ペニー株のおすすめテンバガー候補5銘柄【2023年最新】
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ペニー株の中からテンバガーも視野に入るおすすめ銘柄を5つ紹介。ペニー株投資に成功するためのコツや注意点なども見ていきます。
ペニー株について
ペニー株はテンバガー狙いの投資家におすすめ
ペニー株は大体5ドル未満の米国株のことを指します。
日本でいう「低位株」の米国版と思えばイメージしやすいでしょう。
一般的に株価が安い銘柄は大化けしやすく、ペニー株はテンバガーが期待できる投資先です。
例えば、電気自動車設備メーカーのブリンク・チャージング(BLNK)の株価は、2020年に1.5ドルから34ドルまで高騰。
わずか5か月で22倍に株価上昇しました。
このような例をみると、ペニー株が大化け株狙いの投資家から支持を集めている理由がよく分かります。
そこで本記事では2023年に大化けやテンバガーが期待できるペニー株を厳選。
ペニー株に投資する際のコツや注意点などを見ていきます。
ペニー株の大化け候補株5選
今回紹介する大化け期待のペニー株は5銘柄。
ペニー株はテーマ性を帯びていると大きく株価上昇する傾向があるため、注目の株式テーマと絡めて選定しました。
ジーボ(GEVO)
ジーボ(GEVO)はバイオエネルギーを製作、販売している会社です。
再生可能化学品および最先端のバイオ燃料のリーディング会社としても知られています。
株価:1.56ドル(2023年3月24日時点) 時価総額:3.6億ドル
ジーボ(GEVO)は様々な分野におけるバイオエネルギーについて研究をしています。2022年年初にはoneworld Allianceのメンバーと、3月にはデルタ航空とSAF(持続可能な航空燃料)の提供について取り決めを締結。
5年間で年間最大2億ガロン、7年間で7500万ガロンを提供する契約を結んでいます。
財務的にはここ数年売り上げがほとんど上がっていませんが、バイオエネルギーを開発しているジーボ(GEVO)は世界的な脱炭素化の流れを受けて注目度を増していくでしょう。
ロケットラボ(RKLB)
ロケットラボ(RKLB)は、宇宙ロケットの開発・製造を行う企業です。
衛星や宇宙システムを民間企業・政府機関の両方に提供する事業も行っています。
株価:3.93ドル(2023年3月27日時点) 時価総額:18.7億ドル
2023年現在、ロケットラボ(RKLB)は「宇宙関連株」の中で最有力候補の株です。
宇宙事業ではイーロン・マスク率いるSpaceXがトップを走っていますが、SpaceXは上場をしていません。そのため、「宇宙関連事業に投資したい」と思ったらロケットラボが第一候補に上がってきます。
業界2番手といっても、RKLBはすでにNASAやアメリカ国防省とも提携済み。小型ロケットでは最多の打ち上げ記録を保有しています。
米国アナリストが挙げている目標株価は「13ドル」。 2023年3月現在の株価が3.93ドルなので、約3.3倍が圏内です。
成長株の女王「キャシーウッド」もRKLBを買い増しており、今後に期待がかかる銘柄と言えるでしょう。
オラプレックス(OLPX)
オラプレックス(OLPX)は、美容ケアの商品メーカーです。
ヘアケア商品の販売に注力しており、2021-2022年は増収増益を達成。
株価:3.93ドル(2023年3月27日時点) 時価総額:25.6億ドル
オラプレックスの追い風となるのは、リモートワークの減少です。
コロナウイルスの猛威が落ち着き、アメリカではオフィス勤務を要請するようになってきました。
直接的に人と接する機会が増え、ヘアケアを筆頭に美容分野の消費が伸びることが予想されています。
ディズニーは週4日、スターバックスは週3日のオフィス勤務を義務付けました。アップルやツイッター、ゴールドマンサックスも出社をするように自社方針を転換しています。
OLPXは2021年にNASDAQ上場したばかりで、まだ注目度はそれほど高くありません。
コロナ後の生活様式が出てくるであろう2023年、OLPXは市場からの注目を集めるでしょう。
プレシゲン(PGEN)
プレシゲン(PGEN)は、遺伝子および細胞治療法を開発するバイオ企業です。
株価:0.96ドル(2023年3月27日時点) 時価総額:2.4億ドル
プレシゲンが開発する治療薬「UltraCAR-T」は、がん患者の治療に大きく寄与する可能性があります。
既存のCAR-T療法だと投与まで数週間かかっていたものが、UltraCAR-Tだと1日で完結。
UltraCAR-Tは、乳がん、白血病、リンパ腫などの第Ⅰ相試験の登録は受付済み。
2023年の第一四半期に、最初の患者に投与する予定となっています。
バイオ株は臨床試験の結果や進捗が良好であれば、大きく株価が上昇します。
PGENは対象としている領域が「がんの治療法」であるため、市場に与えるインパクトも高くなることが予想されます。
サンダイアル・グローワーズ(SNDL)
サンダイアル・グローワーズ(SNDL)は医療・個人向けの大麻事業を営む企業です。
株価:1.57ドル(2023年3月27日時点) 時価総額:4.0億ドル
サンダイアル・グローワーズは、大麻市場の拡大による株価値上がりに期待が持てる銘柄です。
2022年3月には米下院の委員会が大麻の合法化について投票を行うというニュースを受けて株価上昇。
上院が大麻とその化合物に関する科学的・違約的な研究を拡大する超党派の法案を可決したというニュースを受けた時も株価上昇しています。
アメリカで大麻が完全に合法化となった場合、株価は大きく上昇すると見込まれます。
以上、大化け期待のペニー株5銘柄でした。
ペニー株に上手く投資できれば資産を大きく増やせます。
余談ですが米国株投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。
使われる株価指標は変わりませんが、日本株と米国株とでは意識される株価指標が異なります。
特に米国株はファンダの影響を強く受けやすく、決算ミスが出れば容赦なく売られる場合も…。
日本株の感覚で投資をすると、売買タイミングが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。
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2022年のペニー株 テンバガー予想当サイトで、大化けを予測していた「ミネルバ・ニューロサイエンシズ(NERV)」が6倍株となりました。
株価:2.68ドル(2022年7月31日)⇒15.41ドル(2022年8月31日) 時価総額:1400万ドル
ミネルバ・ニューロサイエンシズ(NERV)は臨床段階のバイオ医薬品会社です。
統合失調症、大うつ病性障害、不眠症、パーキンソン病などの中枢神経系疾患の患者を治療するための治療薬を開発しています。
大化けした理由は、NERVに好材料ニュースが出たから。
2022年8月22日、統合失調病患者向けの新薬申請をFDAに提出したことが好感されて買いが集まりました。
ペニー株に投資するメリット
ペニー株に投資するメリットは3つ。
①幅広い分散投資が可能
ペニー株は投資資金が少額で済むため分散投資をしやすいです。
分散投資をすることでリスク軽減を図れます。仮に1銘柄で損失が出たとしても、他の銘柄でカバーすることが可能になります。
②少額で投資できる
ペニー株は手持ち資金が少なくても投資できます。
1単元が5ドル以下なので、ペニー株なら1,000円以内で投資を始められます。
日本でもいわゆるボロ株と呼ばれる銘柄や株価100円以下の株であれば、1万円以下から投資が可能です。
③株価上昇による資金効率が良い
ペニー株が値上がった時の資金効率が良いです。
例えば1単元100ドルの株を10株買った場合と、1単元1ドルの株を1000株買った場合。
両方の銘柄ともに1ドル上がった場合、得られる利益は以下の通り。 ・1単元100ドルの銘柄=10ドルの利益 ・1単元1ドルの銘柄=1000ドルの利益
利益の差は100倍。
資金と株価が同じだけ上がったとしても、ペニー株であれば得られるリターンは計り知れないほど大きいです。
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ペニー株に投資するデメリット
ペニー株に投資するデメリットは3つ。
①倒産や上場廃止のリスクがある
ペニー株は大型株と比べて上場廃止や倒産のリスクが大きいです。
株価が安く留まっているペニー株の中には、利益を生み出す能力が低い銘柄も存在します。
「誰も購入したがらないから株価が上がらない」という現象が起きているわけです。このようなペニー株は倒産や上場廃止のリスクが高まります。
投資先企業の業績や財務をよく確認して、投資リスクが低いペニー株を探すようにしましょう。
②仕手筋(ポンプアンドダンプ)に巻き込まれやすい
ペニー株の中には、好材料ニュースと関係なく株価が急変動する銘柄があります。
そのような銘柄は「ポンプアンドダンプ」に利用されている可能性があります。
「ポンプアンドダンプ」とは投資家集団が、自分たちが持つペニー株についてemailやSNSで嘘の情報を流し、それを信じた投資家がその銘柄を購入することで株価を吊り上げさせて売り抜けるという違法行為の一つです。
日本株でいう「仕手株」のようなものです。
ポンプアンドダンプは株価の動きが読みにくいため、株価が急変動した理由が全く見当たらない銘柄は避けた方が無難です。
⇒仕手株銘柄の一覧・見分け方を解説
③流動性が低い
ペニー株の中には流動性が低く、出来高が少ない銘柄があります。
出来高が少ない銘柄は、売り手と買い手の需給が合わず売買が成立しないことも。
とにかく売買を完了させたいがために、低い値段で売らざるを得ない場合があるので注意が必要です。
ペニー株投資に成功するためのコツ
ペニー株に投資をするコツは4つ。
①株価指数を注視しておく
ペニー株は株価指数(特にナスダック指数)の下落に対して敏感に反応します。
他の大型株とは比較にならないほどペニー株は株価を下げることがあるので、市場の動きに目を配っておいて、売り時や買い時を見極めるようにしましょう。
②噴き上げに合わせて利確
ペニー株は何らかの関連ニュースで一気に急騰することがあります。
ただ株価が上がった後に急速に戻ることもあるので、「噴き上がったらいったん利確」の投資戦略を立てておくとよいでしょう。
③分散投資でリスクヘッジをする
ペニー株は大型株に比べて倒産や上場廃止などの投資リスクが高め。
リスクを避けるために有効なのは分散投資です。
分散投資をすることで、損失を被った際の金額を抑えられます。
ペニー株は投資資金が少額で済むため、特徴が異なる業界など様々な銘柄への分散投資を行なうようにしましょう。
④流動性に注意
ペニー株は流動性がないものも少なくありません。
1日の出来高が多いペニー株を選ぶと良いでしょう。
流動性がない銘柄だと、売りたいと思った時に売ることができず、想定以上の損失を被ることがあります。
有望なペニー株の見つけ方・スクリーニング方法
有望なペニー株を見つける方法はいくつかあります。
基本的にはできる限り倒産や上場廃止の可能性を避けるため、業績がしっかりしているものを選ぶとよいでしょう。
スクリーニングツールを使えば業績を調べられます。
finvizは基本的な機能を無料で使えるのでおすすめ。
有望なペニー株を探すために以下のような条件を目安にしておくととよいでしょう。
・時価総額が小さい(株価が安い)こと ⇒ 時価総額(Market Cap.)が3億ドル以下 ・売上、利益が伸び続けていること ⇒ 売上高成長率(Salses growth)20%以上、 EPS成長率(EPS growth)25%以上 ・株価に割安感があること ⇒ PER(P/E)35倍以下 ・資金効率よく稼げていること ⇒ ROE(Return on Equity)20%以上
スクリーニングのやり方は「米国株のスクリーニング方法」の記事で詳しく解説しています。
業績以外にもいまが旬の株式テーマや注目セクターの銘柄から選ぶのも有効的です。
過去にペニー株から大化けを果たした銘柄
米国株市場では1日の値幅制限がないため、値幅制限のある日本と比べてペニー株が大化けしやすい環境といえます。
過去にはどのような銘柄が大化けをしたのかみていきましょう。
2022年
レッドボックス・エンターテイメント(RDBX)
レッドボックス・エンターテイメント(RDBX)は、物理メディアやデジタルサービスを通してエンターテイメントを供給するエンターテイメント会社です。
2022年2月24日の安値1.61ドルから2022年5月2日に11.00ドルを記録。
3ヶ月で約7倍となりました。
2021年
デスティネーションXLグループ(DXLG)
デスティネーションXLグループ(DXLG)は米国のアパレル企業です。
2021年1月6日の安値0.25ドルから2021年11月7日の高値では8.99ドルと高騰。
11ヶ月で約35倍となりました。
2020年
ノババックス(NVAX)
ノババックス(NVAX)は米国のバイオ医薬品企業です。
2020年1月13日の安値3.65ドルから2020年8月5日に189.4ドルと8ヶ月で約52倍に上昇しました。
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ペニー株の総括
ペニー株は株価5ドル未満の米国株のことです。
株価が安いことから大化けの期待値が高く、一つでもペニー株投資に成功すれば大きなリターンを手にできるでしょう。
当サイトでは大化け候補株をペニー株以外にも挙げています。
興味がある方はどうぞ。
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