AI関連銘柄の本命株・出遅れ株 2024年の急騰期待銘柄5選
AI関連銘柄の本命株・出遅れ株 2024年の急騰期待銘柄5選
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生成AI(チャットGPT)の登場で再注目を浴びているAI関連銘柄の中から急騰期待の本命株、出遅れ株、低位株など厳選して紹介します。
AI関連銘柄について
AI関連銘柄の本命株・出遅れ株 2024年の急騰期待銘柄5選
2024年も引き続き、爆発的な注目を浴びているAI関連銘柄(生成AI関連銘柄)。
アメリカの新興企業オープンAIが手掛ける「ChatGPT(チャットGPT)」の登場により、ジェネレーティブAIに対して世界中から注目が集まっています。
2023年以降、ChatGPTを材料に各国の株式市場でAI関連株が物色されており、米エヌビディア(NVDA)などAI関連銘柄を代表する銘柄が軒並み急騰。
こと日本においてもChatGPTを始めとしたAI関連銘柄の注目度は高く、その勢いは今現在も留まるところを知りません。
当記事で「AI関連銘柄の本命株」として取り上げたユーザーローカル(3984)は最大上昇率+116%を達成しています。
■ユーザーローカル(3984)の株価チャート≫ユーザーロカの急騰を予測した銘柄スクリーニングツール:Alpha AI
ユーザーロカが提供するビッグデータ解析やAI技術を活用した業務支援ツールが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を捉えた模様。
株式公開後の17年6月期から数えて6期連続の過去最高更新しています。
また、23年6月期は営業利益が前期比15%増の11億7800万円予想と2桁成長を見込んでいるとのこと。
企業向け生成AIプラットフォーム「ユーザーローカルChatAI」を開発し、ジェネレーティブAI分野への展開も抜かりがありません。
今後の需要獲得が期待されるユーザーロカを始め、AI関連銘柄の動向から目が離せません。
そこで今回は、いつの時代も市場の注目を集め続けるAI関連銘柄の中から厳選した急騰期待の本命株や出遅れ株を5つ紹介します。
生成AI関連銘柄の大本命株:FIXER(5129)
2024年注目の大本命生成AI関連銘柄はFIXER(5129)です。
■FIXER(5129)の株価
■FIXER(5129)のデータ 株 価:2,113円(23年6月5日終値) 時 価 総 額:320億円 P E R:27.2倍 P B R:6.06倍 自己資本比率:73.8% R O E:28.3%
FIXERは、クラウド環境で動作するシステムの開発やクラウド環境の設計などを手掛けている企業です。
19年6月、オープンAI社に出資するマイクロソフト社の最高位パートナー(Azure Expert MSP)を取得しています。
Azure Expert MSPは「Microsoft Azure」に関し、特に高度な専門性を持つパートナーをマイクロソフト社が認定するプログラム。
第三者機関により二日間の監査が行われ、全世界共通の評価基準に合格することで認定されます。
つまり日本のみならず、全世界に通用する技術力を有する企業であることの証明です。
業績に関しては、かなり保守的に計画する傾向が見られます。
会社予想が控えめに算出されており、22年12月に23年8月期の従来予想を上方修正しています。
更に、2Q時点で通期計画の18.6億円に対する進捗率は81.9%となっており、更なる上方修正の可能性も否定できません。
また株価チャートを見るとダブルボトムを形成しており、25日移動平均線で反発していることからも、本格的な上昇トレンドに切り替わった様子が窺えます。
■FIXER(5129)の株価
AI関連銘柄が物色されている流れ的にも、短期的に買いが入るのではと考えています。
余談になりますがテーマ株投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。
テーマ株は注目が集まりやすく、値動きが大きく・速くなりがち。
時にはテクニカル指標全般が機能しなくなるほど、個別市場の過熱感が増してしまうことも。
小手先だけのテクニックでは対応しきれない局面も自然と多くなるのではないでしょうか。
ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。
当サイトで特に評判になっているのが、実践的な投資ノウハウを教えているJ.P.モルガン出身の『凄腕投資アドバイザーの公式LINE』。
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生成AI関連銘柄の出遅れ株:アエリア(3758)
AI関連銘柄の中で出遅れ株として注目したいのは、生成AI(ジェネレーティブAI)関連銘柄のアエリア(3758)です。
■アエリア(3758)の株価チャート
生成AI関連株の約8割が1500円以上の株価を付けている中、アエリアの現在値は414円と比較的安く、PER・PBRともに割安の水準となっています。
■アエリア(3758)のデータ 株 価:414円 時 価 総 額:97.9億円 P E R:13.2倍 P B R:0.99倍 自己資本比率:46.0% R O E:1.8%
また生成AI関連を牽引するユーザーロカや、同価格帯のJNSと比べても、アエリアはまだ株価にAIトレンドの波が反映されていない様が伺えます。
■アエリア、JNS、ユーザーロカの比較
おすすめの低位株 2024の記事でも紹介した同社は、スマホゲーム開発メーカーです。
18年、アエリアは京都大学発のAIベンチャー企業「データグリッド社」とアニメキャラクターの自動生成AIを共同開発しています。
AIが作り出した画像は当時、話題を集めました。
18年からAI開発に着手していたアエリアは、早いうちから生成AIに目を付けていました。
画像生成AIの先駆者的存在であるアエリア、今後リリースするサービスによっては業績が拡大する可能性はあるでしょう。
またアエリアは、23年5月15日に好決算を発表。
第一四半期決算では営業益11倍、経常益10倍、最終益143倍(前年同期比)でした。
アエリアの業績が回復した理由は、「主力ゲームの売上が伸びた」「アセットマネジメント事業の黒字転換」など。
来期も増収増益の見通しを発表しています。
アエリアはテーマ性の良さに加えて、業績に伴う株価成長が期待できる銘柄です。
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AI関連銘柄の注目低位株:シノプス(4428)
AI関連銘柄の中で低位株として注目したいのが流通業向けのAIサービス開発企業のシノプス(4428)です。
■シノプス(4428)の株価
■シノプス(4428)のデータ 株 価:906円 時 価 総 額:56.1億円 P E R:34.6倍 P B R:3.61倍 自己資本比率:83.1% R O E:9.9%
2024年のテンバガー候補でも紹介した同社は、2024年の一押し株式テーマ『物流テック関連銘柄』です。
働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで生じる「2024年問題」。
ドライバー不足により輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が指摘されています。
この解消を図るためには、物流テックの導入が必要不可欠というわけです。
シノプスが手掛ける流通業向けAI「sinops」は、需要予測とリアルタイム在庫管理機能を店舗に提供します。
ストック型収入が得られる「クラウドサービス」の形態を取っているため、契約数が増えれば増えるほど業績が成長していくビジネスモデルです。
シノプスの契約数は順調に伸びています。
ストック型のビジネスモデルは業績が伸びる傾向にあり、それに伴って株価上昇する可能性もあります。
またシノプスは来期も増収増益の見通しを発表しており、3期連続で増収増益となっています。
テーマ性よし&好業績のシノプスは、低位株から大化けを果たす筆頭候補と言えるでしょう。
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一発逆転狙い?!オススメはしないAI関連株
AI関連銘柄としては魅力的ながら、直近の決算が悪かった・出来高が少なすぎるといった理由で放置されている銘柄も多数存在します。
悪材料も含んでいるため決してオススメはしませんが、案外「この株が?!なんで?」というものが跳ねたりするのも株式市場。
そこでココからは、インパクトのある材料1つで暴騰の可能性もあるけどオススメはしないAI関連銘柄を紹介します。
①ホットリンク(3680)
■ホットリンク(3680)の株価
■ホットリンク(3680)のデータ 株 価:342円 時 価 総 額:54.6億円 P E R:77.7倍 P B R:0.90倍 自己資本比率:70.4% R O E:30.6%
ホットリンクはSNSを活用した販促支援ビジネスを展開している企業。
2020年から注力し始めたSNSマーケティング支援サービスと、中国市場進出を考える企業サポートを行うクロスバウンド事業が主軸となっています。
23年2月の決算ミスで大幅に売られる展開になったものの、23年5月に「1-3月期(1Q)最終は黒字浮上で着地」と発表。
通期計画の6900万円に対する進捗率は73.9%となっています。
第2四半期以降はTwitterデータの利用料上昇に伴う追加開発等のリスクが発生する可能性があるとのこと。
しかし今後の展開次第では黒字転換のインパクト+AI関連銘柄物色により大幅上昇する可能性も無きにしも非ずです。
②ファブリカコミュニケーションズ(4193)
■ファブリカコミュニケーションズ(4193)
■ファブリカコミュニケーションズ(4193) 株 価:2,887円 時 価 総 額:154億円 P E R:17.2倍 P B R:4.85倍 自己資本比率:67.5% R O E:25.5%
ファブリカは法人向けSMS送信サービスを展開する企業です。
23年3月期は2ケタ増収増益となっており、SMS・U-CARソリューショングループが好調に推移しています。
また、ファブリカが開発・提供する中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」が経産省「IT導入補助金2023」対象ツールに認定されたと発表。
業績・材料ともに非常に魅力的な同社。
ですが、ファブリカの出来高は10万株にも満たず、流動性が低いのがネックです。
■ファブリカコミュニケーションズ(4193)の出来高
流動性が低いため株価が下落した際に売るに売れなくなるリスクが高いと言えます。
が、逆を言うと「出来高が少ない=売り物が少ない」と捉えることも出来ます。
ファブリカに限った話ではありませんが、流動性の低い銘柄はインパクトのある材料1つで暴騰するケースも少なくありません。
オススメはしませんが、注目株として入れておいても良いかもしれません。
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AI関連銘柄の魅力は大化け
AI関連の企業は業績を急激に伸ばすことがあり、それに応じて株価も高騰を果たすのが特徴的です。
2020年は企業向けにAIソリューションサービスを提供している「チェンジ(3962)」がテンバガーを達成。
4月3日の株価585円から、9月28日には株価6390円に高騰しています。
引用元:チェンジ(株探)
2021年はAIを用いたビッグデータ解析支援業を営む「FRONTEO(2158)」が、5月13日の株価680円→9月17日株価2093円に高騰。
約4か月間で株価は「207%」上昇しました。
もし、FRONTEOを2020年3月時点で仕込めていれば、テンバガーも達成していましたね。
引用元:FRONTEO(株探)
AI関連銘柄は「他のテーマと密接に結びついている」ことから、長期的に注目を集め続ける傾向があります。
例えば、2021年には「脱炭素(環境)」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)」がキーワードとして挙げられましたが、AIの技術はどちらの産業でも利用されています。
AIが電力の利用状況を予測し、再生可能エネルギーの代替を提案する脱炭素経営や、AIを組み込んだドローンが倉庫内を監視して物資の状況を管理するなど、AI技術はそれぞれの分野で取り入れられています。
「ロボット・フィンテック・自動運転技術、ビッグデータetc…」と、次世代のテクノロジーは次々に出てきます。
AI技術は次世代テクノロジーの発展に欠かせません。
2021年10月4日に岸田総裁が発表した決意表明では、AI関連に力を入れる姿勢が伺えました。
『成長戦略の第1は、科学技術立国の実現です。科学技術とイノベーションを政策の中心に据え、グリーン、人工知能、量子、バイオなど、先端科学技術の研究開発に大胆な投資を行います。 第2に、「デジタル田園都市国家構想」です。地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めます。(以下省略)』内閣総理大臣就任にあたっての決意(岸田文雄公式サイト)
今後、株式投資の成否を握るのは、誰よりも早く「将来有望なAI企業」を見つけることなのかもしれません。
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AI関連銘柄の探し方
AI関連銘柄は「株探」や「みんかぶ」など大手株式情報サイトであれば、「AI(人工知能)」の関連銘柄がまとめられています。
AI関連銘柄は他テーマとの結びつきも強いため、以下のようなテーマもチェックしておくことをおすすめします。
■AIに関連する株式テーマ ・DX(デジタルトランスフォーメーション) ・デジタル庁(電子政府) ・ビッグデータ関連 ・IoT関連 ・AI医療診断 ・自動運転技術 ・農業(アグリテック) ・ロボット ・ドローン技術 ・教育、ICT
上記いずれかのテーマが注目されたとき、AI関連銘柄も一緒に物色されることが多いです。
次世代テクノロジーをさらに進化させられる技術を有する企業に注目が集まる傾向があります。
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AI関連銘柄の選び方
AI関連銘柄は候補がたくさんあるため、何の銘柄に注目すればいいか分からなくなるかもしれません。
選び方のポイントとして、3点押さえておきましょう。
■AI関連銘柄の選び方 ①独自の技術を持っている企業 ②国策に沿っている ③研究開発費に投資をしている
①独自の技術を持っている企業
AI技術に関して、高い技術を持っている企業は成長性に期待できます。
例えば2018年にトヨタ、東京海上日動と業務提携を発表した「ALBERT(3906)」はテンバガーを達成。
ディープラーニングを用いた深度推定(距離推定)エンジンを発表したことで、注目を浴びました。
高い技術力を有している企業は、大企業との提携もあり得ます。
企業のIRを見たり、社長の発言などから新技術開発にどれだけ力を入れているかを見ておくようにしましょう。
②国策に合ってい
国策に沿ったAIソリューションを提供している企業は、今後政府が利用するサービスに利用される可能性も高まります。
2021年10月に岸田首相が発表した決意表明によると、今後は以下分野に国として力を入れると予測できます。
・量子 ・バイオ ・地方創生 ・医師、看護師、介護士、さらには幼稚園教諭、保育士関連のDXなど ・農林水産業関連のDX、アグリテック ・ICT教育
それぞれのテーマと合致している事業を営んでいる企業は要チェックです。
③研究開発費に投資をしている
AI関連企業の場合、研究開発にどれだけの予算を割いているかで、今後の成長性が変わってきます。
技術力の向上や、研究開発設備の充実度によって革新的なサービスが生まれる可能性は高くなるからです。
研究開発費用は会社四季報を見るか、「バフェットコード」の企業情報から見ることができます。
同業他社と比較してみて、競争優位性を確認しておくと良いでしょう。
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