投資のソムリエの評判 人気に陰りが出始めた理由とは
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投資のソムリエの評判が悪化しています。一時は「安定運用が見込める」とテレビでも取り上げられた投資信託でしたが、2022年に入ってからの下落幅が大きく解約を検討する人も増えています。
投資のソムリエについて
投資のソムリエの評判 人気に陰りが出始めた理由
投資のソムリエは、不安定な相場環境でも安定的なパフォーマンスを目指すバランス型のアクティブファンドです。
「安定的な資産運用が望める」として銀行から勧められることも多い投資のソムリエですが、最近はその人気に陰りが見えています。
投資のソムリエが人気低下した要因は、投資パフォーマンスの悪化。2022年には約マイナス5%の下落を記録しています。
一体、投資のソムリエに何が起きているのか?
投資のソムリエの特徴と評判を見ていくと共に、投資するメリットやデメリットを整理します。
投資のソムリエとは
投資のソムリエは、アセットマネジメント社が運用を行なうアクティブ型の投資信託です。
「上がりはしないけど下がりもしないファンド」として、安定的な資産運用を望むリタイア世代から支持されています。
– | 投資のソムリエ |
---|---|
ファンド設定日 | 2012年10月26日 |
基準価額 | 10,690円 |
純資産額 | 552,781 百万円 |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
手数料 | 販売手数料:3.3%信託報酬:1.54% |
償還日 | 無期限 |
投資のソムリエの運用目標は年利4%です。
投資環境の変化を速やかに察知し、中長期的に安定的なリターンを目指しています。
投資のソムリエの特徴
投資のソムリエは、ファンドマネージャーによって資産運用が行なわれます。
市場に合わせて臨機応変に売買を行なう、リスク変動幅を4%以内に収める運用方針が特徴です。
アクティブ型バランスファンド
投資のソムリエは”アクティブ型バランスファンド”と呼ばれる投資信託です。
アクティブ型バランスファンドでは、投資先を分散させて、市場の状況に合わせて資産配分を調整します。
投資先を分散させる(=バランス)ことで投資リスクの軽減、資産配分を入れ替える(アクティブ)ことで安定的な運用リターンを見込んでいます。
投資のソムリエの投資先は8種類。
国内、先進国、新興国の債券、株式、リートです。
それぞれの金融資産は、経済状況によって異なった値動きをします。経済状況が好調な時は株式が上昇。経済停滞期には債権が上昇など。
ひとつの金融資産に資金を偏らせないことで、経済に大変動が起きた時でも資産が大きく減るのを防げます。
価格変動を一定(リスク年率4%)に抑える運用方針
投資のソムリエは、価格変動を一定に抑える運用方針を取ります。
「大きな下落に備えつつ、中長期的に収益獲得を目指す」のが、投資のソムリエのコンセプトです。
年間の価格変動幅を「4%以内」に収めることを目標に掲げています。
投資のソムリエが掲げるリスク年率4%は、アクティブ型の投資信託では低めの数値です。
アクティブ型の投資信託の中にはネットウィンのように「年間10%以上」の利回りを出す投資信託もありますからね。
積極的にリターンを狙うタイプのアクティブ投資信託と違って、投資のソムリエは、安定した運用を積極的に狙っています。
そもそものコンセプトが、他のアクティブ型投資信信託とは違う点は理解しておきましょう。
実際、投資のソムリエは2020年のコロナショック時に「+0.13%」の投資パフォーマンスを残しています。
ほかの投資信託がマイナスパフォーマンスに転じる中、プラスに出来た投資のソムリエは当時大いに注目を集めました。
投資のソムリエの投資パフォーマンス
2022年に入って、投資のソムリエのパフォーマンスは低下しています。
世界的なインフレやウクライナ情勢、米国金利上昇等を理由に日本市場も米国市場も大きく値を下げている状況の中、投資のソムリエも例外ではありません。
投資のソムリエ 最新の投資パフォーマンス
投資のソムリエの投資パフォーマンスは、年初来マイナス16%(2022年10月時点)。
投資のソムリエは、2022年で見ると「変動リスクを年率4%程度に抑える安定運用」に届いていません。
世界的な株価下落と債券価格の下落が響き、投資のソムリエは資産配分を変更したものの基準価額の下落を抑制できませんでした。
投資家の間では「投資のソムリエを売却した」という人も出始めました。
投資のソムリエは積極的な値上がりを狙う投資信託ではありせん。 一度大きく価格を下げた後は、元の価格水準に戻ってくるのが困難になります。
手数料に関しても、投資のソムリエは他の投資信託に比べて割高です。売却をした人は、保有するだけで損失が膨らむ状況だったのかもしれません。
投資のソムリエを保有している人の中には、銀行員に売買タイミングを相談した人もいたようです。銀行員からは「即売るのもあり」という回答を貰ったとのこと。
投資のソムリエのコンセプトである「大きく下がらない代わりに得られる安定的なリターン」が崩れたいま、売却を検討する人が出てくるのは仕方ないのかもしれません。
有事の際の投資パフォーマンス
投資のソムリエは不安定な相場環境でも安定的なパフォーマンスを目指す投資信託です。
2022年の相場には対応しきれませんでしたが、過去の相場においては大切な資産を守れていました。
▼コロナショック
2020年2月末ごろから3月にかけて、新型コロナウィルスの世界的流行により株価は大暴落。
インデックス指数が軒並み下がる中、投資のソムリエは「+0.13%」と資産をプラスにできています。
投資のソムリエは、コロナショック前に2%だった現金比率をコロナショックが起こって数日で26%まで高めるなど、リスク性資産の組み入れ比率を下げました。
リスク性資産を減らしたことで、コロナショックでも基準価格の下落を抑制することに成功しています。
ブレグジット
2016年6月、英国のEU離脱の是非を問う国民投票が実施され、僅差で離脱支持が多数となり、株式市場は大暴落しました。
投資のソムリエでは、欧州通貨資産の為替ヘッジ比率を高め「欧州要因」を緩和したことでプラスのリターンとなりました。
トランプショック
2016年11月の米国大統領選挙でトランプ候補が勝利したことにより、金融市場が大混乱に陥りました。
投資のソムリエでは、事前にリスク性資産を減らすなどの見直しを行い、急落の影響を軽減。
これまで投資のソムリエは、経済に大きな変動があった時に資産を守ってきました。
その実績もあって投資のソムリエは人気を博していたのですが、残念ながら2022年の投資パフォーマンスは低下気味。
チャートを見ると分かる通り、投資のソムリエは大きく値上がることも少ないです。
「コロナショックでも資産を守れた」点を魅力に感じて投資のソムリエを買っていた人からすると、現在の投資パフォーマンスにはガッカリしてしまうのも無理ありません。
投資のソムリエの投資先
投資のソムリエの投資先は株式・債権・REIT・現金等です。
毎月提出されている運用報告書からは、投資のソムリエのアセットアロケーションとポートフォリオを確認できます。
▼投資のソムリエの投資先(2022年8月31日時点)
不安定な世界情勢を前に現金等の安全資産が10%と高めに保有している状態です。
2022年7月に為替ヘッジ先進国債券がマイナス寄与したため、基準価格は0.85%ダウン。
9月は為替ヘッジ先進国債券と新興国債券への配分を引き下げた一方で、新興国株式、国内債券への比率を高めています。
現状の投資パフォーマンスはマイナス10.35%(2022年初来)。
価格の変動幅4%以内という投資目標を大幅に下回っています。
このような背景もあってか、投資のソムリエは2022年10月22日以降から資産配分ルールの一部変更を発表しています。
今後はリスク性資産、安定資産の下落局面において、現金をより積極的に活用する方針が立てられました。
以下、モーニングスターのニュースより引用↓↓
要するに、投資のソムリエは下落局面で「現金の保有を高める投資戦略」になったということですね。
正直申し上げると、昨今の物価高や円安・ドル高などの為替状況を鑑みるに、この投資戦略でリカバリーできるかどうかは疑問です。
ただ相場状況に合わせて戦略を変えた点に関しては、機動的に売買を行なう投資のソムリエらしさを感じられます。
投資のソムリエのメリット
暴落時でも安定した運用を目指す投資のソムリエ。
投資をするメリットは「リスクの少ない資産運用を見込める」「投資のプロに資産運用を任せられる」の2点です。
リスクの少ない資産運用を見込める
投資のソムリエは、中長期的に安定的なリターンを得ることを目指して運用されている投資信託です。
目標とする基準価額の変動リスクは4%以内。
投資のソムリエは「大きく伸びないが、大きく下がらない」投資スタイルを取ります。
そのため、資産が減る可能性を極力減らしつつも、一方では利益も得たいという人から支持されています。 (※2022年に投資パフォーマンスが悪化したため注意が必要)
資産を減らすリスクを減らすために、投資のソムリエでは市場環境に合わせて資産配分を入れ替える”機動的な運用”が行なわれます。
投資のプロに運用を任せられる
投資のソムリエは、資産運用会社「アセットマネジメントONE」のファンドマネージャーが運用を担当します。
ファンドマネージャーがポートフォリオやアセットアロケーションを整理してくれるため、投資のソムリエを購入した後は放ったらかしの資産運用が実現します。
株式投資の初心者や時間がない投資家にとって、自分の代わりに投資のプロが運用してくれるのはありがたいでしょう。
投資のソムリエの運用を担うアセットマネジメントONEは、モーニングスター社が投資信託の格付けを決める「ファンド オブ ザイヤー」において、複数の受賞を果たしている資産運用会社です。
投資のソムリエは、2020年の安定資産(債権・バランス安定)型部門で最優秀ファンド賞を獲っています。
アセットマネジメントONEは、「DIAMアセットマネジメント」「新光投信」「みずほ信託銀行株式会社」など複数の資産運用会社が合併して誕生した経緯を持ちます。
資産運用のプロに投資を任せられるのは、投資のソムリエのメリットと言えるでしょう。
投資のソムリエのデメリット
投資のソムリエのデメリットは3点。
・手数料が高い ・投資リターンが少ない ・つみたてNISAに対応していない
投資のソムリエは、「手数料が高額」「狙っているリターンが低い」ことから、資産を大きく増やせない点がデメリットです。
またつみたてNISAには対応しておらず、コツコツ資産運用を始めたい人には向いていません。
手数料が高い
投資のソムリエの手数料は高いです。
仮に投資のソムリエに100万円投資した場合、約5万円の手数料が必要になります。
▼投資のソムリエ 100万円分にかかる手数料 購入時手数料:33,000円(3.3%) 信託報酬:15,400円(年率1.54%) 合計:48,400円
投資を始める段階で約5%の手数料がかかります。 それ以後、保有を続けると年間1.54%の手数料が必要になります。
投資のソムリエと似ている投資信託として「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」がありますが、その手数料は年間0.15%です。
ほかの投資信託に比べて、投資のソムリエだと5倍~7倍の手数料がかかってしまうのはデメリットと言えるでしょう。
なお投資のソムリエ解約時は譲渡所得として、解約時の譲渡益に対して20.315%が課税されます。分配金に対しても、配当所得として20.315%を支払わなくてはなりません。
なぜ投資のソムリエの手数料は高いのか? 一言でいえば「運用に手間がかかっている」からです。
投資のソムリエは、ファンドマネージャーが日次で資産配分を変更したり売買を行なうアクティブファンドの形態をとります。
指数にほぼ自動で投資を行なうインデックス投資と比較すると、人的稼働が段違い。人的リソースを割く分、手数料が高くなるというワケです。 ほとんどのアクティブファンドは、手数料が高い代わりに、「指数(インデックス)よりも高い運用利回りを目指す」という方針が立てられていますが、投資のソムリエは別です。
投資のソムリエはあくまで、利回りを安定させるために手間をかけています。
手数料は長期的に保有すればするほど、バカに出来ない金額になります。運用状況によっては、「利益よりも手数料の方が高く付く」こともあり注意が必要です。
投資リターンが少ない
投資のソムリエは、リスク変動幅4%以内に収める目標を掲げています。
年間4%の最大リターンを毎年出せれば御の字ですが、流石にそうはいきません。
実際、2022年の投資ソムリエの投資パフォーマンスは中々厳しい状況となっています。
▼投資のソムリエの投資パフォーマンス 1ヶ月前:-0.85% 3ヶ月前:1.31% 6ヶ月前:-5.28% 1年前:-10.35% 3年前:-4.58% 5年前:2.33% 設定来:17.24% (確認日 2022年10月4日)
投資リターンを上げるためには、リスク性資産(≒株式)を買う必要があります。
しかし投資のソムリエでは、2022年10月より安全な運用を目指す方針が決められました。下落局面にはリスク性資産を現金に変えて、リターンよりも守りを重視した戦略を取ります。
安定運用が期待できる反面、一度不調に陥った場合は元の価額水準に戻るまで時間がかかることが予想されます。
投資のソムリエは期待リターンが低く設定されているため、高い手数料と合わせると「結局、あまり稼げていない」という状況になってしまう可能性があります。
つみたてNISAに対応していない
投資のソムリエはつみたてNISAに対応していません。
そのため、積立NISAを検討している人には購入できない商品となっています。
投資のソムリエは長期的な資産形成を狙っている人向けの投資信託ですが、つみたてNISAに対応していないのは残念です。
ただ最近は「つみたてNISAはやめたほうがいい」という意見も出ています。「通常の課税口座でもいいから欲しい」と、投資のソムリエを売買している人がいるのも事実です。
投資のソムリエの評判
投資のソムリエは、2020年のコロナショック時には下落しない点が好感されていました。
しかし「手数料の高さ」や「変動幅が少ない」ことから、投資のソムリエを手放している人もいるようです。
投資のソムリエは価額の変動幅を4%以内に収める運用方針のため、大きなリターンは見込めません。その代わりに、資産を減らさないことが絶対条件になるのですが、それも守れなくなってきています。
何よりほかのインデックス指数に投資した場合に比べて、リターンに大きな差があるのが懸念点となっているようです。
▼2012年~2022年の投資パフォーマンス 投資のソムリエ:+7% 日経平均:+172% S&P500:+187%
また投資のソムリエは「銀行で勧められて購入した」という人が多く見受けられました。
これはオフレコでお願いしたいのですが、金融マンから勧められる金融商品は気を付けた方が良いです。 銀行や証券会社は手数料から利益を得るビジネスモデルなので、顧客のためを思ってではなく、自社の利益のために手数料が高い投資信託をゴリ推ししてくることがあります。
2022年には金融会社が推している「仕組債」というヤバイ投資商品に金融庁から総点検が入っていましたし…。
投資のソムリエは決して悪い投資信託ではありません。しかし投資の目的によって向き・不向きがハッキリ分かれる投資信託です。
現にYahooファイナンスの口コミ掲示板を見ると、「銀行の営業マンに勧められたけど、全然上がらないから売却した」と言っている人の声が散見されます。
最終的には購入した人の自己責任になるものの、自分がやりたい投資と合致している投資商品なのかは吟味が必要でしょう。
投資のソムリエの売買タイミング
投資のソムリエの買い時
投資のソムリエでは、価格変動幅を一定に保つ運用を行っています。
基本的にはいつ買っても良いという理屈にはなるのですが、2022年9月時点では買い時ではないでしょう。
投資のソムリエは2022年に入ってマイナス10%ほど価額を下げています。その理由は、債券投資のパフォーマンス悪化。
ポートフォリオの半分近くを債権が占める投資のソムリエは、米国インフレに伴う金利上げの影響を受けました。 変動幅4%を下回る結果を残しており、設定来価格の水準近くまで価額は落ちています。
アメリカのインフレの影響がまだ懸念される中、2022年9月時点で購入するのは得策ではありません。
投資のソムリエの購入を検討するタイミングは2022年10月。2022年10月から投資戦略が変わるからです。 下落局面では資産を保有するのではなく、現金比率を高める方針になります。
資産が目減りする可能性は低くなる一方、その間は利回りが付いてこなくなるので資産が増える可能性も減ります。
運用方針が変わるため、そもそも投資のソムリエが自分に合っているのかも含めて考えてみるとよいでしょう。
投資のソムリエの売り時
投資のソムリエでは価格の変動リスクを年率4%以内とおいています。
目標である年率4%以上の投資パフォーマンスを出している時は売り時と考えられます。
しかし2021年から2022年にかけて、投資のソムリエの投資パフォーマンスが低下しているのはすでに述べたとおりです。
投資のソムリエを損切した人が、下落要因について述べています。
この方はFRBの利上げが投資のソムリエの株価急落の要因と考えています。今後も先進国で利上げが続くようであれば、「投資のソムリエもズルズルと底なし沼状態で下がっていく」と予想。
本当にこのとおりに沼のように下げてしまうのであれば、できる限り早く損切をした方がいいともいえるでしょう。
投資のソムリエは純資産額が減っているのを見ると、その判断を下している投資家は少なくないのかもしれません。
投資のソムリエの類似ファンド
投資のソムリエと似たような構成、運用をしている投資信託は2つ。
・eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) ・ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(クアトロ)
いずれもバランス型の投資信託の形態をとっており、株式・債権・不動産などに分散投資を行なっています。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、シリーズ合計で純資産総額2兆円を突破している投資信託eMAXIS Slimシリーズのバランスファンドです。
日本を含む世界各国の株式、債券、不動産(リート)など8つの資産に均等に投資しています。
基本投資割合はそれぞれ12.5%で、各投資資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマークに連動する成果を目指しています。
手数料が安く(0.15%)、積立NISAに対応しています。
ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(クアトロ)
ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(愛称クアトロ)は、日本の投資家向けに運用されているバランス型投資信託です。
債権を中心に株式、オルタナティブ、現金等、様々な資産へ国際分散投資をしています。
世界中の資産に投資するだけでなく、円ベースでのリスク管理を行い、長期的な値動きの安定性を意識した運用をしています。
このピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンドも、資産の配分変更に加え、市場環境の変化に応じて投資対象やその配分比率を柔軟に変更する運用を行っています。
▼各ファンドパフォーマンス比較
– | 投資のソムリエ | eMAXIS SLIMバランス | クアトロ |
---|---|---|---|
基準価額 | 10,690円 | 13,111円 | 11,106円 |
純資産 | 552,781 百万円 | 156,227 百万円 | 277,105 百万円 |
販売手数料 | 3.30% | 0% | 3.85% |
信託報酬等(税込) | 1.54% | 0.15% | 2.00% |
償還日 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
運用年数 | 9年 | 5年 | 8年 |
経費率 | 1.58% | 0.20% | 1.18% |
トータルリターン1年 | -10.35% | 3.06% | -7.22% |
トータルリターン3年(年率) | -1.55% | 8.49% | 0.82% |
トータルリターン5年(年率) | 0.46% | 6.15% | 1.36% |
(2022/9/29時点)
それぞれのパフォーマンスを比較してみると、市場環境の変化に応じて投資対象やその配分比率を柔軟に変更するタイプの「投資のソムリエ」や「クアトロ」は、〇〇ショックと名の付く急激な上げ下げには強いです。
しかし、ずるずると大きく下げていく相場だとつられて下げているように見られます。
投資のソムリエを購入できる証券会社
投資のソムリエを購入できる証券会社、銀行は全国に180社以上あります。
メジャーな証券会社や銀行であれば、ほぼほぼ購入できるでしょう。
投資のソムリエを扱う金融会社
投資のソムリエの総括
投資のソムリエは、長期運用を目的としているバランス型の投資信託です。
低リスクで資産運用が狙える一方で、見込める投資リターンや手数料の高さから資産の大幅増加はあまり見込めません。
2021年以降、投資のソムリエは大きく基準価格を下げています。
安全な資産運用を行なうモットーが崩れ始めているため、売買を行なう人は値動きをよく見て投資判断を行なうようにしましょう。
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