テンバガー候補8つの共通点と大化け期待株7選2024年最新版

テンバガー候補8つの共通点と大化け期待株7選2024年最新版

テンバガー候補8つの共通点と大化け期待株7選2024年最新版

0 最低投資金額

優待権利確定月

テンバガー候補8つの共通点を解説しつつ、2024年最新の大化け期待株を予想。2023年の日本株テンバガー一覧の振り返り解説も。

テンバガーとは、株式用語で株価が10倍になった銘柄・なりそうな銘柄のこと。

野球用語で塁打を意味するバガー(Bagger)が語源となっており、一試合で10塁打(Ten-Bagger)を記録するほどの勢いで株価が急騰する様を例えた造語です。

2023年は日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を更新し、33年ぶりに高値水準を記録しました。

東証プライム全上場企業では、16%にあたる約260社が2023年に入って上場来高値。

株高に沸く中、昨年はアジャイル(6573)、プログリット(9560)、ヘッドウォータース(4011)の3社がテンバガーを達成しました。

投資家なら一度は掴んでみたい「テンバガー(10倍株)」。

当記事では、テンバガー銘柄の共通点を解説しつつ、2024年最新のテンバガー候補を7銘柄を予想したいと思います。

【2024年最新版】テンバガー候補8つの共通点を解説

過去のデータを調査したところ、テンバガー銘柄には8つの共通点がありました。

■テンバガー達成しやすい銘柄の条件・時価総額 500億円以下・増収増益、もしくは黒字転換・上場から5年以内・グロースやスタンダードなど新興市場の株・創業者・オーナーの株保有率が45%以上・テーマ性がある(トレンド・国策)・加盟店ビジネス、ストック型ビジネス・BtoC事業

統計上、上記の条件を満たしている銘柄はテンバガーを達成しやすいと言えます。

つまり上記の条件に当てはまる銘柄さえを見つけられればテンバガーを掴むことも夢じゃないってことですね。

そこで以下では、なぜテンバガーになりやすいのか解説していきたいと思います。

テンバガーの共通点

時価総額 500億円以下

テンバガーは、時価総額が低い銘柄から誕生する傾向にあります。

特に、時価総額500億円未満の小型株が多いです。

※年度を跨がずにテンバガー達成した34銘柄中(2017年~2021年)

・1000億円以上:2銘柄・1000億~500億円:2銘柄・500億円~100億円:10銘柄・100億円未満:14銘柄

時価総額が低い会社は、まだ投資家から評価されていないことを意味します。

しかし見方を変えると「今後の成長余地を秘めている株」ということでもあります。

今では時価総額11兆を超えるソフトバンクも、上場当初は時価総額124億円の企業でしたからね。

企業への期待値が高まると、市場では需要が供給を上回り株価はどんどん上がります。

企業が投資家からの期待に応えて成長を続ける。

すると、さらに需要(買い手)が増えて株価が上昇。最終的にはテンバガーに至ります。

時価総額が低い銘柄には、そんな成長可能性を秘めた企業が集まっているのです。

増収増益、もしくは黒字転換

増収増益、または黒字転換した企業は今後の成長可能性が高くなります。

売上や利益が増えるのは、企業の成長を体現する指標だからです。

その中でも、一気に業績を伸ばす「勢いのある企業」は、年内にテンバガー達成することも珍しくありません。

例えばグローバルウェイ(3936)という銘柄の株価は、約3か月で60倍に高騰しました。

グローバルウェイ(3936)の株価チャートグローバルウェイの株価が高騰したきっかけは、「経常利益を27倍に上方修正」というトンでもない業績予想が出たこと。

個人投資家からの注目が集まり、年内テンバガーを達成しました。

ただグローバルウェイのチャートを見ると分かる通り、高騰した後は急激に株価を落としています。

短期的なテンバガーを狙うならサプライズ決算銘柄もアリですが、売買タイミングには注意が必要です。

一筋縄ではいかないジャジャ馬な銘柄に投資するなら、ご自身の手法を改めて見直してみても良いかもしれません。

上場から5年以内

上場5年以内の企業は、成長するための資金繰りや設備投資を完了させていきます。

つまりこれから「成長フェーズに入る」ということ。

もちろん上場したての時よりも注目度は落ちますが、業績が急伸する企業が多く出始めます。

将来有望な企業なのに見逃している投資家が多いため、他の人が気が付く前に投資できれば大化け株を狙えるわけです。

グロースやスタンダードなど新興市場の株

テンバガーを達成する銘柄は、新興市場から出る傾向があります。

・東証1部:7銘柄・東証2部:5銘柄・マザーズ:10銘柄・JASDAQ:5銘柄・その他(名証):1銘柄

テンバガーを探すなら東証グロース市場は特に狙い目で、4年連続でテンバガーが誕生した時期もありました。

グロースやスタンダードなどの新興市場には、新たな産業や事業を興す会社や、高い成長可能性を持つ企業が集まります。

いまや誰も知る企業の「DeNA」や「WOWOW」も、かつては東証グロース(旧マザーズ)市場に上場していた銘柄。

新興市場には未来のリーディングカンパニーが眠っている可能性も高いです。

創業者・オーナーの株保有率が45%以上

創業者や役員が自社株を持っている比率が高い企業は、会社を成長させようという意欲が強くなり、それが業績に結び付く傾向があります。

・創業者が株式を大量保有する・市場に出回る株式が少なくなる・株式の需要が高まる・買いたくても買えない、でも欲しい!という投資家が増加・株価が高くなる

株価が上がれば自身が保有している資産も増えるので当たり前の話ですよね。

以上の流れによって株価が上がるため、創業者・オーナーの保有株式がどのくらいあるのかも要注目です。

テーマ性がある(トレンド・国策)

テーマ性を持っている銘柄は投資家からの注目を浴びやすくなります。

例えば、2020年はコロナ関連に始まり「マスク関連銘柄→テレワーク関連銘柄→ワクチン関連銘柄」といった具合に爆発的な注目を集めるテーマ株が続出。

テーマに関連する銘柄が軒並み株価上昇を果たし、20年は過去最多の15銘柄がテンバガーを達成しました。

このようにテーマ関連銘柄は材料が出た直後に投資家から一気に買いが入るため、株価上昇率が大きくなります。

旬なテーマには国の支援を受ける銘柄も多く、強固な後ろ盾の下で経営を行なえることで業績の伸びにも期待できます。

加盟店ビジネス、ストック型ビジネス

加盟店ビジネス(フランチャイズ)を展開している企業は、サービスを世に広く知らしめることができます。

消費者の間でブームを巻き起こせれば、業績にも反映されます。

2017年にテンバガーを達成した「ペッパーフード(3053)」はその典型例です。

いきなり!ステーキが流行したことで、店舗数を大幅に増やして業績に寄与。

ペッパーフードの株価は586円でしたが、1年内に7,840円まで高騰しました。

ペッパーフードサービス(3053)の株価チャートストック型ビジネスは仕組みやインフラを作ることで継続的に収益が入ります。

安定した売上が見込めるため、増収増益を生み出す企業に成長しやすいです。

BtoC事業

消費者に対してサービスを提供するBtoC企業は、業績が飛躍的に伸びる傾向にあります。

ヒット商品が出れば業績は改善しますし、赤字経営が一気に黒字化することも。

例えば2020年は、個人でもECサイトを簡単に作れるBASE(4477)は株価22倍。

2019年は個人レッスンの英会話サービスを提供するレアジョブ(6096)が株価14.4倍を達成。

2017年にテンバガーを達成した北の達人コーポレーション(2930)も、個人消費者向けの化粧品メーカーです。

BtoC向けの企業は、普段の生活の中でも見つけられます。

自分の身の回りで、最近よく目にするようになった店舗やサービスが無いか観察してみると良いでしょう。

【速報】⇒「億トレーダーを複数人輩出」と評判の天才投資家を調査!

2024年のテンバガー候補を予想【当サイト独自Pickup!】

ここからは当サイト一押しの2024年テンバガー候補5社をご紹介します。

■2024年テンバガー候補・スタメン(4019):好業績、堅実な本命株・シノプス(4428):2024年注目テーマの物流テック企業・トビラシステムズ(4441):盤石な顧客基盤と大物投資家からの注目・コラントッテ(7792):プロダクトに強み、株主還元の姿勢も高評価・ispace(9348):宇宙関連銘柄 2023年以後の注目テーマ

スタメン(4019)

テンバガー候補の本命株:スタメン(4019)は、社内コミュニケーションツールの「TUNAG」を提供している企業です。

スタメン(4019)の株価チャート■テンバガー条件6つ合致!・時価総額:〇(64.5億円)・増収増益:〇(今期経常14%増)・上場年:〇(2020年12月)・新興市場:〇(グロース市場)・創業者の株保有率:△(38.75%)・株式テーマ:〇(リテールテック)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇・BtoC事業:△

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:739円PER:52.8倍PBR:5.69倍

テンバガー期待の理由は、スタメンの業績が上がり調子であること。

2022年11月14日の決算予想では、営業益3.9倍、経常益4.0倍を発表。

売上高は前期比+40%の見込みとなっており、収益を上げる準備が整っていると言えます。

スタメン(4019)の業績予想スタメンが提供するプロダクト「TUNAGU」は、注目テーマの“リテールテック”とも相性抜群。

リテールテックとは、小売り事業に最新のテクノロジーを提供するサービスのことで、人材不足の解消が期待されています。

またスタメンが開発したプロダクトの「TUNAG」はストック型ビジネスの形態を取っています。

ストック型ビジネスは、顧客が増えれば増えるほど利益増大が見込めます。

市場規模は日本だけで見ても、まだまだ開拓の余地があると言えるでしょう。

ほかにもスタメンはオンラインサロンのプラットフォームである「FANTS」も運営しています。

FANTSは名古屋市や資生堂によって採択されており、利用する企業や人が増えればさらに業績アップの見込みが高まります。

スタメンの競合となるChatwork(株)の時価総額は206億円。

対するスタメンの時価総額は64.5億円のため、少なくとも時価総額は3倍圏内。

ストック型ビジネスによる業績好調を背景とした、2024年のテンバガー候補本命株です。

シノプス(4428)

2024年版おすすめの低位株の記事でも紹介しているシノプス(4428)は、流通業向けのAIサービス開発企業です。

シノプス(4428)の株価チャート■テンバガー条件5つ合致!・時価総額:〇(63.6億円)・増収増益:〇(今期経常12%増)・上場年:△(2018年12月)・新興市場:〇(グロース市場)・創業者の株保有率:△(33.76%)・株式テーマ:〇(物流テック)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇・BtoC事業:△

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:970円PER:39.6倍PBR:3.85倍

テンバガー期待の理由は2024年の一押し株式テーマ『物流テック』であることです。

働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで生じる「2024年問題」。

ドライバー不足により輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が指摘されています。

この解消を図るためには、物流テックの導入が必要不可欠というわけです。

シノプスが手掛ける流通業向けAI「sinops」は、需要予測とリアルタイム在庫管理機能を店舗に提供します。

ストック型収入が得られる「クラウドサービス」の形態を取っているため、契約数が増えれば増えるほど業績が成長していくビジネスモデルです。

シノプスの契約数は順調に伸びています。

ストック型のビジネスモデルは業績が伸びる傾向にあり、それに伴って株価上昇する可能性もあります。

またシノプスは来期も増収増益の見通しを発表しており、3期連続で増収増益となっています。

シノプスの業績予想テーマ性よし&好業績のシノプスは、低位株から大化けを果たす筆頭候補と言えるでしょう。

トビラシステムズ(4441)

トビラシステムズ(4441)は、スマホや固定電話向けの迷惑電話フィルタリングサービスを提供している会社です。

トビラシステムズ(4441)の株価チャート■テンバガー条件7つ合致!・時価総額:〇(99.7億円)・増収増益:〇(今期経常13%増)・上場年:〇(2019年7月)・新興市場:×(プライム市場)・創業者の株保有率:〇(46.27%)・株式テーマ:〇(情報セキュリティ)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇・BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:967円PER:19.5倍PBR: 5.14倍

迷惑電話ブロックサービスは、大手3大キャリアやJ:COMに採用されており、顧客基盤は盤石となっています。

トビラシステムズは好決算に加えて、サービスモデルがライセンス契約型なので今後の業績向上も見込めます。

トビラシステムズ(4441)の業績2022年に露ウクライナ戦争をきっかけに、情報セキュリティサービスが改めて重要視されています。

AI(人工知能)の発展による情報化も加速するなか、情報セキュリティ関連は投資テーマとしての妙味もあるでしょう。

またトビラシステムズは、大物個人投資家「五味大輔」が大株主になっている銘柄なので、中長期的に見ても株価上昇の期待が持てます。

コラントッテ(7792)

コラントッテ(7792)は、磁気アクセサリーを販売している会社です。

コラントッテ(7792)の株価チャート■テンバガー条件5つ合致!・時価総額:〇(73.4億円)・増収増益:〇(今期経常3%増、7期連続最高益)・上場年:〇(2019年7月)・新興市場:〇(グロース市場)・創業者の株保有率:×(22.32%)・株式テーマ:△(健康管理・予防医療)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:×・BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:806円PER:11.1倍PBR:2.25倍

コラントッテが販売する磁気アクセサリーは、アイススケートの宇野昌磨や卓球の伊藤美誠などスポーツ選手が着用しており、ブランド力の向上に一躍買っています。

さらにアフターコロナの空気感が漂う23年は、インバウンド関連銘柄が大変注目を集めました。

コラントッテも越境ECやインバウンド需要を上手く取り込み、順調に業績を伸ばしている模様。

コラントッテ(7792)の業績コラントッテは配当性向30%以上を目標に掲げており、株主に対する姿勢も◎。

2021年のIPO銘柄なのでまだ注目度は低いですが、今後人気を集めることが予想されます。

コラントッテから消費者の間でブームを起こせる新しいプロダクトが出ればテンバガーも夢では無いでしょう。

ispace(9348)

ispace(9348)は、月への物資輸送サービスを手掛ける会社です。

ispace(9348)の株価チャート■テンバガー条件4つ合致!・時価総額:×(687億円)・増収増益:△(赤字幅縮小)・上場年:〇(2023年4月)・新興市場:〇(グロース市場)・創業者の株保有率:×(22.26%)・株式テーマ:〇(宇宙開発関連)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:×・BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:865円PER:-倍PBR:12.72倍

ispaceの目標は、世界初となる民間による月面着陸。

そのための月探査機には、JAXA、ソニー、日本航空などと共同開発しています。

テンバガー条件にあまり当てはまっていないものの、ispaceは「宇宙べンチャ―初のIPO銘柄」として投資妙味があります。

ここ数年で宇宙事業は世界的な盛り上がりを見せており、宇宙産業の市場規模は2020年に40兆円、2040年にかけて150兆円にまで上る見通し。

イーロン・マスクが創業した「スペースX」は、すでに宇宙ビジネスで成功を収めており、米ニュースサイトCNBCでは同社を「想定時価1,370億ドル(約17兆.8,100億円)」と評価しています。

時価総額700億円ちょいのispace、今後の成長余地は十分に考えられるでしょう。

また宇宙関連会社というのは、一般人の目に触れやすく注目が集まりやすいビジネスでもあります。

過去「INCLUSIVE(7078)」という宇宙関連銘柄は、1年経たないうちにテンバガーを達成。

INCLUSIVE(7078)の株価チャートispaceもINCLUSIVE同様に、テンバガーになる素質を秘めているかもしれません。

【投資インフルエンサーが注目】テンバガー候補2銘柄

株式投資界隈には、高騰銘柄を的中させている投資インフルエンサーが存在します。

そこで、ここからは管理人が参考にしている投資インフルエンサーの注目株2銘柄を紹介。

■投資インフルエンサーの注目株・海帆(3133):トンピン・くすりの窓口(5592):テンバガー投資家X

海帆(3133)

海帆(3133)は“令和の相場師”の異名で知られる「トンピン」が注目している銘柄です。

X(旧Twitter)で海帆の情報を頻繁にツイートしており、注目している様子が伺えます。

テンバガー条件合致度は低いものの、注目度の高さで他を圧倒している銘柄と言えます。

■テンバガー条件3つ合致!・時価総額:〇(455億円)・増収増益:△(赤字幅縮小)・上場年:×(2015年4月)・新興市場:〇(グロース市場)・創業者の株保有率:×(20.96%)・株式テーマ:△(外食)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:×・BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:983円PER:-倍PBR:44.72倍

トンピンは2022年にテンバガーになったマツモト、2023年に株価4.5倍になったアースインフィニティにも注目していました。

トンピン自体が材料とも言えるので、上手く乗れれば爆益も夢ではありません。

くすりの窓口(5592)

くすりの窓口は、テンバガー投資家Xという人物が注目する銘柄です。

23年10月に上場したばかりのIPOセカンダリー銘柄で、テンバガー条件にも5つ合致しています。

■テンバガー条件5つ合致!・時価総額:〇(197億円)・増収増益:〇(今期経常26%増)・上場年:〇(2023年10月)・新興市場:〇(グロース市場)・創業者の株保有率:△(34.64%)・株式テーマ:△(医療テック)・加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇・BtoC事業:△

【株価データ(2023年12月7日終値)】株価:1,791円PER:26.2倍PBR:6.12倍

ちなみにテンバガー投資家Xは中長期投資目線での買いが多く、過去アンビスホールディングス(7071)でテンバガーを経験しています。

2024年 注目の株式テーマは?

先ほども少し触れましたが、テーマ性を持っている銘柄は投資家からの注目を浴びやすくなります。

過去最多の15銘柄がテンバガーを達成した2020年は、マスク関連を筆頭としたコロナウイルス関連銘柄ばかり。

つまりテンバガーを掴みたいなら今後、注目が集まる株式テーマは必ず押さえておきたいポイントであるといます。

■2024年 注目の株式テーマ・2024年問題で注目集まる『物流テック関連銘柄』・2023年に引き続きアツい『AI関連銘柄』

2024年問題で注目集まる『物流テック関連銘柄』

2024年、特に注目しておきたいのが物流テック関連銘柄です。

働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで生じる「2024年問題」。

ドライバー不足により輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が指摘されています。

政府は23年10月、2024年問題対策として「物流革新緊急パッケージ」を策定しています。

同緊急対策の資料によると、このまま何も対策を講じない場合「24年度には14%、30年度には34%の輸送力不足の可能性」と指摘。

これらの問題を解消するためには、

・物流施設の自動化や機械化・機器、システム導入による働きやすい職場環境の整備・配送時に玄関前に荷物を置く「置き配」を選んだ消費者へのポイント還元策・輸送手段を鉄道やフェリーなどに転換する「モーダルシフト」の推進

などの対策を講じる必要があります。

ただ運転手不足は、少子高齢化による労働力人口の減少が主な背景として挙げられています。

そこで注目されるのが、先進技術の採用により効率化を進める『物流テック』なのです。

商品の入庫や保管・出庫といった一連の作業を自動化した自動倉庫、倉庫の入出庫管理や在庫管理などを効率化させる倉庫管理システムなど。

ビジネスチャンス拡大が期待されている『物流テック』は2024年、特に注目しておきたい株式テーマと言えます。

2023年に引き続きアツい『AI関連銘柄』

2023年に引き続きAI関連銘柄も注目しておきたい株式テーマです。

その理由は、米国のOpenAIという企業が開発したAIチャットボット「ChatGPT」の登場。

ChatGPTは質問を入力するだけで、AIが自動でアンサーを返してくれるチャットボットです。

その返答の精度は凄まじく、「MBAの試験問題を解いて」と入力すれば、MBAの最終試験に合格するレベルの回答を出してきます。

米国の「BuzzFeed」は「運営メディアの一部の記事を、ChatGPTに書かせる」と発表した後、2日間で株価は4.4倍を達成。

BuzzFeedの株価が急騰2022年11月に公開されたChatGPTは、すでに世界中に利用者が存在します。

2023年は世界中で「AI元年」となりましたが、2024年も引き続き人気が集まる可能性が極めて高いです。

当サイトではテンバガー候補と別に大化け期待の『おすすめのAI関連銘柄』を紹介しております。

興味があれば併せてご参照ください。

2023年の株式相場とテンバガー銘柄を振り返る

2023年はアジャイル(6573)、プログリット(9560)、ヘッドウォータース(4011)の3銘柄がテンバガー(株価10倍)を達成しました。

コード 銘柄名 倍率 高値日 52週高値 安値日 52週安値
6573 アジャイル 15.8倍 2023/10/19 961円 2023/3/29 61円
9560 プログリット 11.3倍 2023/6/20 2,499円 2022/12/26 221円
4011 ヘッドウォータース 10.2倍 2023/7/3 16,630円 2022/12/26 1,630円

2023年は日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を更新し、33年ぶりに高値水準を記録。

株式テーマにおいては、ChatGPTの登場により一年を通してAI関連銘柄が注目された年となりました。

他にもインバウンド関連銘柄や、EV関連銘柄、全固体電池関連銘柄など様々なテーマ株が盛り上がりを見せました。

以下では2023年のテンバガー銘柄をそれぞれ解説していきます。

2023年のテンバガー銘柄:アジャイルメディア・ネットワーク(6573)

2023年のテンバガー銘柄:アジャイル(6573)は、インターネットを利用した広告配信やマーケティング事業を行なう会社です。

特に企業向けにSNSでのクチコミを使ったファンづくりや、アンバサダー育成の支援を行うことに注力しています。

株価は61円→961円となり15.8倍を達成しました。

アジャイル(6573)の株価チャートアジャイルは7月末から好材料を連発し、9月末まで株価の勢いは止まりませんでした。

7月27日の取引終了後には、子会社「and health」の新設を発表しています。

翌月8月1日には、SNSマーケティング総合代理店ラバブルMGの子会社と協業し「SNSファン育コミュニティ」の提供開始と発表。

またトンピンを筆頭に、吉田徹也(てっさん)や松田悠介など、有名大口投資家が大株主になったことが株価を後押し。

わずか2ヶ月強という異様な速さでテンバガーを達成することになりました。

2023年のテンバガー銘柄:プログリット(9560)

プログリット(9560)は、サブスクリプション型英語学習サービスの提供を手掛ける企業です。

プログリット(9560)の株価チャート新型コロナが落ち着いたことで英語学習の需要が回復し、23年4月に今期業績予想を増額。

さらに5月17日には、6月末に1対2の株式分割を実施することを発表。

これらが好感されて221円→2,499円となり11.3倍を達成しました。

2023年のテンバガー銘柄:ヘッドウォータース(4011)

ヘッドウォータース(4011)はAIソリューション事業を手掛ける企業です。

ヘッドウォータース(4011)の株価チャート現在はAzure OpenAI Service開発が主力で、創成期にはPepperの開発にも携わっていました。

ちなみにAzure OpenAI Serviceとは、ChatGPTなどのOpenAIモデルをAzure上でセキュアに提供するサービス。

ChatGPTの登場を皮切りに、ヘッドウォータースは生成AI関連銘柄として人気を博しました。

当サイトでは2023年以前のテンバガー銘柄の分析も行っております。

ご興味ありましたら併せて御覧ください。

■Pickup!!⇒過去のテンバガー達成銘柄の傾向は?2023年の10倍株を分析(準備中)

まとめ

当サイトではテンバガー銘柄の特徴から2024年テンバガー候補まで紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

余談になりますがテンバガー候補株への投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。

テンバガーを達成しやすい銘柄の特徴として時価総額の低い小型株や、テーマ株、IPOセカンダリー銘柄などが挙げられます。

小型株やテーマ株、IPOセカンダリー銘柄は注目が集まりやすく、値動きが大きく・速くなりがち。

時にはテクニカル指標全般が機能しなくなるほど、個別市場の過熱感が増してしまうことも。

小手先だけのテクニックでは対応しきれない局面も自然と多くなるのではないでしょうか。

ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。

当サイトで特に評判になっているのが、実践的な投資ノウハウを教えているJ.P.モルガン出身の『凄腕投資アドバイザーの公式LINE』。

「投資初心者だけど150万円だった資金を2190万円まで増やせた」とユーザーからの口コミ評価も上々です。

投稿者:名無し親身になって対応してもらいました。株初心者の自分でも少しづつ勝てるようになり、150万円だった資金を2190万円まで増やせています。 投資家として真に自立を目指すなら、こういった投資情報サービスを使ってみるのも一つの戦略と言えます。

■Pickup!!⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える『テンバガー銘柄の見つけ方』

このサイトでは関連する記事のみを収集しています。オリジナルを表示するには、以下のリンクをコピーして開いてください。テンバガー候補8つの共通点と大化け期待株7選2024年最新版

💋 おすすめ記事 🎈

円安は株価に影響する?最新のおすすめ銘柄やデメリット解説

円安は輸出企業にとって大きな追い風となります。なぜなら、海外で販売した製品を円に換算する際、より多くの利益を得られるからです。 しかし、円安の恩恵を受けるのは輸出企業だけではありません。 実は、訪日外国人観光客の増加による恩恵を受ける企業や、海外に事業展開している企業など、円安によって株価が上昇する可能性のある企業は多岐に渡ります。 この記事では、円安が株価に与える影響について、業界別にメカニズムを分かりやすく解説し、円安時に注目すべきおすすめの銘柄をご紹介します。 円安は株価に影響する? 円安だからといって、必ずしも全ての企業の株価が上がるわけではありません。 円安は、輸出企業にとって追い風となり業績向上に繋がりますが、輸入企業にとってはコスト増加になるため、株価にマイナスの影響を与える可能性が… まずは、円安が株価に与える影響について、業界別にメカニズムを解説します。 円安で株価が上がる業界 基本的に円安で株価が上がるのは、商品やサービスを輸出して稼いでいる業界です。理由は、海外で得た売上を日本円に換算する際に、より多くの円を得られるから。 1ドル100円の時→100ドルの商品は、日本円で10,000円の売上 1ドル150円の時→100ドルの商品は、15,000円の売上 このように、円安になると輸出企業は同じ商品を販売しても、日本円換算での売上高が増加し、利益も増える傾向にあるでしょう。特に、売上高に占める輸出比率の高い企業は、円安による増益効果が大きくなり、株価も上昇しやすいため注目されます。 自動車メーカー 円安のメリットを受ける代表的な業界としては、自動車メーカーが挙げられるでしょう。 2024年においても、自動車は日本が世界に誇る基幹産業であり、世界中で日本車が販売・輸出されています。円安になると、海外での販売が円換算で増収となるため、業績が向上しやすくなりますね。 例えば、自動車部品メーカー「GMB(7214)」は最大上昇率373%を達成。 半導体製造装置関連 また、世界的に需要が高まっている半導体や半導体製造装置関連の企業も、円安の恩恵を受けやすい業界です。特に日本企業は、この分野で存在感を持つ企業が多数存在。 世界中で半導体製造装置や検査装置を販売している企業は、円安になると海外での販売が円換算で増収となるため、業績が向上しやすくなります。 インバウンド関連 円安で株価が上がる業界は、輸出関連業界だけではありません。近年では、インバウンド関連も円安の恩恵を受けやすい業界として注目されています。 円安になると、外国人観光客にとって日本旅行が割安になるため、訪日観光客が増加するでしょう。観光客向けのビジネスを展開している企業(鉄道会社・ホテル・小売店など)は、業績が向上しやすい。 特に、外国人観光客に人気の高い店舗を運営している企業(百貨店・ドラッグストアなど)は、円安による増収効果が期待できます。 円安で株価が下がる業界 円安は輸出企業に有利に働く一方で、輸入企業にとっては逆風となります。なぜなら、海外から原材料や製品を輸入する際に、より多くの円を支払わなければならないからです。 1ドル100円の時→100ドルの原材料は、10,000円のコスト 1ドル150円の時→100ドルの原材料は、15,000円のコスト このように、円安になると輸入企業は仕入れコストが増加し、利益を圧迫する可能性があります。特に、売上原価に占める輸入比率の高い企業は、円安による減益効果が大きくなり、株価も下落しやすいため注意が必要です。 燃料を輸入に頼っている企業(電力会社・ガス会社など)は、円安によるコスト増加の影響を受けやすい。火力発電の燃料(石油・LNGなど)は、海外からの輸入に頼っているため、円安になると燃料費が増加し収益を圧迫する可能性があります。 また、原材料を輸入に頼っている企業(食品・飲料メーカーなど)も、円安の影響を受けやすいでしょう。穀物(小麦・大豆・トウモロコシなど)や食品原料(コーヒー豆、カカオ豆など)は、海外からの輸入に頼っているため、円安になると原材料費が増加し、収益を圧迫する可能性があります。 このように、円安は輸入関連企業の業績を悪化させ、株価にも悪影響を与える可能性があるでしょう。円安の影響を受けやすい業界や企業を把握しておくことで、円安局面での投資リスクを軽減できます。 円安時のおすすめ銘柄3選 円安が、輸出企業やインバウンド関連企業に良い影響を与えることが分かりました。ここからは、円安でおすすめな銘柄を次の通り3つ紹介します。 ※2024年11月22日時点の株価情報を記載 スバル(7270) ディスコ(6146) マツキヨココカラ&カンパニー(3088) ①スバル(7270) 広島スバル - 株価:2,442円 市場:東証プライム 時価総額:17,964億円 PER:(連)6.08倍 PBR:(連)0.71倍 スバルは、独自の技術力と安全性能の高さで高いブランド力を確立していると言えるでしょう。特に北米市場では、安全性と走行性能に優れたSUVが人気を集め、2023年度の売上収益構成比を見ると、北米が7割以上を占めています。 スバル公式サイト 円安になると、海外で販売した自動車の売上を日本円に換算する際に、より多くの円を得られるでしょう。そのため、円安はスバルの業績を押し上げ、株価にも好影響を与える可能性があります。 2023年度の連結決算では、生産台数970千台(前年比11%増)、営業利益は4,682億円とともに前年を上回る実績を達成しました。 スバルは2025年までに、世界販売台数を130万台に拡大することを目標に掲げています。また、電動化にも積極的に取り組んでおり、2030年までに、グローバルで販売する車の50%を電動化する計画です。 ②ディスコ(6146) 株式会社ディスコ公式X - 株価:42,590円 市場:東証プライム 時価総額:46,160億円 PER:? PBR:(連)10.61倍 ディスコは、半導体製造装置、特に精密加工装置で世界トップシェアを誇る企業です。半導体の製造過程において、ウェハーをチップに切り分けるダイシング装置や、ウェハーを薄く削るグラインダなどを製造・販売。 特に、高精度・高品質な加工が求められる最先端半導体の製造において、ディスコの装置は高い評価を得ています。スマートフォンやパソコン、自動車など、あらゆる電子機器に搭載される半導体の製造に、ディスコの装置は欠かせません。 また、ディスコは輸出比率の高い企業で、2023年度の売上高構成比を見ると海外向けが8割以上。円安になると、海外で販売した装置の売上を日本円に換算する際に、より多くの円を得られます。 ディスコ公式サイト そのため、円安はディスコの業績を押し上げ、株価にも好影響を与える可能性があるでしょう。 また、ディスコは高い技術力と市場シェアを背景に、高い収益性を誇っています。 2023年度の連結決算では、売上高は前期比8.2%増の3,075億円、営業利益は同10.0%増の1,214億円と、増収増益を達成しました。 ③マツキヨココカラ&カンパニー(3088) マツキヨココカラ&カンパニー公式サイト - 株価:2,023円 市場:東証プライム 時価総額:8,430億円 PER:(連)15.97倍 PBR:(連)1.64倍 マツキヨココカラ&カンパニーは、ドラッグストア業界のリーディングカンパニーです。「マツモトキヨシ」や「ココカラファイン」など、全国に3,000店舗以上を展開し、幅広い商品(医薬品・化粧品・日用品・食品など)を販売。 訪日外国人観光客の増加によるインバウンド需要を取り込み、成長を続けています。円安になると、外国人観光客にとって日本旅行が割安になるため、訪日観光客が増加するでしょう。 マツキヨココカラ&カンパニーの店舗では、外国人観光客に人気の高い化粧品や健康食品、医薬品などを豊富に取り揃えています。 また、都市部や観光地など、人通りの多い場所に多くの店舗を展開しており、顧客にとってアクセスしやすい環境を提供。訪日外国人観光客の増加は、売上増加に直結しやすいと言えるでしょう。 さらに、多くの店舗で、多言語(英語・中国語・韓国語など)に対応したスタッフを配置し、外国人観光客の購買をサポートしています。免税対応も充実しており、外国人観光客にとって快適な買い物環境を提供していると言えるでしょう。 マツキヨココカラ&カンパニー公式サイト 2023年度のマツキヨココカラ&カンパニーは、売上高10,225億円(前期比7.5%増)、営業利益757億円(前期比21.6%増)と増収増益を達成しています。 円安時のメリット・デメリット ここまでは、円安時に株価上昇が期待できる業界と、個別銘柄について説明してきました。 しかし、円安は良いことばかりでなく、経済や株価に悪い影響を与えることもあり、両方の影響を理解して、投資を行うことが重要です。 メリット 円安のメリットは、既に説明した通り、輸出企業の業績向上と外国人観光客の増加によるインバウンド需要が挙げられます。しかし、それだけではありません。 ここでは、円安がもたらす様々なメリットについて詳しく解説していきます。 割安度が増して日本株の魅力が向上 円安になると、海外投資家から見て日本株が割安になり、投資が増加する可能性があります。これは、同じ金額の外貨で、より多く購入できる為です。 海外投資家からの資金流入は、株価全体を押し上げる効果も期待できます。 また、個々の銘柄に注目した場合でも、割安株に投資することで、将来的に株価が上昇した際に大きな利益を得られる可能性があるでしょう。 海外投資の促進 円安になると、海外企業の買収や投資が活発となり、投資を日本に呼び込む効果も期待できます。 株式投資だけでなく、日本でのビジネスコストが下がるため、海外から日本の土地購入や工場建設など、実物資産への投資も促進されるでしょう。 経済活性化 円安は、輸出や訪日外国人観光客の増加を通じて、国内の生産・消費活動を活発化させ、経済成長を促進する効果が期待できます。 輸出が増加すると、企業の生産活動が活発化し、雇用創出にも繋がるでしょう。 また、訪日外国人観光客が増加すると、観光業や飲食業・小売業など、多くの業界で業績が向上し、経済全体に好影響を与えます。 デメリット 円安は輸出企業に有利に働く一方で、経済全体や私たちの生活にはデメリットも生じます。 特に、輸入物価の上昇によるインフレは、家計への負担が大きいため注意が必要です。 輸入物価の上昇によるインフレ 日本は、食料やエネルギー資源の多くを輸入に頼っています。円安になると、これら輸入品の価格が上昇し、企業のコスト増加に繋がるでしょう。 企業はコスト増を商品価格に転嫁するため、消費者はあらゆる商品の値上がりを実感することになります。食料品や日用品といった生活必需品の価格上昇は、家計を圧迫し、消費意欲の減退を招く可能性があります。 海外生産拠点の維持を困難にする 海外に工場や拠点を置く企業にとって、円安は現地での人件費や運営コストの上昇を意味します。コスト増に対応できなければ、収益悪化や事業縮小に追い込まれる可能性も出てくるでしょう。 海外への移動コストが上昇する 航空券や宿泊費などが割高になるため、円安によって海外旅行や出張が贅沢品になってしまう可能性もあります。 また、企業にとっては、海外との取引や従業員の海外派遣に掛かる費用が増加し、国際的なビジネス活動に影響が出る可能性があるでしょう。 円安時の注意点 円安は輸出企業の業績向上など、経済にプラスの影響を与えることもありますが、注意すべき点も存在します。 インフレを招く可能性がある 輸入品の価格が上昇し、企業のコスト増に繋がります。このコスト増は最終的に商品やサービスの価格に転嫁され、物価全体が上昇する可能性があるでしょう。 また、インフレ抑制のために金利が上昇する可能性もあり、住宅ローンや企業の借入コスト増加に繋がることも考えられます。 為替の予想は非常に困難 様々な要因が複雑に絡み合い、為替相場は常に変動しています。専門家でも正確な予測は難しく、短期的な変動を捉えることはさらに困難です。 円安がいつまで続くのか、あるいは今後円高に転じるのか、確実なことは誰にも言えません。 為替相場は株価に織り込まれている可能性が高い 株式市場は常に将来を見据えて動いており、現在の円安傾向は既に株価に反映されていると考えられます。そのため、円安だからといって安易に投資するのは危険。 重要なのは、今後の為替の動向、そしてそれが企業業績にどう影響するかを分析し、将来を見据えた投資判断を行うことです。