本文へスキップ

日本株・株主優待の投資情報メディア

Yutai Top 株主優待・日本株
投資コラム

仕手株の代表銘柄と見分け方|短期で稼ぐ投資術を解説

仕手株の代表的な銘柄や、低位株・出来高・発行済株式数など仕手株になりやすい特徴を解説。玉集めからふるい落としまでの流れ、リスクを抑えた短期投資の考え方も紹介します。

公開: 7分で読めます Yutai編集部
仕手株の代表銘柄と見分け方|短期で稼ぐ投資術を解説の株主優待・投資情報

仕手株の代表的な銘柄を紹介!見分け方と稼ぎ方をレクチャー

仕手株とは

仕手株とは、株価が意図的に操作されている可能性が高い銘柄のことです。株価が操作されているため、値動きが非常に激しく、短期間で数十倍に高騰することもあれば、急激に下落することもあります。

一見すると近寄りがたい存在ですが、個人投資家の中には「仕手株を上手く利用すればハイリターンが得られる」と考える人もいます。本記事では、仕手株の常連とされる銘柄、仕手株になりやすい特徴、見分け方、そして投資で稼ぐために必要な知識を解説します。

仕手株の常連銘柄

「仕手株の常連銘柄」として投資家から指摘されることが多いのは、以下のような銘柄です。

コード 銘柄名 株価 時価総額 出来高 発行済株式数
2134 燦キャピタル 23円 26.0億円 532,600 113,194,584
2338 ウェッジホールディングス 124円 44.4億円 1,020,000 35,794,478
3807 フィスコ 157円 71.9億円 62,500 45,776,722
9424 日本通信 227円 375億円 2,752,600 165,009,239
2323 fonfun 352円 11.9億円 91,003 3,380,920
3825 リミックスポイント 476円 584億円 2,835,800 122,668,300
4165 プレイド 647円 250億円 11,080,100 38,595,900
2667 イメージワン 762円 82.3億円 373,500 10,803,600
7078 INCLUSIVE 1,340円 130億円 2,952,200 9,681,789
6898 トミタ電機 776円 6063.4億円 230,400 816,979

いずれの銘柄も、株価が安い、出来高が少ない、株価の高騰と下落を繰り返すなど、仕手株になりやすい特徴を持っています。

仕手株のターゲットになりやすい銘柄

仕手株のターゲットにされやすいのは、株価が安い銘柄や出来高が少ない銘柄です。こうした銘柄は、比較的少ない資金でも株を買い集めやすく、注目されにくい状態で仕込みを行いやすいためです。

一般的には「仕手株には手を出すな」と言われます。株価の変動が激しく、売買ポイントが分かりにくいため、特に初心者にとっては難しい投資対象といえます。

仕手株投資は「稼げる」のか

実際には、仕手株であることを分かったうえで投資する人も多くいます。理由は、短期間で大きな値上がりが期待できるからです。

たとえば、2022年に仕手株と噂されたマツモト(7901)は、3か月間で株価が12倍になりました。仕手株は短期間で高騰するため、短期トレードを上手く行えれば、資産形成のスピードを速められる可能性があります。

ただし、仕手株に手を出すなら高値で買わないことが重要です。急騰と急落を繰り返すため、動意付く前の安値圏で購入し、上昇後に売り抜ける戦略が求められます。

過去の仕手株事例

アンジェス(4563)

アンジェスは、投資インフルエンサーの発言と株価急騰が重なった事例として知られています。2017年6月に「株価が上がる」といった発言が繰り返され、その後株価が急騰しました。

2017年7月には「1000円まで保証する」といった発言の後、884円でピークを付けました。しかし翌週、開発プロジェクトの中止と特別損失計上に関する発表があり、株価は32%下落しました。

この事例からは、特定銘柄を繰り返し煽る投資インフルエンサーの存在が、仕手株的な値動きにつながる可能性があることが分かります。

ニチダイ(6467)

ニチダイは、株価の不正操作で逮捕者が出た事例です。2018年1月までは600円台で推移していましたが、「トンピン」と名乗る相場師の発言をきっかけに株価が急騰し、同年3月には3980円まで上昇しました。

大量保有報告書からは、600円台で買付を行い、急騰後の3045円で売却していたことが確認されています。この一連の取引だけで10億円以上の利益が得られたとされています。

土屋ホールディングス(1840)

土屋ホールディングスは、株価200円未満の低位株であり、仕手株のターゲットになりやすい特徴を持っていました。2022年8月上旬には、明確な好材料がないまま株価がじわじわと上昇し、その後出来高を伴いながら急騰、最終的には急落しました。

材料の乏しさ、出来高の増加、急騰後の急落という流れは、仕手株の典型的なチャートパターンといえます。

仕手株になる流れ

玉集め

仕手筋はまず、仕手株の対象銘柄を決めます。株価が安いボロ株や低位株が選ばれやすく、数か月かけて少しずつ株を買い集めます。これを「玉集め」と呼びます。

玉転がし

株を集めた後、大量の買い注文を出して株価を一気に引き上げます。出来高が急増し、個人投資家の注目を集めるのが狙いです。

その後、仕手筋は少しずつ株を売却して需給を安定させます。この売り玉を「冷やし玉」と呼び、相場の過熱を抑えながら個人投資家に買いやすくさせる役割を果たします。

ふるい落とし

個人投資家の買い注文でさらに株価が上昇したタイミングで、仕手筋は保有株を一気に売却します。その結果、株価は急落し、仕手筋は利益を確定させます。

仕手株の特徴

  • 株価が安い低位株やボロ株である
  • 出来高が少なく、注目されていない銘柄である
  • 発行済株式数が少なく、買い集めやすい
  • 明確な材料がないのに株価が急騰する
  • 急騰と急落を繰り返すチャートを形成している
  • 投資インフルエンサーが特定銘柄を繰り返し推奨している

特に発行済株式数は6,000万株以下が一つの目安とされることがあります。

仕手株の見分け方

株価上昇ランキングを確認する

株価上昇ランキングに急浮上した銘柄には注意が必要です。特に、明確な材料がないのに株価が高騰している場合は、仕手株化している可能性があります。

過去のチャートを確認する

一度仕手株化した銘柄は、その後も同様の値動きを繰り返すことがあります。過去に理由のない急騰や急落、出来高の急増があったかを確認しましょう。

SNSやインフルエンサーの発言を確認する

投資インフルエンサーが特定銘柄を何度も推奨している場合、注意が必要です。SNSで銘柄名を検索し、買い煽りの有無や投資家の反応を確認しましょう。

仕手株のリスク

高値掴みの可能性

一般投資家が仕手株に気付くタイミングは、すでに株価が大きく上昇した後であることが多いです。上昇ランキングで発見した時点で買うと、高値掴みになる可能性があります。

上昇タイミングが読めない

仕手株になりそうな銘柄を事前に仕込んでも、いつ株価が動くかは分かりません。仕手筋次第であり、資金効率が悪くなる可能性があります。

売却が困難になる

株価急落局面では、保有者全員が売り抜けようとするため、売買が成立しにくくなります。最悪の場合、希望する価格で売却できないリスクもあります。

仕手株の魅力

仕手株にはリスクがある一方で、短期間で大きな利益を狙える魅力があります。株価が3倍、10倍になることもあり、安値で仕込むことができれば大きなリターンにつながる可能性があります。

また、数日から1か月程度で急騰するケースもあるため、短期トレードを得意とする投資家にとっては魅力的な対象となります。

仕手株で稼ぐための考え方

仕手株待ち伏せ法

投資系YouTuberのタカニキが提唱する「仕手株待ち伏せ法」では、月足チャートで材料なしの急騰を何度も繰り返している銘柄を探し、次の急騰前に購入して保有する方法が紹介されています。

特に、業績が赤字でありながら定期的に急騰と下落を繰り返す銘柄は、監視対象になりやすいとされています。ただし、急騰後はすぐに売却し、ふるい落としに巻き込まれないことが重要です。

情報収集を徹底する

仕手株で利益を得るには、仕手筋の行動原理や仕手株の値動きを理解する必要があります。ネット上には仕手株情報をまとめたサイトもありますが、デマも多いため、情報の真偽を見極めることが大切です。

まとめ

仕手株は株価が操縦されている可能性があり、初心者が手を出すには危険な投資対象です。しかし、短期間で大きな利益を狙える魅力があることも事実です。

仕手株を狙う場合は、低位株・出来高が少ない銘柄・発行済株式数が少ない銘柄といった特徴を理解し、過去のチャートやSNSの動きを確認することが重要です。また、高値で買わず、損切りルールを徹底することで、リスクを抑えることが求められます。

投資に関するご注意: 本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載している株価・利回り・優待内容は執筆時点のもので、変更される場合があります。投資判断はご自身の責任で行い、最新情報は企業の公式サイト・証券会社等でご確認ください。
この記事をシェア X Facebook はてブ
Yutai編集部のアイコン

ABOUT THE EDITOR

Yutai編集部

日本株・株主優待を中心に、初心者にもわかりやすい投資情報を発信する編集チームです。

運営者情報を見る
4件