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2024年米国株テンバガー候補5選|大化け期待の注目銘柄を解説

2024年に大化けが期待される米国株テンバガー候補5銘柄を紹介。VLD、TLRY、RIG、SOLO、MNTSの事業内容に加え、テンバガー銘柄の共通点、スクリーニング条件、過去の10倍株事例も解説します。

公開: 22分で読めます Yutai編集部
2024年米国株テンバガー候補5選|大化け期待の注目銘柄を解説の株主優待・投資情報

2024年米国株テンバガー候補を予想 大化け期待銘柄5選

米国株テンバガー候補2024について

米国株は優良テンバガー(10倍株)銘柄の宝庫となっています。

テンバガーとは、株式用語で株価が10倍になった銘柄、またはなりそうな銘柄のことです。野球用語で塁打を意味するバガー(Bagger)が語源となっており、一試合で10塁打(Ten-Bagger)を記録するほどの勢いで株価が急騰する様を例えた造語です。

昨年は情報技術セクターのAPLDやSMCI、金融セクターのAPCXなどがテンバガーを達成しました。当記事では、米国株から2024年のテンバガー候補を5銘柄厳選します。また、米国株テンバガー銘柄の「スクリーニング条件」や「大化け株の特徴」も解説します。

2024年の米国株テンバガー候補5選

2024年に大化けが期待される米国株テンバガー候補は、以下の5銘柄です。

  1. ヴェロ3D(VLD)
  2. ティルレイ・ブランズ(TLRY)
  3. トランスオーシャン(RIG)
  4. エレクトラメカニカ(SOLO)
  5. モメンタス(MNTS) アメリカはあらゆる国から巨額資金が流れ込む世界最大の市場であり、革新的な企業がいくつも存在します。

特にITにおいては、技術力・資金力において他国の頭一つ抜けており、世界を一変させるような技術を有する企業も少なくありません。

優良な企業を見極めることができれば、株価10倍、20倍、30倍以上を達成することもあります。

事実、2020年にはGLSIが株価+4849%を、2021年にはAMCが+3631%を達成しています。

ヴェロ3D(VLD)

ヴェロ3Dは、3Dプリンターを製造する企業です。

ヴェロの3Dプリンターは、宇宙・航空・防衛などで使われる構造が複雑な金属部品でも製造可能です。

2021年にニューヨーク証券取引所に上場したばかりの同社は、既に名だたる大企業と提携を結んでいます。

  • SpaceX(宇宙関連)
  • ホンダ(自動車)
  • Honeywell(航空)
  • Lam Research(半導体)

特に宇宙開発事業にも関連のある事業として注目されています。最近では宇宙関連のニュースを日常的に見るようになり、投資家以外からの注目度も抜群です。

イーロンマスク率いるSpaceXのロケットエンジンにも、ヴェロの3Dプリンター技術が採用されています。

ヴェロの株価は0.33ドル、時価総額6,826万ドルと、まだ手を付けやすい小型株です。宇宙開発事業がさらに活発になる前に仕込んでおけば、テンバガーも夢ではないとしています。

ティルレイ・ブランズ(TLRY)

ティルレイ・ブランズは、医療用大麻の製造・販売を行う企業です。

バイデン大統領により米国では大麻合法化に向けた動きが見られています。

  • 大麻所持犯罪に対して恩赦を出した
  • マリファナ(大麻)の研究法案に正式署名した

2022年12月時点で、38州で医療用大麻が合法化され、19州で嗜好用大麻が合法化されています。

アメリカ以外にも、世界ではカナダ、ウルグアイ、メキシコなど大麻を合法化する国が増えています。

ティルレイ・ブランズの営業利益は赤字ですが、売上高は5期連続で続伸しています。日本ではまだ大麻規制は厳しいものの、世界的に見るとビジネスチャンスが期待できる分野です。

トランスオーシャン(RIG)

トランスオーシャンは、超深海で使用できる掘削機の提供を行う企業です。海底に眠る石油やガスを掘り起こす事業が中心です。

2022年は露ウクライナ戦争を契機に、エネルギー価格の高騰が連日叫ばれました。その傾向は2023年以降も継続の見通しです。

トランスオーシャンの採掘事業は、新たな石油・ガス資源の発見につながります。投資家からの注目度も増していくでしょう。

2022年にテンバガーを達成した米国株4銘柄のうち3銘柄がエネルギー関連株でした。

トランスオーシャンの業績は赤字が続いているものの、赤字幅は徐々に小さくなっています。来期には黒字転換の可能性もあります。

エレクトラメカニカ(SOLO)

エレクトラメカニカは、主にカナダ・北米で一人乗りの三輪電気自動車を提供している自動車メーカーです。

一人乗り用の電気自動車「SOLO」、二人乗り用の「Tofino」が主力製品です。

同社の強みは、バイクと代替される可能性を秘めている個人用EV車の製造に注力している点です。特に環境意識の高い北米で、都市部の通勤者、商用車や配送業者、シェアモビリティをターゲットとしています。

電気自動車の需要は高まるばかりです。バイデン大統領は、2030年までに新車の50%以上を電気自動車にする大統領令を出しています。すでにテスラ、ゼネラルモーターズ、フォードなどの大手自動車メーカーがEV車の開発に投資しています。

個人用EV車はバイクと代替される可能性を秘めており、通勤や買い物に出かける一般人の多くがターゲットになります。

2022年10月にはアリゾナ州でEV車を販売するライセンスを取得し、同年テレビCMの放映を開始しました。

エレクトラメカニカの売上高は続伸しており、2022年第3四半期の売上高は前期比12倍に増加しています。

モメンタス(MNTS)

モメンタスは、宇宙に人工衛星や物資を輸送する機器を開発している企業です。

モメンタスが手掛ける事業は、宇宙ゴミの撤去サービスです。宇宙ゴミとは、燃料切れになった人工衛星や打ち上げられたロケットなどのことです。

宇宙開発事業が活発になっている現代において、宇宙ゴミが進路の邪魔になる場合があります。さらに宇宙空間のゴミは地上に降ってくる恐れもあります。

今後の進化発展への妨げとなる可能性はもちろん、人類の脅威ともなり得る宇宙ゴミ問題に一石を投じるのがモメンタスの事業です。いわば「宇宙におけるレッカーサービス会社」というイメージです。

モメンタスは米国株の宇宙関連株の中でも、1ドル未満で買えるペニー株です。今後宇宙関連ビジネスで材料ニュースが出たら、真っ先に注目を集めるかもしれません。

テンバガーを果たす米国株の共通点

過去にテンバガーになった米国株には、次の3つの共通点があります。

  1. 株価が安い銘柄
  2. トレンドにマッチしたテーマ株
  3. ハイテクノロジーなセクター もちろん、その国々・時勢によって評価されるセクター等には若干の違いがあります。しかし米国株だからといって、テンバガーになる特別な条件があるわけではありません。テンバガーを達成しやすい銘柄の特徴は、米国株も日本株も大きな差はないとされています。

株価が安い銘柄

テンバガーを達成しやすい条件の一つに、株価が安いことが挙げられます。2019~2021年の間に、単年で株価10倍になった米国株の約半数が、1ドル未満の銘柄でした。いわゆる「ペニー株」です。

株価が高い銘柄よりも、株価が安い銘柄のほうが買いやすいとされています。つまり株価が安い銘柄は、資金力に関係なく幅広い層の投資家から買われやすくなります。多く買われれば、それだけ株価も上がりやすくなります。

日本株でも同じ傾向が見られ、株価500円以下の銘柄がテンバガーになりやすいと言われています。

トレンドにマッチしたテーマ株

その年のトレンドにマッチした銘柄も大化けしやすい傾向があります。2022年であればエネルギーに関連したものなど、日本で言うところのテーマ株のような銘柄が買われやすいです。

このようなテーマ株は、個人投資家をはじめ機関投資家など多くの投資家からの資金が流入します。そのため注目度が高く、買いが買いを呼び、結果としてテンバガーになりやすいとされています。

ハイテクノロジーなセクター

高度で最先端の技術を持つハイテクノロジーなセクターも、テンバガーになりやすいです。

AIサービスを用いたテック企業はもちろん、医療や金融などのセクターも注目されやすいです。特にChatGPTの登場により、生成AIに関連したセクターが大きく盛り上がりました。

日本市場でも同様に、AI関連銘柄という株式テーマの銘柄が軒並み大化けを果たしています。

米国株からテンバガーが出やすい理由

米国株からテンバガーが出やすい理由として、よく挙げられているのは下記の3点です。

  1. 米国株式市場は世界最大規模
  2. 米国のサービスが国際標準になることが多い
  3. 世界でも屈指の株主重視の経営 確かに、市場の規模などが米国株からテンバガーが誕生する結果にもつながっています。しかし上記は「結果」であり、テンバガーが出やすい「要因」とは異なります。

米国株からテンバガーが出やすい真の理由は、アメリカの社会文化が「革新的な企業を生み出しやすい環境」になっているからだと考えられます。

アメリカは移民の文化

アメリカには、ヨーロッパ、中国、インド、メキシコ、日本など、世界中から人々がやってきています。移民によってもたらされる新しい技術や知恵は、新技術の発明や開発に役立ちます。

iPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズはシリア人の移民の子どもでした。またGoogle創業者のサーゲイ・ブリンはロシア系ユダヤ人の両親を持ち、6歳の時に米国へ移住しています。

2016年に発表された米国政策国家財団の報告書によると、時価総額10億ドル以上のスタートアップ企業のうち、半分以上(87社中44社)は移民が起業しています。

多種多様な文化が混ざり合い、革新的なサービスを生み出す環境。アメリカの移民文化は、世界的な企業が生まれる根幹となる要素です。

アメリカは競争社会

移民文化によって発展したアメリカは、自由と平等を信条に掲げている国です。つまり、実力さえあれば誰でもチャンスが得られる競争社会です。

実力さえあれば高収入を得られ、社会的な地位を望むことも可能です。その大きな成功を得るために人が集まり、切磋琢磨する環境がアメリカにはあります。

例えば、ビル・ゲイツからマイクロソフトCEOを引き継いだサティア・ナデラはインド出身の実業家です。Googleの最高経営責任者であるサンダー・ピチャイもインド出身です。

実力主義であるアメリカには、世界中から優秀な人材が集まります。国連の予想によると、アメリカの人口は今後も増える見通しです。

これらの理由を知っておくと、一般的に言われている「米国株に期待できる理由」も分かりやすくなります。

  • なぜ米国株式市場が世界最大規模になったのか? ⇒ 米国の優秀な人材が企業価値を向上させた結果、投資家から人気が集中したから
  • なぜ米国のサービスが国際基準になることが多いのか? ⇒ 米国が開発する製品や打ち出すサービスが世界に浸透する影響力を持つから
  • なぜ世界でも屈指の株主重視の経営が行われるのか? ⇒ 株主重視の経営をすることで投資家から資金を集め、設備投資や事業拡大の資金を得て、さらなる企業価値の向上につなげられるから

歴史を紐解くと、米国は世界中から人が集まる社会文化があるため、革命的な企業・伸びる企業が誕生しやすい国です。テンバガー候補を探す際は、企業の事業内容を見て「これまでの価値観を一変させるサービスになるかどうか」をチェックしておくとよいでしょう。

テンバガー候補の米国株の探し方・スクリーニング

未来のテンバガー候補を見つけるために、米国株をスクリーニングして将来有望な企業を絞り込みます。

狙い目なのは、利益や売上をグングン伸ばしている成長企業です。業績に伴って企業が成長するため、投資先として優秀です。

米国株から成長企業を見つけるスクリーニング条件は以下の通りです。

  • EPS成長率1年変化:20%以上
  • 四半期ごとのEPS成長率:20%以上
  • 四半期ごとの売上・収益の成長:20%以上
  • EPS来年の予測変化:15%以上
  • 機関投資家の所有権:30%以上
  • 価格が15ドル超
  • EPS成長率5年平均:15%以上
  • 売上成長率5年平均:15%以上

現時点での企業価値を表すPERやPBRよりも、未来の企業成長につながる項目を重視した条件です。

米国株をスクリーニングできる「finviz」というツールであれば、これらの条件を入力できます。

米国株のテンバガー情報を調査するやり方

テンバガーになりそうな米国株を調べたい場合、おすすめの調査方法は次の2つです。

  • Motley Foolの記事を読む
  • Redditで米国株投資家の意見を見る

Motley Foolは、米国の株式情報をまとめているニュースサイトです。よく「テンバガーが期待できる銘柄」「購入すべき株」などの記事が寄稿されています。記事で言及される米国株が上がるとは限りませんが、購入候補を探す際には有用です。

Redditは米国の掲示板サイトです。「テンバガーになりそうな銘柄は?」という掲示板では、個人投資家同士でテンバガーに期待している銘柄を教え合っています。

過去にテンバガーを達成した米国株【年度別】

1年間という短い期間でテンバガーに至った米国株を、年度別に調査した結果は以下の通りです。調査期間は2019年~2022年です。

年度 上昇率 ティッカー 銘柄名 市場 底値 高値
2022年 15.9倍 ENSV Enservco Corporation NYSE Arca $0.55(2/23) $8.76(3/8)
2022年 15.5倍 HUSA Houston American Energy Corp NYSE Arca $1.07(2/3) $16.61(3/8)
2022年 12.3倍 NINE Nine Energy Service, Inc NYSE $0.91(1/24) $11.20(12/1)
2022年 10.1倍 RYTM Rhythm Pharmaceuticals, Inc. NASDAQ $3.04(5/20) $30.98(9/14)
2021年 36.3倍 AMC AMC ENTERTAINMENT HOLDINGS NYSE $2.00(1/5) $72.62(6/2)
2021年 28.1倍 GME GAMESTOP CORP A NYSE $17.15(1/4) $483.00(1/28)
2021年 21.5倍 SAVA CASSAVA SCIENCES INC NASDAQ $6.78(1/4) $146.16(7/29)
2021年 16.0倍 MMAT META MATERIALS INC NASDAQ $1.36(1/5) $21.76(6/21)
2020年 48.4倍 GLSI GREENWICH LIFESCIENCES INC NASDAQ $3.26(11/4) $158.07(12/9)
2020年 41.8倍 MARA MARATHON DIGITAL HOLDINGS INC NYSE $0.35(3/16) $14.66(12/28)
2020年 17.9倍 OCGN OCUGEN INC NASDAQ $0.17(6/1) $3.05(12/23)
2019年 41.6倍 AXSM AXSOME THERAPEUTICS INC NASDAQ $2.64(1/2) $109.94(12/30)
2019年 15.0倍 PRVB PROVENTION BIO INC NASDAQ $1.52(1/2) $22.82(6/10)
2019年 13.8倍 KOD KODIAK SCIENCES INC NASDAQ $5.86(4/2) $81.00(12/26)

「2022年内のテンバガー達成の米国株は4銘柄だけ?」と思う人もいるかもしれません。実はOTC取引(店頭での直接売買)も含めると、2022年にテンバガーを達成した米国株は97銘柄です。今回は、日本からでも購入できる米国株に絞ってデータを調査しています。

2022年の米国株テンバガー

2022年は弱気な相場で始まりました。要因は、原油量の縮小に伴うエネルギー価格の高騰、サプライチェーンの混乱の長期化に伴うインフレ、利上げの金融政策です。

そんな相場状況の中で特に上昇したのはエネルギー関連株でした。ENSV、HUSA、NINEの3銘柄はエネルギー関連事業を行う会社です。RYTMはバイオ企業です。

露ウクライナ戦争で原料価格の高騰の影響を受け、石油や天然ガスを取り扱う企業に投資家の目線が向けられました。

2021年の米国株テンバガー

2021年は、2020年に発生した新型コロナに対する積極的な財政出動や金融緩和策に加え、ワクチン普及に伴い景気も回復し、株価は堅調に推移しました。

雇用環境の改善を背景に消費が回復し、ワクチン接種による重症化リスクの低減の期待などから、新型コロナで冷え込んだ景気が回復した1年でした。

2021年に最も高い上昇率だったAMCは米国の演劇事業の持ち株会社で、主に映画事業を行っています。大規模な財政出動や金融緩和策が行われたことで市場にお金があふれ、投資家のリスク資産の許容度が回復したと言われています。

その結果、金融機関や個人投資家の間でミーム株取引が再び活性化しました。ミーム株とは、企業の業績などとは関係なくSNSなどで大きく注目が集まることで投資家が一斉にその株を買い、短期間で急激に株価が上昇する銘柄のことです。AMCやGMEもミーム株と言われています。

2020年の米国株テンバガー

2020年は新型コロナウイルスが発生した年です。2月から3月にかけて株価は大暴落しましたが、積極的な財政出動や金融緩和が行われ、上昇基調に復帰しました。

2020年単体でのテンバガーは3社だけですが、2020年から2021年にかけてはNYダウが過去最高値を更新する市場環境に伴い、他にも15社以上のテンバガーが出た年でもあります。

2020年に最も高い上昇率だったGREENWICH LIFESCIENCESは、米国のバイオ製薬会社で、主に乳がん手術後の再発防止のための免疫療法の開発を行っています。

2020年12月9日、同社が開発している乳がん術後再発予防としての免疫療法「GP2」の第2b相臨床試験での5年間に及ぶデータで、以前に手術を受けた患者の乳がんの再発が0であったことを発表しました。それに伴い株価は急上昇し、前日の終値から比べ3000%超も上昇してテンバガーとなりました。

2019年の米国株テンバガー

2019年は米国のみならず、世界の株式市場で堅調な展開となった1年です。特に米国では、FRBが利下げを行ったことと、米中通商交渉の進展期待が高まったことで上昇基調となり、NYダウは過去最高値を更新、テンバガーも出やすい1年でした。

2019年に最も高い上昇率だったAXSOME THERAPEUTICS INCは、米国のバイオ医薬品企業です。この年、同社の科学者は、咳止めシロップの有効成分と特許切れで人気のある抗うつ薬を組み合わせることで、より効率的に脳に到達するうつ病の新薬を発見し、テンバガーとなりました。

【マメ知識】歴史上、最も上昇した米国株はマイクロソフトの3,000倍

長い米国株の歴史の中では、古くはウォルト・ディズニーやコカ・コーラ、エクソンモービル、最近ではAmazonやApple、ネットフリックスなど、その株価を何十倍、何百倍にも高騰させた銘柄が数多くあります。

その中でも約3,000倍以上と驚異的な株価上昇を見せた銘柄が「マイクロソフト(MSFT)」です。

1986年3月13日のIPO時、0.1ドルだった株価は、近年クラウドサービスの本格化やWindowsやOfficeなどのサブスクリプション化に成功。2021年4月時点でマイクロソフトの株価は315ドルと、実に3,000倍以上の上昇となっています。

【参考】2022年 注目の米国株

米国株投資家、米国のアナリストが2022年に注目していた銘柄の一覧です。

米国株の第一人者「じっちゃま」の注目株

じっちゃまは「テンバガーを買うには、いい決算を出し続ける銘柄を早い段階から見極めることが必要」と説いています。2021年12月期決算シーズンにおいて、とりわけ印象に残る決算結果を出したとされる企業をテンバガー候補として紹介しています。

DOXIMITY INC(DOCS)

  • 株価:50ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:96億ドル
  • 業種:ITサービス
  • テーマ:遠隔医療、ヘルスケア

DOXIMITYは遠隔医療向けコミュニケーション・アプリの会社で、医療従事者向けのSNSプラットフォームDoximityを提供しています。米国の医師の約80%が利用しており、全米50州で約180万人の医師がメンバーになっています。

注目ポイントは、Doximityを医師には無料で利用させる一方、SNS内のデータをビジネスに活用する製薬会社やヘルスケアシステム会社からはお金を取って運営しているところです。

2022年度の売上高は予想2.78億ドルに対して、新業績予想で2.97億~3億ドルが提示されました。

UPSTART HOLDINGS INC(UPST)

  • 株価:82ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:69億ドル
  • 業種:ITサービス
  • テーマ:AI、フィンテック

UPSTART HOLDINGSは米国の融資プラットフォームプロバイダです。同社のプラットフォームは人工知能(AI)を活用しており、銀行及び融資提供者のリスクとコストを削減しながら、消費者に高い承認率と低い金利を提供します。完全に自動化された効率的なプロセスでローン商品の提供を可能としています。

2021年の売上高は予想6.01億ドルに対して、新業績予想で7.5億ドルが提示されました。

DLOCAL LTD(DLO)

  • 株価:27ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:80億ドル
  • 業種:ITサービス
  • テーマ:電子決済

DLOCALはクラウドベースの決済サービスプラットフォームを開発、提供するフィンテック企業です。国境を超えた取引や地域間での取引に対応し、世界で330の企業が顧客となっています。

2020年の決算総額は20億ドル、過去5年間の決済総額の成長率は年率+97%でした。

注目ポイントは、主な顧客としてAmazon、Spotify、Microsoftなどの著名な企業を抱えていることと、このプラットフォームを利用すれば一つのAPI、一つの契約であらゆる決済に対応できることです。ブラジル、メキシコ、アルゼンチンなどの新興国をはじめとした29カ国で国際、国内決済が行えます。

2021年第二四半期決算は、売上高が予想4,070万ドルに対して5,900万ドル、売上成長率が前年同期比+186.4%でした。

WAT(米国株投資ちゃんねる)の注目株

米国株に投資する兼業サラリーマンのWATは、2022年の米国株テンバガー候補として「医療、大麻関連、EV、仮想通貨」などの注目テーマから銘柄をピックアップしています。

OBSEVA SA(OBSV)

  • 株価:1.3ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:1.1億ドル
  • 業種:医薬品
  • テーマ:バイオ

OBSEVAはスイスのバイオ医薬品ベンチャー企業で、子宮筋腫、子宮内膜症、早産に焦点をあてた治療薬の開発を行っており、日本のキッセイ薬品とも提携しています。

患者が多いがまだ医療の手が届いていない産婦人科の領域をターゲットとしていて、そのマーケット規模も非常に大きいです。子宮内膜症と子宮筋腫だけで米国の医療コストが年間560億ドルになり、早産でも2015年には世界で約100万人の赤ちゃんが早産で亡くなっています。

この分野での治療薬が承認されて普及すると、世界に与える影響が大きいとされています。臨床試験次第では、十分にテンバガーを狙えるでしょう。

SUNDIAL GROWERS INC(SNDL)

  • 株価:0.5ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:12億ドル
  • 業種:医薬品
  • テーマ:バイオ、医療用大麻

Sundial Growersは医療向け及び成人用市場向けの大麻の生産、流通、販売を行うカナダの大麻事業会社です。

現在米国では急速に大麻の合法化が進んでおり、今後の市場拡大によっては大きく株価が上がることが期待できる点が注目されています。米国内では大麻の合法化が進んでおり、現在38州で医療用大麻、18州とワシントンDCで嗜好用大麻が合法化されています。

大麻やマリファナの市場調査を行うBDSAによると、米国内の大麻市場は昨年250億ドル(約3兆1,200億円)と、2020年から40%増と大幅な増加となっています。

年々合法化が進み市場規模も拡大しているため、ここからの全面禁止はないであろうという予測のもと、「ここまで底を打っている株価はあとは上昇しかないという発想で買ってみるのもおもしろい」という銘柄として挙げられています。

ELECTRAMECCANICA VEHICLES CORP(SOLO)

  • 株価:1.9ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:2.3億ドル
  • 業種:製造
  • テーマ:電気自動車(EV)

ELECTRAMECCANICA VEHICLESはカナダの電気自動車(EV)メーカーです。

電気自動車(EV)の一人乗り、低価格であるという点を差別化ポイントとしています。5年間のランニングコストをテスラの電気自動車と比較していて、そのコストはテスラの半分以下となっています。

株価は現在伸び悩んでいますが、バイデン大統領が電気自動車(EV)にかなり力を入れていることもあり、大きく伸びる余地があるという点で注目の銘柄とされています。

BITFARMS LTD/CANADA(BITF)

  • 株価:3.1ドル(2022年4月15日時点)
  • 時価総額:6.3億ドル
  • 業種:金融
  • テーマ:仮想通貨

BITFARMSは、北米最大級の暗号資産採掘事業を所有、運営している会社です。

以前まで圧倒的なシェアを誇っていた中国の仮想通貨のマイニングが禁止となったことで、マイニングビジネスが盛り上がりを見せています。また、マイニング事業を行う会社の株価はビットコインの価格と連動しており、過去にもビットコインが4倍になった時点でここの株価も12倍をつけました。

さらに2022年には大きく採掘用の設備にも投資をし、他大手採掘会社と遜色ない採掘スペックとなる予定です。採掘スペックに比べ時価総額が安いことでも割安感があるとして、候補銘柄とされています。

米国アナリストが選ぶ注目株

米国では投資・経済アナリストの意見が市場に強い影響を及ぼします。アナリストの買い判断や売り判断を見て、銘柄を売買する投資家も少なくありません。

2022年6月に「Kiplinger」で発表されたレポートでは、2022年後半にハイリターンを狙える小型株を12銘柄紹介しています。

ティッカー 銘柄名 時価総額 株価 アナリスト判断
RCKT ロケット・ファーマシューティカルズ 8.5億ドル $13.03 強い買い(スコア1.17)
HCAT ヘルス・カタリスト 8.4億ドル $15.52 強い買い(スコア1.27)
TENB テナブル・ホールディングス 51億ドル $46.71 強い買い(スコア1.29)
COUR コーセラ 21億ドル $14.79 強い買い(スコア1.33)
KRTX カルナ・セラピューティクス 37億ドル $124.98 強い買い(スコア1.35)
NOVA サンノヴァ・エナジー・インターナショナル 20億ドル $17.72 強い買い(スコア1.39)
AXSM アクサム・セラピューティクス 14億ドル $36.49 強い買い(スコア1.40)
VRNS バロニス・システム 33億ドル $30.61 強い買い(スコア1.45)
GTLS チャート・インダストリーズ 58億ドル $160.05 強い買い(スコア1.47)
ARVN アルビナス 24億ドル $43.64 強い買い(スコア1.50)
FATE フェイト・セラピューティクス 24億ドル $24.88 買い(スコア1.52)
GBT グローバル・ブラッド・セラピューティクス 21億ドル $32.28 買い(スコア1.64)

アナリストスコアは、1に近づくほど強い買い判断、5に近づくほど強い売り判断です。

投資に関するご注意: 本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載している株価・利回り・優待内容は執筆時点のもので、変更される場合があります。投資判断はご自身の責任で行い、最新情報は企業の公式サイト・証券会社等でご確認ください。
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