スパイバー関連銘柄から高騰必至の本命株を紹介
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スパイバー(Spiber)の上場が2~3年以内という発表があり、関連銘柄を物色する投資家が出始めました。今のうちに、スパイバー上場に伴って大化けを果たしそうな関連銘柄を押さえておきましょう。
- スパイバー 上場すれば関連銘柄は高騰必至 独自開発している新素材「ブリュードプロテイン」が素材革命を巻き起こすと言われ、企業価値が高い評価を受けるスパイバー。
株式市場からの注目度も抜群で、上場すれば関連銘柄の株価高騰は必至です。
スパイバーは、この1年間で投資ファンドや海外の機関投資家などから約650億円の資金調達を行うなど、2~3年内のIPOに向けた動きを本格化。
注目度の高い企業だけに、関連銘柄を物色する投資家も出てきています。
スパイバー上場まで最短あと2年。
今のうちに、スパイバー上場に伴って高騰が期待できる関連銘柄を見てみましょう。
- スパイバー関連銘柄の本命株はゴールドウィン スパイバー関連銘柄の中でも、本命株となるのはゴールドウィン(8111)です。
引用元:ゴールドウィン(8111)-株探
株価:6,830円(2021年10月11日時点) 時価総額:3,174億円 PER:29.5倍 PBR:5.84倍
ゴールドウィンはスポーツウェア・用品メーカー。 代表的な商品に「ザ・ノースフェイス」が挙げられます。
ゴールドウィンは上場前のスパイバーに30億円の出資(2015年)をしており、すでに事業提携を結んでいます。
スパイバーとゴールドウィンで共同開発した「ムーンパーカ」は世界初の「クモの糸素材の新商品」となり買い手が続出。
スパイバーが研究している人工タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」は、服の表地や裏地、ダウン、ファスナーなども含め、全アイテムを置き換えられる新素材としての役割を期待されています。
ゴールドウィンがスパイバーの新素材を使うことは3つのメリットがあります。
①石油を用いずに生産可能なことから、環境への影響が少ない ②アパレル業界に求められているサステイナブルファッションが実現できる ③新素材の特性を活かした新たなファッションを生み出せる可能性がある
これらのメリットもあって、ゴールドウィンはスパイバーに何か動きがあるたびに物色される傾向にあります。
スパイバーが上場するとなれば、ゴールドウィンは真っ先に注目されるでしょう。
- スパイバーの関連銘柄 スパイバーの関連銘柄として挙げるのは5つの銘柄。
・トヨタ紡織(3116) ・東洋紡(3101) ・山形銀行(8344) ・HMT(6090) ・カーライル(CSL)
紡績業を中心に、自動車部品メーカーもスパイバー関連銘柄に加えました。
スパイバーが開発しているブリュードプロテイン汎用性が高く、自動車のシートや外装なども作れるためです。
他の関連銘柄としては、スパイバーに出資している企業、スパイバーの代表取締役の恩師が設立したバイオ系の企業も考えられます。
トヨタ紡織(3116)
引用元:トヨタ紡織(3116) -株探
株価:2,016円(2021年10月11日時点) 時価総額:3,783億円 PER:8.0倍 PBR:1.10倍
トヨタ紡織はスパイダーと業務提携を結んでおり、16億円の出資を行なっています。
自動車部品のシート部分に「QUMONOS」を使用したことで話題になりました。
東洋紡(3101)
引用元:東洋紡(3101) -株探
株価:1,323円(2021年10月11日時点) 時価総額:1,178億円 PER:9.0倍 PBR:0.62倍
東洋紡は合成繊維業界の大手。
山形銀行(8344)
引用元:山形銀行(8344) -株探
株価:847円(2021年10月11日時点) 時価総額:288億円 PER:13.8倍 PBR:0.17倍
スパイバーは山形県に本社を構えています。
2021年9月9日、山形銀行はスパイバーの第三者割当増資で5億円を引き受けると発表しました。
スパイバーの事業が山形銀行が掲げる「バイオサイエンスパーク構想」に合致していたことや、SDGsの取り組みに合致したことにより実現。
HMT(6090)
引用元:HMT(6090) -株探
株価:787円(2021年10月11日時点) 時価総額:46.4億円 PER:46.4倍 PBR:3.96倍
HMT(ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社)はスパイバーの代表取締役である関山氏の恩師が設立したメタボローム解析のリーディングカンパニーです。
スパイバーが上場するとなれば、一緒に物色されるかもしれません。
カーライル・グループ(CG)
引用元:カーライル・グループ(CG) -株探
株価:49.42ドル(2021年10月11日時点) 時価総額:1764億ドル PER:617倍 PBR:2.88倍
カーライルはアメリカの投資ファンドで、スパイバーに100億円を出資しています。上場や経営のサポートを行なうために取締役も派遣。
スパイバーは米国でも注目されている関係から、出資元のカーライルにも注目が集まる可能性があります。
以上、スパイバーが上場したら盛り上がること必至の5銘柄でした。
余談になりますがテーマ株投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。
テーマ株は注目が集まりやすく、値動きが大きく・速くなりがち。
時にはテクニカル指標全般が機能しなくなるほど、個別市場の過熱感が増してしまうことも。
小手先だけのテクニックでは対応しきれない局面も自然と多くなるのではないでしょうか。
ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。
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- スパイバーの上場予定は2023年~2024年か スパイバーは毎年上場が期待されていましたが、いよいよ本格的に上場に向けて動き出しました。
2021年9月8日、スパイバーは投資ファンドのカーライルや官民ファンドであるクールジャパン機構などから増資と事業価値の証券化で新たに340億円の資金調達を行なったと発表がありました。
スパイバー、上場へ本格始動 カーライルなどから340億円を調達
カーライルとクールジャパン機構からは、スパイバーに取締役を派遣することも決定。
Spiber株式会社の代表取締役である関山氏は、以下のように発言しています。
『事業の垂直立ち上げのため、今後まだまだ大きな資金が必要になるが、カーライルとの提携で、2〜3年内の上場に向けての動きも整った。今後はさらに経営のスピードを上げていく。』
カーライルは過去に「株式会社キトー」が上場を廃止したのち経営に参画し、売上を5倍、営業益を4倍に伸長させ、再上場にまで持って行った立役者です。
スパイバーの経営にカーライルが参画するなら、経営の面で大きなサポートが期待できそうです。
今回の資本提携によってスパイバーの時価総額は1,493億円になり、未上場のベンチャー企業の時価総額ランキングでは第5位にランクインが見込まれます。
■参考(9月1日時点の国内スタートアップ評価額ランキング)
引用元:国内スタートアップ評価額ランキング – STARTUP DB
- スパイバーは人工プロテイン素材を開発するバイオベンチャー Spiber(スパイバー)株式会社は慶應義塾大学発の繊維開発を行なうバイオベンチャー企業です。
鋼鉄の4倍の強度を誇るクモの糸を素材にした繊維「QUMONOS」の開発に成功。
クモの糸素材はNASAやアメリカ軍でも開発を進められていましたが、加工が難しく研究を断念したと言われるような代物です。
そんな中、スパイバーは世界で初めて人工合成クモの糸の製品化に成功しています。
現在は「QUMONOS」は水分を含むと数十%縮むという特性が判明したため、クモの糸素材の開発は中断しています。
その代わりに新しく開発を始めた人工タンパク質素材「ブリュードプロテイン」は、石油を使わずに現在の合成繊維やプラスチックと同等、あるいはそれ以上の性能を持つ成形材料を製造できる特徴を持った新素材です。
石油も動物も使わず、地球上に豊富に存在するタンパク質を原料にしているため、「次世代の脱石油素材」の大本命技術として注目を集めています。
- スパイバーに注目が集まる理由 スパイバーに注目が集まる理由は2点。
①ブリュードプロテインが次世代の素材として期待されている ②自社内で商品生産できる技術・設備を保有している
①ブリュードプロテインが次世代の素材として注目度が高い
スパイバーが開発する人工たんぱく質由来の素材は、これまでに存在した素材と以下の点で違いがあります。
・石油を使用しないため環境に優しい ・重さ、強度、伸縮性において既存の素材より優れている ・タンパク質は自然界に多く存在しており、大量生産が可能
スパイバーの研究は世界的な脱炭素化社会の実現や環境政策ともマッチしています。
石油を多く使用するプラスチックの代替品としての期待値も高いです。
②自社内で商品生産できる技術・設備を保有している
スパイバーはタイと米国に置いている原料プラント工場を始め、着工から紡糸、商品化に向けた共同生産が行なえるだけの設備と技術を有しています。
生産から商品化までを自社内で行えるので、特許にまつわる利権トラブルで生産が回らないということもなく、一度稼働をし始めたら高速で生産を始めることができます。
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