500円分のクオカードペイがもらえる 149. SPK:24年連続で配当が増えている 150. ユニ・チャーム:21年連続で配当が増えている 151. 沖縄セルラー電話:20年連続で配当が増えている 上新電機:5,000円分の優待券がもらえる 家電量販店「Joshin」で有名な上新電機は、1株買えば株主優待がもらえる銘柄のひとつだ。優待の実用性も高い。 1株買えば、1年に1回5,000円分(200円×25枚)の優待券がもらえる。優待券は2,000円ごとに1枚しか使えないが、高額家電を買う人に人気があるので、使い道がないときはフリマアプリで簡単に売却可能だ。 売却価格は時期によって変動はあるが、メルカリでは2,000~2,500円前後で取引が成立している。1回だけでも優待がもらえれば元は取れるので、はじめての投資にピッタリだ。 基本情報| 株価 | 1,976円 | |—|—| | 年間配当(※) | 75円 | | 優待 | ◯ (1株~) | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) 東京日産コンピュータシステム:500円分のクオカードペイがもらえる 東京日産コンピュータシステムは、上新電機と同様に1株で株主優待がもらえる銘柄だ。600円台の株価で1年に1回500円分のクオカードペイがもらえる。 クオカードペイはクオカードと比べて使い勝手はよくないものの、ローソンやドラッグストアなどで使用可能だ。2回優待をもらえば元が取れる。 ただし、2022年から始まった株主優待であり、2023年以降はどうなるか確定していないのでもらえないリスクはある。1株優待を長期間もらえる可能性は、上新電機のほうが高いだろう。 基本情報| 株価 | 643円 | |—|—| | 年間配当(※) | 15円 | | 優待 | ◯ (1株~) | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) SPK:24年連続で配当が増えている 自動車や産業・建設機械の部品を提供するSPKは、有名企業ではないものの24年連続で配当を増やしている優良企業だ。無理やり配当を増やしているわけではなく、しっかり利益を出したうえでの増配なので、今後も業績が好調であれば連続増配が見込まれる。 配当が無理なく出ているかどうかは、利益のうちどれくらいを配当に充てているかを示す配当性向に着目するとよい。 SPKの配当性向は24.7%で、連続増配企業として有名な花王の80.8%と比べると、将来的な増配にも余裕がある(2022年時点)。 トヨタ自動車やダイハツなどの有名企業とも連携してさまざまな部品を開発しているだけではなく、ヨーロッパを中心に普及が進んだ電気自動車用の補修部品の開発にも取り組んでいる。リーマン・ショックも乗り越えて増配を続けている企業であるため、長期保有できる日本株のひとつだろう。 基本情報| 株価 | 1,728円 | |—|—| | 年間配当(※) | 42円 | | 優待 | ✕ | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) ユニ・チャーム:21年連続で配当が増えている 紙おむつやペットケア用品で有名なユニ・チャームも、20年以上連続で配当を増やしている企業のひとつである。 こちらもしっかり利益が出ているうえでの増配が続いているので、今後も業績好調なら連続増配が見込まれる。 利益のうち配当に充てている割合(配当性向)は33.4%で、SPKほどではないが将来的な増配余地は十分あるだろう(2022年時点)。 売上の60%以上は海外になっているので、人口減少によって将来的に日本での売上が減っても影響は限定的だ。 基本情報| 株価 | 5,380円 | |—|—| | 年間配当(※) | 38円 | | 優待 | ✕ | | 1株投資対応 | 楽天証券・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) 沖縄セルラー電話:20年連続で配当が増えている 沖縄セルラー電話は、KDDI(au)の子会社として沖縄で圧倒的なシェアを持つ通信会社だ。 20年以上配当が増えているだけでなく、配当性向も42.3%、すなわち配当金の2倍以上の利益が出ているので、しばらくは安定配当が見込まれるだろう(2022年時点)。 ただし、沖縄県でも今後は人口減少が予想されるため、売上や利益は今後横ばいから緩やかに減っていく可能性が高い。景気に左右されにくい業界ではあるので、投資先のひとつとして数年程度は保有できるだろう。 基本情報| 株価 | 2,996円 | |—|—| | 年間配当(※) | 86円 | | 優待 | ◯ (100株~) | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) 株初心者によくある質問 ここでは、株初心者によくある質問をまとめている。株式投資を始めようか迷っている人はぜひ参考にしてほしい。 株に投資したらどれくらい儲かるの?どれくらい儲かるかは、投資金額や株価の動き、売買のタイミングによって異なる。 本記事で紹介した株のなかには、直近10年で2倍以上になった銘柄もあるが、過去の値動きは未来の利益を保証するものではない。株はどうやって勉強したらいい?株の勉強は、本や日経新聞を読むなどの方法がある。 初心者が本で勉強する場合は、まずは「決算書はここだけ読め!(講談社現代新書)」を読んでほしい。会社の業績を最低限理解しておけば、長期投資で大きな失敗をするリスクを抑えられるだろう。 日経新聞は、ほかの新聞と比べて経済関連の情報が多く、株の勉強に向いている。購読すると月4,000円以上かかるが、楽天証券なら口座開設をするだけで「日経テレコン」を通じて無料で読むことができる。 株は1万円から始めてみよう! 初心者は、1万円で株式投資を始めてみよう。 1万円なら、失敗したときのダメージも少ない。本記事で紹介した銘柄なら、1万円で複数の企業に分散投資することもできる。 ほかにも日本株には、高配当株や魅力的な優待がある銘柄が数多くあるので、ネット証券に口座を開設して探してみてほしい。 株初心者が1社だけ証券会社を選ぶなら、楽天証券がおすすめだ。1株投資に対応していない銘柄は多いものの、将来的に取扱銘柄は増える可能性が見込まれる。 スマホアプリやサイトは初心者でもわかりやすく操作しやすいので、はじめての株式投資は楽天証券で始めてみよう。 \アプリやサイトがわかりやすい/ 楽天証券の口座開設はこちら| 関連記事 | |—| | おすすめの高配当株(国内・国外)を紹介!注意点も解説 | 株を始めるのに必要な金額は、投資信託のように最低100円と決まっているわけではない。 ネット証券なら日本株でも1株投資が可能で、1株なら10万円もかからない。なかには1,000円で買える株もある。 株を始めるにはいくら必要?204. 銘柄や購入株数によって異なる 205. 1万円から始められる 銘柄や購入株数によって異なる 株を始めるのにいくら必要かは、銘柄や購入株数によって異なる。 日本株は、リアルタイムで売買するには原則100株ずつでなければいけない。株価が5,000円の株を買う場合は、1日100万円まで手数料無料のSBI証券や楽天証券でも最低50万円は必要だ。 一方で、リアルタイムでなくてもよいならネット証券で1株から買える。たとえば、株価が6万2,000円前後のキーエンスでも、1株だけ買う場合は7万円以内で購入可能だ。 日本株で最も株価が高い企業でも6万9,000円前後であるため、7万円あれば1株は買える(2023年4月14日15:00時点)。 なお、楽天証券であれば1株でもリアルタイムで売買ができる。日本株の少額投資を考えている人は楽天証券を選ぼう。取扱銘柄数は少ないものの、トヨタ自動車や任天堂をはじめとした有名企業はカバーしている。ネット証券最大手のSBI証券と比べて手数料も安い。 単元未満株(100株未満の日本株)の取引手数料比較 | | 楽天証券 | SBI証券 | |—|—|—| | 購入手数料 | 0.22%(※) | 無料 | | 売却手数料 | 11円+0.22%(※) | 0.55% | | | | (最低55円) | | 1株売買に必要なコスト (株価5,000円の場合) | 33円 | 55円 | | 取扱銘柄数 | 473銘柄 | 3,800銘柄以上 | | リアルタイム取引 | ◯ | ✕ | | | (98銘柄) | | ※参考価格に応じて計算されたスプレッドが事実上の手数料となる \1株売買もしやすい/ 楽天証券の口座開設はこちら 1万円から始められる 株価が1万円以下の銘柄なら、株式投資は1万円から始められる。 株価1万円以下の日本株は3,800銘柄以上あり、キーエンス、ユニクロ(ファーストリテイリング)、ニトリ、JR東海、ソニーなどを除いた大半の有名企業は、1万円以内で購入可能だ。1株でも配当金は株数に応じてもらえるだけでなく、1株で株主優待がもらえる企業もある。 日本株の少額投資で頻繁に売買をしたい人は、売買手数料が安い楽天証券を選ぼう。配当や優待目当てで長期投資をしたいなら、購入手数料が無料で取扱銘柄の多いSBI証券がおすすめだ。 SBI証券の詳細はこちら楽天証券の詳細はこちら 【シミュレーション】株でどれくらいの利益が出せる? 株でどれくらいの利益が出せるのかを、ソニーの直近5年の株価を使ってシミュレーションしてみる。 ■株価の動き(2018年4月16日~2023年4月14日) 参照:SBI証券 5年前の株価は5,288円(2018年4月16日15:00時点)だったが、2023年4月14日15:00時点の株価は1万2,110円に上昇している。また、ソニーの株を5年間保有すると1株あたり合計275円の配当金がもらえる。 手数料と税金を考慮しない場合、配当金を含めれば1株あたり7,097円の利益だ。金額でみると少ないかもしれないが、株数に応じて利益は増えていく。100株投資した人は5年で70万9,700円の利益だ。 ちなみに、米国株に投資する投資信託で人気のある「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を買った場合と比べると、ソニーのほうが利益は大きい。 ■利益の比較(2018年7月2日~2023年4月14日) | | ソニー | eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) | |—|—|—| | 2018年7月2日 | 5,595円 | 1万円 | | 2023年4月14日 | 1万2,110円 | 1万9,494円 | | 配当 | 275円 | 0円 | | 利益率 (配当含む) | 121.40% | 95.00% | ※投資信託の運用開始日の都合上2018年7月2日からで比較している 個別株は選ぶ銘柄によって大きく利益が変わるが、選び方次第では投資信託を上回るリターンを得ることができる。 配当や利益には原則として税金が発生する。だが、一般NISA口座で株を買って配当金を証券口座で受け取る方式(株式数比例配分方式)にすれば非課税になる。 SBI証券で一般NISA口座を開設して、単元未満株(100株未満の日本株)の投資ができるサービス「S株」を利用すれば、手数料と税金を一切負担せずに株を買うことが可能だ。 一般NISAは2023年までの制度でつみたてNISAとの併用はできないが、2024年以降は新NISAのスタートにより事実上併用できるようになる。なお、2023年までにNISA口座(一般NISA、つみたてNISA)を開設した人は、2024年には自動的に新NISA口座が開設される予定だ。 SBI証券で一般NISA口座を開設しておけば、2023年までは株の少額投資、2024年以降は株と投資信託の分散投資など、幅広い商品から選べる。 株の少額投資をはじめとした長期投資を考えている人は、SBI証券の一般NISAがおすすめだ。 \購入手数料は無料/ SBI証券の口座開設はこちら 株初心者が1万円から始めるメリット 投資金額が増えれば利益も増えるが、株初心者はできる限り少額、まずは1万円から始めたほうがよい。 1万円から始めるメリットは2つある。 株初心者が1万円から始めるメリット245. 損失のリスクを抑えられる 246. 投資の勉強になる 損失のリスクを抑えられる 株式投資には、株価の下落による損失のリスクがある。1万円という少額から始めることで、損失の額も少額に抑えることができる。 たとえば、日本を代表する日用品メーカーのライオンの株価は、2023年11月に発表された決算が不振だったことで、好調だった9月に対して11月に約20%も株価が下落した。 引用:Yahoo!ファイナンス 9月の1株1,600円のタイミングで100株購入し、約16万円の資金で取引をしていたとすると、20%下落した場合は約3万円もの損失になる。一方、1万円(6株程度)の取引であれば、わずか2千円程度に抑えることができる。株価が急に下落した場合でも損失額を抑えられるのは、1万円という少額で株を始めるメリットだろう。 投資の勉強になる 1万円程度の株式投資では大きな利益を得ることは難しいが、多大な損失を出すリスクを避けながら株式投資を勉強できるというメリットもある。 株式投資を勉強するには、実際に投資をしてみるのが一番効率的だ。1万円で買える銘柄はどれか、どの銘柄であれば今後伸びそうか検討する中で、企業の業績や決算をチェックするスキルや習慣が身につき、株式を保有した後は株価の値動きを日々確認することで、確実に株式投資の知識を深めることができるだろう。 \単元未満株で少額から投資ができる/ 楽天証券の口座開設はこちら 株初心者が1万円から始めるデメリット 株初心者が1万円から投資を始めるのは、デメリットも2つある。 少額投資である以上仕方がない面もあるので、慣れてきたら徐々に投資資金を増やしていくとよい。 株初心者が1万円から始めるデメリット262. 利益が少ない 263. 分散投資がしづらい 利益が少ない 投資金額が少ないため、どうしても利益が少ない。1万円の株価が2万円になっても、利益は1万円しかない。 配当金はソニーでシミュレーションしたとおり、1株だけでは5年間持っていても数百円程度にしかならない。配当金が多い銘柄を選んで買うとしても、年間400~500円程度が現実的な金額だろう。 少額投資に意味がないわけではないが、1万円で株を買って大きな利益を出すことはできない。ある程度まとまった利益を狙うなら、100万円程度の資金は必要だ。 分散投資がしづらい 1万円の投資金額では分散投資がしづらい。 いくら1株とはいえ、有名企業はある程度株価が高い。株価が4,000~5,000円程度の株だと、ギリギリ2銘柄買えるかどうかだ。少し銘柄数を増やそうとすると、すぐ資金が足りなくなる。 1万円で分散投資をするには、株価が2,000円くらいの銘柄も組み合わせるなど工夫が必要だ。 なお、本記事では株価が3,000円未満のものを中心に紹介している。株価が2,000円の株なら、1万円で5銘柄まで買える。 少額では分散投資が難しいのは事実だが、できないわけではない。 株初心者におすすめの証券会社3選 株初心者におすすめの証券会社は3つある。 株は投資信託と異なり銀行では買えないので、証券口座を持っていない人で株式投資を検討しているなら、どれか1社は開設しておきたい。 株初心者におすすめの証券会社3選278. 楽天証券 279. マネックス証券 280. SBI証券 ■おすすめ証券会社比較表 | | 楽天証券 | マネックス証券 | SBI証券 | |—|—|—|—| | 購入手数料 (単元未満株) | 0.22%(※) | 無料 | 無料 | | 売却手数料 (単元未満株) | 11円+0.22%(※) | 0.55% (最低52円) | 0.55% (最低55円) | | 1株売買に必要なコスト | 33円 | 52円 | 55円 | | 取扱銘柄数 | 473銘柄 | 3,800銘柄以上 | 3,800銘柄以上 | | リアルタイム取引 | ◯ (98銘柄) | ✕ | ✕ | ※参考価格に応じて計算されたスプレッドが事実上の手数料となる なお、日本株を100株ずつ売買する場合は、楽天証券とSBI証券なら1日100万円まで手数料無料だ。 楽天証券 引用:楽天証券 楽天証券は、日本株の少額投資かつ短期投資におすすめの証券会社だ。 2023年4月17日にスタートした日本株の単元未満株(1株投資)サービス「かぶミニ」は、マネックス証券やSBI証券よりも売却手数料が安い。 1株投資では、売買を繰り返すと手数料の割合が高くなり、手数料を考慮すると損をする手数料負けが起きやすい。楽天証券なら売却時の手数料が安い分、手数料負けを避けられるだろう。 取扱銘柄数はマネックス証券、SBI証券と比べて少ないものの、有名企業の株は網羅している。日本株を100株以上買える資金がなく、短期投資メインの人は楽天証券を選ぼう。 \1株投資で手数料負けしにくい/ 楽天証券の口座開設はこちら マネックス証券 マネックス証券は、楽天証券に次いで1株投資の売却手数料が安い証券会社だ。楽天証券と比べて取扱銘柄も充実しており、1株から株主優待がもらえるニッチな銘柄も買える。 1株投資については購入手数料が無料なので、長期投資を前提にするなら楽天証券より低コストで投資が始められる。日本株の1株投資以外でも、米国株購入時の為替手数料は無料で、楽天証券やSBI証券より安い。 日本株や米国株の少額投資を始めたい人は、マネックス証券がおすすめだ。 \1株投資の購入手数料無料/ マネックス証券の口座開設はこちら SBI証券 引用:SBI証券 SBI証券は、ネット証券最大手で取扱商品が充実している証券会社だ。1株投資については楽天証券やマネックス証券に劣るものの、100株ずつの投資なら1日100万円まで手数料無料で売買できる。 1株投資も、マネックス証券と比べて取扱銘柄数はほぼ同じ、売却手数料の最低金額が3円高いだけなので、差を感じることはほとんどないだろう。 投資信託やつみたてNISAの取扱銘柄数は業界No.1なので、株以外に投資信託への投資も考えている人は、SBI証券を選ぼう。 \取扱商品が充実/ SBI証券の口座開設はこちら 【株初心者向け】1万円で投資できるおすすめ銘柄5選 ここでは、株初心者向けに1万円以内で投資できる銘柄を5つ紹介する。1株投資はもちろん、100株ずつの投資にもおすすめだ。 株初心者は、配当や株主優待を軸に選ぼう。優待は改悪や廃止、配当は増減のリスクがあるが、会社の業績や将来性を考えて投資先を選ぶよりわかりやすい。 配当については、毎年配当金を増やしている連続増配株を選ぶと、今の配当金が多いだけの高配当株と比べて将来の配当は安定する傾向がある。 優待は配当と比べて廃止リスクが高いが、1~2回もらえば元が取れるような銘柄なら失敗する可能性は低い。 ここで紹介する5銘柄は、1株優待でお得なものと連続増配株に絞っている。 【株初心者向け】1万円で投資できるおすすめ銘柄5選315. 上新電機:5,000円分の優待券がもらえる 316. 東京日産コンピュータシステム:500円分のクオカードペイがもらえる 317. SPK:24年連続で配当が増えている 318. ユニ・チャーム:21年連続で配当が増えている 319. 沖縄セルラー電話:20年連続で配当が増えている 上新電機:5,000円分の優待券がもらえる 家電量販店「Joshin」で有名な上新電機は、1株買えば株主優待がもらえる銘柄のひとつだ。優待の実用性も高い。 1株買えば、1年に1回5,000円分(200円×25枚)の優待券がもらえる。優待券は2,000円ごとに1枚しか使えないが、高額家電を買う人に人気があるので、使い道がないときはフリマアプリで簡単に売却可能だ。 売却価格は時期によって変動はあるが、メルカリでは2,000~2,500円前後で取引が成立している。1回だけでも優待がもらえれば元は取れるので、はじめての投資にピッタリだ。 基本情報 | 株価 | 1,976円 | |—|—| | 年間配当(※) | 75円 | | 優待 | ◯ (1株~) | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) 東京日産コンピュータシステム:500円分のクオカードペイがもらえる 東京日産コンピュータシステムは、上新電機と同様に1株で株主優待がもらえる銘柄だ。600円台の株価で1年に1回500円分のクオカードペイがもらえる。 クオカードペイはクオカードと比べて使い勝手はよくないものの、ローソンやドラッグストアなどで使用可能だ。2回優待をもらえば元が取れる。 ただし、2022年から始まった株主優待であり、2023年以降はどうなるか確定していないのでもらえないリスクはある。1株優待を長期間もらえる可能性は、上新電機のほうが高いだろう。 基本情報 | 株価 | 643円 | |—|—| | 年間配当(※) | 15円 | | 優待 | ◯ (1株~) | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) SPK:24年連続で配当が増えている 自動車や産業・建設機械の部品を提供するSPKは、有名企業ではないものの24年連続で配当を増やしている優良企業だ。無理やり配当を増やしているわけではなく、しっかり利益を出したうえでの増配なので、今後も業績が好調であれば連続増配が見込まれる。 配当が無理なく出ているかどうかは、利益のうちどれくらいを配当に充てているかを示す配当性向に着目するとよい。 SPKの配当性向は24.7%で、連続増配企業として有名な花王の80.8%と比べると、将来的な増配にも余裕がある(2022年時点)。 トヨタ自動車やダイハツなどの有名企業とも連携してさまざまな部品を開発しているだけではなく、ヨーロッパを中心に普及が進んだ電気自動車用の補修部品の開発にも取り組んでいる。リーマン・ショックも乗り越えて増配を続けている企業であるため、長期保有できる日本株のひとつだろう。 基本情報 | 株価 | 1,728円 | |—|—| | 年間配当(※) | 42円 | | 優待 | ✕ | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) ユニ・チャーム:21年連続で配当が増えている 紙おむつやペットケア用品で有名なユニ・チャームも、20年以上連続で配当を増やしている企業のひとつである。 こちらもしっかり利益が出ているうえでの増配が続いているので、今後も業績好調なら連続増配が見込まれる。 利益のうち配当に充てている割合(配当性向)は33.4%で、SPKほどではないが将来的な増配余地は十分あるだろう(2022年時点)。 売上の60%以上は海外になっているので、人口減少によって将来的に日本での売上が減っても影響は限定的だ。 基本情報 | 株価 | 5,380円 | |—|—| | 年間配当(※) | 38円 | | 優待 | ✕ | | 1株投資対応 | 楽天証券・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) 沖縄セルラー電話:20年連続で配当が増えている 沖縄セルラー電話は、KDDI(au)の子会社として沖縄で圧倒的なシェアを持つ通信会社だ。 20年以上配当が増えているだけでなく、配当性向も42.3%、すなわち配当金の2倍以上の利益が出ているので、しばらくは安定配当が見込まれるだろう(2022年時点)。 ただし、沖縄県でも今後は人口減少が予想されるため、売上や利益は今後横ばいから緩やかに減っていく可能性が高い。景気に左右されにくい業界ではあるので、投資先のひとつとして数年程度は保有できるだろう。 基本情報 | 株価 | 2,996円 | |—|—| | 年間配当(※) | 86円 | | 優待 | ◯ (100株~) | | 1株投資対応 | ・マネックス証券・SBI証券 | ※配当は直近1年間の実績(2023年4月14日15:00時点) 株初心者によくある質問 ここでは、株初心者によくある質問をまとめている。株式投資を始めようか迷っている人はぜひ参考にしてほしい。 株に投資したらどれくらい儲かるの?どれくらい儲かるかは、投資金額や株価の動き、売買のタイミングによって異なる。 本記事で紹介した株のなかには、直近10年で2倍以上になった銘柄もあるが、過去の値動きは未来の利益を保証するものではない。 株はどうやって勉強したらいい?株の勉強は、本や日経新聞を読むなどの方法がある。 初心者が本で勉強する場合は、まずは「決算書はここだけ読め!(講談社現代新書)」を読んでほしい。会社の業績を最低限理解しておけば、長期投資で大きな失敗をするリスクを抑えられるだろう。 日経新聞は、ほかの新聞と比べて経済関連の情報が多く、株の勉強に向いている。購読すると月4,000円以上かかるが、楽天証券なら口座開設をするだけで「日経テレコン」を通じて無料で読むことができる。 株は1万円から始めてみよう! 初心者は、1万円で株式投資を始めてみよう。 1万円なら、失敗したときのダメージも少ない。本記事で紹介した銘柄なら、1万円で複数の企業に分散投資することもできる。 ほかにも日本株には、高配当株や魅力的な優待がある銘柄が数多くあるので、ネット証券に口座を開設して探してみてほしい。 株初心者が1社だけ証券会社を選ぶなら、楽天証券がおすすめだ。1株投資に対応していない銘柄は多いものの、将来的に取扱銘柄は増える可能性が見込まれる。 スマホアプリやサイトは初心者でもわかりやすく操作しやすいので、はじめての株式投資は楽天証券で始めてみよう。 \アプリやサイトがわかりやすい/ 楽天証券の口座開設はこちら | 関連記事 | |—| | おすすめの高配当株(国内・国外)を紹介!注意点も解説 | 前へ 次へ 記事一覧へ

5万円以下で始められる投資7種類を紹介 短期間で利益を出すにはどの投資がオススメ? 証券研究lab

サイトマップ 人気コラム 10選 株式は証券取引所で取引されています。その取引のルールとして100株単位で取引しなければならないという「単元株制度」があります。 低位株投資 100株単位で5万円以下の投資するならば、1株500円以下の株でなければなりません。500円以下の株を「低位株」といい、さらに100円以下の株を超低位株またはボロ株といいます。そういった株は、変動率が大きく短期で大きな利益を狙えます。 例えば、10円の株を5,000株買うと投資額は5万円ですが、1円上がるだけで5,000円儲かります。 リアルタイムで動くため、デイトレードなどの短期でも利益を得ることができます。 ただ、低位株は1円動くだけでも10%近く変動するため変動率が高く、さらに上場廃止リスクが大きくなっています。 単元未満株SBI証券のS株なら1株から購入することができます。株価3,000円でも1株から購入できるため、3,000円から投資可能となります。100株未満で株式を購入することを単元未満株式取引といいますが、取引が証券取引所を通さずに証券会社との相対で行うため、価格はリアルタイムではありません。注文方法としては成行注文のみで、注文時間が0:00‾10:30当日の後場始値、10:30‾21:30翌営業日前場始値、21:30‾24:00翌営業日の後場始値の値段で約定されます。このため、1日などの短期売買には向いていないでしょう。 *^*SBIネオモバイ証券で単元未満株取引ができる