2024年おすすめ低位株10選 大化け期待の超低位株を予想

2024年おすすめ低位株10選 大化け期待の超低位株を予想

2024年おすすめ低位株10選 大化け期待の超低位株を予想

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業績好調の大化け期待・高配当・株主優待充実など様々な観点から注目の低位株を予想!低位株の魅力や投資する際の注意点の解説つき!

低位株のおすすめ銘柄について

2024年おすすめ低位株10選 大化け期待の超低位株を予想

2024年おすすめの低位株を、3つの観点から選定しました。

・大化け、高騰が見込める ・高配当 ・株主優待が充実

低位株は10万円以下から購入でき、個人投資家にとって手が出しやすいのが魅力。

ハイリターンを狙いたい、高配当や株主優待が欲しいなど、それぞれの投資目的に応じた銘柄がたくさん存在します。

本記事では、おすすめ銘柄を紹介するほか低位株に投資する際のコツや注意点を解説。

「低位株のスクリーニング条件」も用意したので、よろしければご活用ください。

低位株とは?

低位株とは、簡単に言うと「株価が安い=低位株」という認識で大丈夫です。

一般的に、株価水準が低い銘柄のことを「低位株」、逆に株価水準が高い株を「値がさ株」と呼びます。

ただ、どちらにも言えることですが低位株は、明確に価格が定義されているわけではありません。

人によって解釈は様々で、「株価1,000円以下」を低位株と呼ぶ人もいれば、「株価500円以下からが低位株」と認識している人も。

また超低位株とも呼ばれるボロ株に至っても、価格に明確な定義はありません。

一般的には、おおよそ株価100円以下~株価300円以下がボロ株と呼ばれることが多いです。

ちなみにSMBC日興証券の用語説明によると、「株価1,000円未満の銘柄を低位株と呼ぶことが多い」と記載があります。

そのため当サイトでは、株価1,000円未満を低位株と呼んでいます。

(※余談ですが「株価が低い=割安株」ではないのでご注意を。企業価値に比べて株価が安いことを割安といいます。)

低位株投資の魅力とは?

低位株は、初心者・上級者、資金力問わず様々な層の個人投資家から人気の投資ジャンルです。

低位株が個人投資家から人気を博す理由は主に3つ。

  1. 値上がり時の上昇幅が大きい
  2. 少額から投資できる
  3. プロ集団から“カモられる”リスクが減る

低位株は「値上がり時の上昇幅が大きい」

低位株は株価が安く上昇余地が大きいため、「テンバガーが出やすい」と言われています。

INCLUSIVE(7078)という企業は、株価280円から5,900円まで高騰しました。

株価上昇率は驚異の20倍です。

INCLUSIVEの株価チャート(7078)

FXや暗号資産に比べ上昇率が低いと思われがちな株式投資。

ですが、低位株から1年経たずにテンバガーになることも珍しくありません。

中には10倍株を超える100倍株なんて超特大モンスター級な銘柄も存在します。

低位株は「少額から投資できる」

低位株は株価が安いため、少額からでも投資できます。

先ほど例に出したINCLUSIVE(7078)という企業の株価は280円台で、3万円あれば購入可能でした。

低位株は株価が安いため、個人投資家の資金力でも「手が出しやすい」。

つまり株価が高い銘柄に比べ、低位株は買われる枚数が圧倒的に多いと言えます。

個人投資家の参入が増えれば、株価が上がるのは必然。

買いが買いを呼ぶ展開になって、低位株の株価は大きく上昇するというわけです。

2023年2月現在、株価1,000円以下の銘柄は1575つ存在します。

投資の選択肢が豊富で、大化け・高配当・株主優待など自分の目的に応じた銘柄を探せるのも低位株の魅力と言えるでしょう。

プロ集団から“カモられる”リスクが減る

低位株に限らず個別株投資は、個別銘柄ごとに参入している(その銘柄を保有している)層が異なります。

我々のような個人投資家から、大口投資家、外国人投資家、機関投資家など様々。

参入している投資家が違えば、個別銘柄ごとに株価の値動きが異なるのも必然と言えます。

個人投資家でも勝つためには、なるべく機関などのプロ集団を相手にしないこと…コレに尽きます。

個人投資家の敗因の一つとして挙げられるのが、機関投資家の存在。

機関投資家は圧倒的な資金力を以てして、いとも簡単に相場の方向性を変えてしまいます。

個人投資家が泣きを見るのは、機関投資家の意図的な株価の釣り上げ・下げに飲まれてしまうからです。

しかし低位株投資であれば、投資のプロと勝負しなくて済む場合が多いです。

というのも低位株は、機関投資家の参入が少ない投資先と言われています。

低位株は売買高や発行済株式数が少ない場合が多いため、一度に買える株に限りがあります。

個人投資家と比べて、相場を左右できるほど圧倒的な資金を持つ機関投資家。

大きな資金で利益を上げるには、一度にガっと買えて、ガっと売れる銘柄である必要があるのです。

しかし低位株でそんなことしようものなら、お上(金融庁)が黙っちゃあいません。

株価操縦でしょっ引かれてしまえば利益も何もあったものではない…。

そのため機関投資家は資金力が高すぎるがゆえに、低位株に手を出したくとも出せない場合が多いのです。

機関投資家が手を出せなければ、理由のない値動きに左右されるリスクが減ります。

実は個人投資家でも稼げる可能性が高い投資先とも言える低位株。

投資の初心者から上級者まで人気の理由、お分かりいただけたのではないでしょうか。

低位株投資の注意点と対策

低位株は少額で投資を始めやすく、テンバガーが出やすいのでおすすめの投資先です。

が、良い面ばかりではなく注意点も存在します。

  1. 買えても“売れないリスク”がある
  2. 株式が“無価値になるリスク”がある
  3. “仕手株化するリスク”がある もちろん必ずしも全ての低位株が、上記のリスクを抱えているわけではありません。

ですが株価が低いということは、それなりの理由が隠れている場合もあるのです。

より安全に低位株を探してもらうためにも、以下では『3つのリスクと対策』を解説したいと思います。

買えても“売れないリスク”がある

低位株では、急騰時に運よく買えたとしても、そのあと売れなくなるリスクがあります。

というのも低位株は、出来高が少ない場合があるからです。

出来高が少ない=普段その銘柄を売買している投資家が少ないという認識です。

当たり前ですが、買ってくれる相手がいなければ株は売れません。

そんな売りたくても売れない状態で株価が急落しようものなら、逃げられずに塩漬け…なんて可能性も。

そのため低位株を選ぶ際は、1日の出来高が10万株前後ある銘柄を選ぶとリスク回避になるでしょう。

おおよそ直近1ヶ月~半年程度の出来高を見ておけば問題ないかと思います。

(※ちなみに売買のしやすさを株式用語では「流動性」と言います。↑を小難しく言うと流動性が高い銘柄を選びましょう、です。)

株式が“無価値になるリスク”がある

低位株に限った話じゃないですが、株式には倒産や上場廃止などの無価値になるリスクがあります。

また株価が安いということは、それなりの理由が隠れている場合も。

業績不振ならまだしも、経営体制に難があり過ぎる、不祥事を起こした、株主への還元率が悪すぎる、等々…。

将来性も何もあったもんじゃない理由が隠れていれば、そりゃあ株価だって上がりません。

せっかく、アナタの大事な資金で株式を買うのです。

どんな会社か?経営陣は?といった投資したい企業の社風は、出来る限り調べた方が良いでしょう。

また業績や財務状況によっては、落ちるところまで落ちているケースも無きにしも非ず。

業績が低迷しすぎて資金繰りや財務がさらに悪化した場合、最悪会社が倒産することがあります。

倒産とまで行かずとも、上場廃止(取引所で株の売買ができなくなること)になってしまうなど…。

低位株に限った話じゃないですが、投資する際は財務状況や業績なども確認しておいたほうが良いでしょう。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

“仕手株化するリスク”がある

低位株は、仕手筋たちから仕手株のターゲットにされることがあります。

というのも株価が安いから買い集めやすく、株価を上がっているように見せるのが簡単だからです。

仕手株化すると、短期間の間に爆発的な急騰を果たすことも珍しくありません。

ただ問題なのが、仕手株は急騰したのちに急落しやすい傾向があること。

というのも仕手株は急騰するに相応しい理由(材料)が伴っていない場合が多いのです。

決算が良かったわけでも、IRが出たわけでもなく、謎に買われている株を見たことはないですか?

そういった株は、おおかた裏側に大量資金を持った仕手筋が隠れています。

根拠に欠ける急騰は、静まるのも早いため、値動きが早いうえに激しくなりがち。

そのため仕手株は、株を始めたばかりの初心者には不向きの投資対象です。

過去のチャートを確認して、特に材料もなく大きな変動を繰り返す銘柄は用心したほうが良いでしょう。

とはいえ資金を持った投資家が買い付けているわけですから、他の株に比べ仕手株が上がりやすいのも事実。

タイミング等に気を付ければ、決して悪くない投資先とも言えます。

別記事で仕手株の見分け方や注意点を詳しく解説しているので、興味があればチェックしてください。

⇒仕手株の常連銘柄・見分け方はコチラ

大化け・高騰期待のおすすめ低位株10選(2024年)

2024年に高騰が見込める低位株候補は10社は以下の通り。

  1. カナミックネットワーク(3939)
  2. シノプス(4428)
  3. TWOSTONE&Sons(7352)
  4. アエリア(3758)
  5. DDホールディングス(3073)
  6. ホームポジション(2999)
  7. 大日光(6635)
  8. 栄電子(7567)
  9. KG情報(2408)
  10. タウンニュース社(2481) 「業績好調、テーマ性、割安」という観点から、それぞれの銘柄を見ていきます。

業績好調のおすすめ低位株(2024年)

■カナミックネットワーク(3939)

カナミックネットワークは、介護・医療業者向けのクラウドサービスやシステム開発を行なっている会社です。

株価は487円(2023年3月28日時点)。

オススメの低位株①カナミックネットワーク(3939)の株価チャート

株価:487円 時価総額:235億円 PER:29.0倍 PBR:9.0倍 (※データは2023年3月28日時点)

株価は下落基調となっていますが、具体的な悪材料や業績に懸念があるワケではありません。

要因としては、機関投資家が株を手放している影響が強いとの見解が散見されています。

ですが業績が良いのに理由もなく売られれば、買戻しが起こるのは必然。

400円台は安値圏と言えるでしょう。

今後のカナミックネットワークに期待できる要因としては2つ。

  1. アーバンフィット社をM&A ⇒ 業績アップに寄与
  2. 千葉県浦安市がカナミックネットワークのサービス導入 ⇒ 行政へのサービス導入が加速 業績も好調でカナミックネットワークの業績は、8年連続で伸び続けています。

売上高、営業益共に10%~20%で成長中。

カナミックネットワークが手掛ける医療・介護分野のDXは、時代のトレンドにも合って伸びしろのある分野です。

1000円以下で買えるうちに保有しておきたい銘柄と言えるでしょう。

■シノプス(4428)

シノプス(4428)は、流通業向けのAIサービス開発企業です。

株価は990円(2023年3月28日時点)。

オススメの低位株②シノプス(4428)の株価チャート

株価:990円 時価総額:61.6億円 PER:38.0倍 PBR:3.9倍 (※データは2023年3月28日時点)

2024年のテンバガー候補株の記事でも紹介したシノプスは、来期も増収増益の見通しを発表。

3期連続で増収増益と、業績絶好調の銘柄となっています。

シノプスの業績予想

シノプスが手掛ける流通業向けAI「sinops」は、需要予測とリアルタイム在庫管理機能を店舗に提供します。

ストック型収入が得られる「クラウドサービス」の形態を取っているため、契約数が増えれば増えるほど業績が成長していくビジネスモデルです。

シノプスの契約数は順調に伸びています。

ストック型のビジネスモデルは業績が伸びる傾向にあり、それに伴って株価上昇する可能性もあります。

シノプスは、低位株から大化けを果たす筆頭候補と言えるでしょう。

■TWOSTONE&Sons(7352)

TWOSTONE&Sons(旧:Branding Engineer)は、フリーランスエンジニアのマッチングサービスを行なっている企業です。

株価は820円(2023年3月28日)。

オススメの低位株③Branding Engineer(7352)の株価チャート

株価:820円 時価総額:174億円 PER:103倍 PBR:23.2倍 (※データは2023年3月28日時点)

TWOSTONE&Sonsの業績は、9期連続増収・3年連続増益。

売上高は前期比+60%増と高い成長率です。

TWOSTONE&Sonsは、2023年3月28日に「ジンアース」を子会社化。

ジンアースはシステムエンジニア派遣を手掛ける会社であるため、顧客基盤の拡大が期待できます。

DX推進やCHAT-GPTの登場によるAI活用の動きは、今後もますます活性化していくことが示唆されています。

プロのIT人材を企業とマッチングさせるTWOSTONE&Sonsの事業は、成長市場の最前線と言っても過言ではないでしょう。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

テーマ性があるおすすめ低位株(2024年)

テーマ株からは以下の2社を、おすすめの低位株候補として予想。

  1. アエリア(3758)
  2. DDホールディングス(3073) 2024年も引き続き、AI関連銘柄(生成AI関連)に注目。

2023年は「Chat-GPT」というAIチャットサービス登場を皮切りに、生成AI関連が非常に人気となりました。

その流れは続きつつ、コロナの猛威が収まりつつある最近ではインバウンド関連銘柄にも投資妙味◎

経済正常化への期待感が膨らむ中、訪日客や経済復活によるインバウンド“特需”に目を光らせておきましょう。

■アエリア(3758)

アエリアは、スマホゲームを開発するメーカーです。

おすすめの低位株④アエリア(3758)の株価チャート

株価:415円 時価総額:95.8億円 PER:12.8倍 PBR:0.96倍 (※データは2023年5月16日時点)

生成AI関連株の約8割が1500円以上の株価を付けている中、アエリアの現在値は400円台。

低位株でありながらPER・PBRともに割安の水準となっています。

18年、アエリアは京都大学発のAIベンチャー企業「データグリッド社」とアニメキャラクターの自動生成AIを共同開発しています。

AIが作り出した画像は当時、話題を集めました。

18年からAI開発に着手していたアエリアは、早いうちから生成AIに目を付けていました。

画像生成AIの先駆者的存在であるアエリア、今後リリースするサービスによっては業績が拡大する可能性はあるでしょう。

またアエリアは、23年5月15日に好決算を発表。

第一四半期決算では営業益11倍、経常益10倍、最終益143倍(前年同期比)でした。

おすすめの低位株④アエリア(3758)の業績

アエリアの業績が回復した理由は、「主力ゲームの売上が伸びた」「アセットマネジメント事業の黒字転換」など。

来期も増収増益の見通しを発表しています。

アエリアはテーマ性の良さに加えて、業績に伴う株価成長が期待できる銘柄です。

⇒AI関連銘柄の本命株はコチラ

■DDホールディングス(3073)

DDホールディングスは、飲食店・アミューズメント施設を首都圏中心に展開している企業です。

オススメの低位株⑤DDホールディングス(3073)の株価チャート

株価:724円 時価総額:134億円 PER:25.1倍 PBR:2.57倍 (※データは2023年3月29日時点)

コロナで冷え込んでいたインバウンド市場も回復の兆しを見せており、それに伴いDDHDの業績も回復基調。

DDホールディングス(3073)の業績

日本産業の中でもインバウンドの影響を特に受けやすいのが、飲食店やアミューズメント施設です。

訪日外国人観光客の増加は勿論、連休中であれば国内観光客からの需要UPも見込めます。

連休前に仕込んでおけば好決算で爆上げ…なんてのも夢じゃないロマンに溢れた銘柄と言えるでしょう。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

割安なおすすめ低位株(2024年)

株価が割安になっている低位株は5つ。

割安の基準値であるPER15倍以下、PBR1倍以下の銘柄を選定。

コード 銘柄名 市場 株価 PER PBR 時価総額
2999 ホームポジション 東証S 561 5.9倍 0.82倍 33.6億円
6635 大日光 東証S 515 6.6倍 0.66倍 35.0億円
7567 栄電子 東証S 513 4.6倍 0.65倍 26.1億円
2408 KG情報 東証S 375 11.2倍 0.48倍 27.7億円
2481 タウンニュース社 東証S 500 8.2倍 0.68倍 27.9億円

割安株(バリュー株)とは、適正な価格が株価に反映されておらず、株価が割安な銘柄のこと。

割安株投資を、わかりやすく言うと「1000円札が入った財布を500円で買う(by井村俊哉)」手法です。

(※株価が低い=割安ではないのでご注意を。一般的にPER15倍以下・PBR1倍以下であれば割安とされます。)

投資の神様「ウォーレンバフェット」が好む手法でもあります。

低位株であれば株価の伸びしろは高く、大化けや高騰にも期待が持てるでしょう。

以上、当サイト一押し高騰期待の低位株を10銘柄でした。

2024年は低位株に期待が持てる年です。

昨年は日経平均株価がバブル以降33年ぶりとなる最高値を更新しました。

が、なんと2024年に入って昨年7月以来ほぼ半年ぶりに再び最高値を更新しています。

とどまる所を知らない日本株バブル…市場全体が活気づけば低位株を物色する個人投資家も増えるのは必然。

今のうちに目ぼしい株を仕込んでおきたいところです。

余談になりますが低位株への投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。

低位株は発行済株式数が少ないケースも多く、一度注目が集まると値動きが大きく・速くなりがち。

時にはテクニカル指標全般が機能しなくなるほど、個別市場の過熱感が増してしまうことも。

小手先だけのテクニックでは対応しきれない局面も自然と多くなるのではないでしょうか。

ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。

当サイトで特に評判になっているのが、実践的な投資ノウハウを教えているJ.P.モルガン出身の『凄腕投資アドバイザーの公式LINE』。

「投資初心者だけど150万円だった資金を2190万円まで増やせた」とユーザーからの口コミ評価も上々です。

投稿者:名無し 親身になって対応してもらいました。株初心者の自分でも少しづつ勝てるようになり、150万円だった資金を2190万円まで増やせています。投資家として真に自立を目指すなら、こういった投資情報サービスを使ってみるのも一つの戦略と言えます。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

高配当を出すおすすめの低位株(2024年)

低位株は大化けや短期急騰の魅力を持つ反面、リスクが隠れていることも少なくありません。

株価が安くなっている理由によっては、倒産リスクや上場廃止リスクなんかが隠れている場合も…。

そこで以下では今後も継続して配当金を受け取れるような安定した企業を厳選。

  1. 日本パーカライジング(4095)
  2. スカパーJSATホールディングス(9412)
  3. 関電工(1942) ※高配当を出す低位株は、財務状況や業績を元に「企業の安定性」を調査しています。
コード 銘柄名 市場 時価総額 株価 配当利回り PBR 自己資本比率
4095 日本パーカライジング プライム 1,253 945 4.23% 0.69倍 70.00%
9412 スカパーJSATホールディングス プライム 1,430 481 3.76% 0.57倍 64.00%
1942 関電工 プライム 1,767 858 3.26% 0.62倍 60.30%

(データは2023年2月8日時点のもの)

①日本パーカライジング(4095)

日本パーカライジングは、金属防錆剤の最大手企業。

10年以上連続して配当を出し続けています。

配当性向は30%程度を目安としており、2021年・2022年はそれを上回る配当を出しています。

日本パーカライジング(4095)の配当

日本パーカライジング2022年3月期の決算説明会では、

「当面の間は配当方針を上回る配当を実施」と明言されています。

財務基盤の安全性が確保されたため、積極的な株主還元を行なうようです。

日本パーカライジングは、2023年以後も配当金が停止することは考えにくく、保有しておきたい高配当株です。

②スカパーJSATホールディングス(9412)

スカパーJSATホールディングスは、CS放送「スカパー」と宇宙事業を営む企業です。

10年以上連続して配当金を出しており、配当性向も30%程度と安定しています。

スカパーJSATホールディングス(9412)の配当 (※2014年が支払われていないように見えますが、実際は年間「12円」の配当が実施されています)

2022年3月期の決算説明会では、今後5年間で株主還元を強めていく姿勢を打ち出しています。

「配当に加えて、自己株式取得も行う」とのこと。

スカパーJSATホールディングスの株主還元は、今後5年間で400億円にしていく見通し。

400億円を5年間で割ると年間80億円。2022年の配当金は53億円だったので、大幅な株主還元の姿勢を見せたことになります。

③関電工(1942)

関電工は電気工事の大手企業です。

配当は10年以上連続して継続中。2011年以降、一度も減配したことがありません。

関電工(1942)の配当

関電工は、東京電力系の企業で盤石の財政基盤を持っています。

政府が推し進める「脱炭素社会」で必要な、再生可能エネルギー施設の工事も行えるため、今後も業績は安定して推移していくことが予想されます。

④伊藤ハム米久ホールディングス(2296)

※低位株ではありませんが、高配当&健全性◎なので紹介しておきます。

伊藤ハム米久ホールディングスは、ハム・ソーセージの最大手企業です。

配当は増配傾向。配当性向40%を目途に、30%~50%の範囲で安定的に増配する方針です。

伊藤ハム米久ホールディングス(2296)の配当

以上の4銘柄が、高配当低位株としておすすめできます。

盤石な財政基盤と株主還元の姿勢があるため、安定して配当を得られるでしょう。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

株主優待が充実しているおすすめ低位株(2024年)

1,000円以下で購入できる低位株のうち、株主優待がある銘柄は400社以上あります。

実生活で使いやすい株主優待がある低位株を、「株主優待の利回りが高い」銘柄からランキング付けしました。

優待利回り 銘柄名 購入価格(100株)
40.89% SDエンターテイメント(4650) 26,000円
35.71% RIZAPグループ(2928) 13,995円
20.00% アトラグループ(6029) 20,050円
17.65% 関門海(3372) 20,750円
16.16% シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687) 40,150円

(※2022年12月28日時点)

SDエンターテイメント(4650)

・自社グループ各社のECサイトで使える7,000ポイント ・4,000円分のECサイト(ノーザンラボ)割引クーポン

SDエンターテイメントの株主優待は、ECサイトで利用できるポイントとクーポンです。

健康食品やサプリメント、北海道の名産品などが貰えます。

(参考) ・2022年度の優待カタログ ・ノーザンラボ公式サイト

RIZAPグループ(2928)

・自社グループ各社のECサイトで使える5,000円層との優待券 ・ポイントは積立が可能

RIZAPグループの株主優待は、ECサイトで利用できる特別優待券5,000円分です。

ECサイトには食品から家電、ファッションなど1万点以上の商品があるため、利用できる商品は見つけやすいでしょう。

(参考) ・2022年度の優待カタログ

アトラグループ(6029)

・4,000円相当の健康食品

アトラグループの株主優待では、4,000円相当の健康食品が貰えます。

飲み物に混ぜることで食物繊維を補える「プレミアムサイリウムプラン」が進呈されます。

関門海(3372)

・年間4,000円相当のお食事券(とらふぐ料理)

関門海の株主優待は、とらふぐ料理専門店「玄品」で使える年間4,000円相当のお食事券です。

近くに玄品がある人は優待券を使いやすいでしょう。

シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)

・年間6,000円相当のホテル宿泊券

シー・ヴイ・エス・ベイエリアの株主優待は、関東近郊に点在する「BAY HOTEL」で使える年間6,000円相当のホテル割引券です。

以上、低位株の中から優待利回りが高めの銘柄を紹介しました。

今回はランキングから外しましたが、単純な優待利回りだけで見ると「タメニー(6181)」という銘柄は319.14%とダントツの優待利回りを誇ります。

しかし優待内容は「結婚式関連の割引」であり、利用用途は限られるのがネック。

近々結婚を予定している人からすると非常にお得なので、自分が使いやすい優待内容かを調べて投資するのも良いでしょう。

みんかぶでは「食料品」「教養・娯楽」「旅行」などカテゴリー別に優待内容を調べられますからご参考までに↓↓

>>低位株の中で株主優待を探す

大化けした低位株を紹介【年代別】

低位株は、大化け銘柄の宝庫です。

2017年以降、1年の間に大化けしたテンバガー銘柄のほとんどが1000円未満の低位株でした。

2022年は株価1,000円未満の低位株からテンバガーこそ達成しなかったものの、テンバガーに迫る勢いの銘柄は多く誕生しました。

コード 銘柄名 上昇率 株価
4575 キャンバス 9.36倍 163円⇒1,526円
8139 ナガホリ 9.01倍 192円⇒1,730円
7692 アースインフィニティ 7.26倍 288円⇒2,094円
3856 Abalanace 5.99倍 522円⇒3,130円
5726 大阪チタニウムテクノロジーズ 5.93倍 795円⇒4,720円
2767 円谷フィールズホールディングス 5.85倍 468円⇒2,738円
2437 Shinwa Wise Holdings 5.73倍 297円⇒1,703円

2022年は露ウクライナ侵攻、米金利上げと大変動の相場でしたが低位株はしっかり騰がっています。

また昨年2023年はプログリットなどの低位株が大化けを果たしています。

コード 銘柄名 倍率 高値日 52週高値 安値日 52週安値
6573 アジャイル 15.8倍 2023/10/19 961円 2023/3/29 61円
9560 プログリット 11.3倍 2023/6/20 2,499円 2022/12/26 221円
4011 ヘッドウォータース 10.2倍 2023/7/3 16,630円 2022/12/26 1,630円

低位株からは他にも、株価275円から2,274円(株価8.2倍)になったビューティ花壇という大化け株が出ています。

ビューティ花壇(3041)の株価チャート

わずか6営業日で高騰を果たしたビューティ花壇は、令和の相場師:トンピン(山田亨)が保有していたことも相まって連日株式市場を賑わせました。

2023年~2024年にかけて最高値を更新している日経平均株価。

多くの低位株の中から、株価10倍(テンバガー)を果たす銘柄が誕生しても不思議ではないでしょう。

⇒2024年のテンバガー候補株の記事はコチラ

以下、各年度ごとに誕生した低位株から大化けを果たした銘柄一覧です。

2021年 大化けした低位株| コード | 銘柄名 | 上昇率 | 安値 | 高値 | 時価総額 | |—|—|—|—|—|—| | 7078 | INCLUSIVE | 15.1倍 | 296 | 4,455 | 85億円 | | 6335 | 東京機械製作所 | 13.1倍 | 257 | 3,360 | 185億円 |

INCLUSIVEは出版社やテレビ局などのメディア企業や事業会社のDXを推進する事業開発会社です。

株価は2021/1/4の安値293円から11/5の高値5,900円と20倍に化けました。

10/26にロケット開発のスタートアップ企業であるインターテスラテクノロジスとの資本提携を発表したことをきかっけに何度かストップ高をつけて上げ、11/5には最高値の5,900円となりました。

2020年 大化けした低位株| コード | 銘柄名 | 上昇率 | 安値 | 高値 | 時価総額 | |—|—|—|—|—|—| | 2191 | テラ | 23.6倍 | 92 | 2,175 | 25億円 | | 4477 | BASE | 22.3倍 | 774 | 17,240 | 1,287億円 | | 5337 | ダントーHD | 18.4倍 | 58 | 1,065 | 75億円 | | 3998 | すららネット | 13.7倍 | 682 | 9,350 | 157億円 | | 5212 | 不二硝子 | 12.4倍 | 330 | 4,100 | 33億円 | | 2150 | ケアネット | 12.0倍 | 134 | 1,605 | 624億円 | | 3683 | サイバーリンクス | 11.8倍 | 668 | 7,850 | 159億円 | | 8256 | プロルート丸光 | 11.4倍 | 47 | 538 | 97億円 | | 6400 | 不二精機 | 11.1倍 | 150 | 1,670 | 54億円 | | 3962 | チェンジ | 10.8倍 | 585 | 6,390 | 1,640億円 | | 4308 | Jストリーム | 10.7倍 | 638 | 6,840 | 372億円 | | 3542 | ベガコーポレーション | 10.7倍 | 398 | 4,265 | 119億円 | | 1757 | クレアHD | 10.5倍 | 19 | 200 | 157億円 | | 7317 | 松屋アールアンドディ | | 402 | 4135 | 96億円 |

BASEは個人・小規模企業向けECプラットフォーム「BASE」、オンライン決済サービス「PAY.JP」、ショッピングサービス「Pay ID」の企画・開発・運営を行っています。

株価は2020/3/13の安値155円から10/8の高値3,448円と22倍に化けました。

株価上昇の材料として、新型コロナウィルスによる巣ごもり需要が大きく関係しています。

巣ごもり需要であるコロナ禍本命のテーマ株であったところに2020/8/14に大幅な黒字化決算を発表したことがきっかけで株価は大きく上昇しました。

2019年 大化けした低位株| コード | 銘柄名 | 上昇率 | 安値 | 高値 | 時価総額 | |—|—|—|—|—|—| | 6096 | レアジョブ | 14.4倍 | 217 | 3,125 | 133億円 | | 6195 | ホープ | 11.3倍 | 900 | 10,140 | 43億円 | | 8894 | REVLUTION | 10.5倍 | 8 | 84 | 104億円 |

ホープは自治体の広告や電力供給など、自治体に特化したサービス業を手掛けています。

株価は2019/1/4の安値225円から12/30の高値3,585円と約16倍にもなりました。

ホープは2019年にエネルギー事業を拡大し、7月~9月の1Qで前年同期間比366.9%のプラスと驚異的な伸びを見せました。

また2020年の事業計画で売上を約3倍見込むなど順調な事業拡大を発表したことが要因で、年間を通して大きく株価を上げました。

2018年 大化けした低位株| コード | 銘柄名 | 上昇率 | 安値 | 高値 | 時価総額 | |—|—|—|—|—|—| | 3808 | オウケイウェイブ | 13.4倍 | 600 | 8,060 | 208億円 | | 2164 | 地域新聞社 | 11.6倍 | 431 | 5,000 | 31.2億円 | | 6033 | エクストリーム | 10.3倍 | 610 | 6,290 | 12.9億円 |

2017年 大化けした低位株| コード | 銘柄名 | 上昇率 | 安値 | 高値 | 時価総額 | |—|—|—|—|—|—| | 3810 | サイバーステップ | 20.0倍 | 375 | 7485 | 54億円 | | 3053 | ペッパーフード | 13.4倍 | 586 | 7,840 | 147億円 | | 2722 | アイケイ | 12.5倍 | 251 | 3,150 | 51億円 | | 2930 | 北の達人 | 11.8倍 | 42 | 495 | 701億円 | | 3825 | リミックスポイント | 11.6倍 | 144 | 1,675 | 196億円 | | 2351 | ASJ | 11.1倍 | 334 | 3,700 | 71億円 | | 3185 | 夢展望 | 10.9倍 | 229 | 2,500 | 29億円 | | 8023 | 大興電子通信 | 10.2倍 | 180 | 1,843 | 73億円 |

テンバガー達成の低位株 5つの特徴

低位株からテンバガーを果たす銘柄を探す際に、注目しておきたいポイントは5つ。

  1. 株価1000円未満
  2. 時価総額500億円以下
  3. 新興市場 (グロース市場等) の銘柄
  4. 旬なテーマ株
  5. 「情報・通信業」「サービス業」の株

株価1000円未満

2017年~2020年の間にテンバガーを達成した銘柄の90%が1000円未満の低位株でした。

特に株価500円以下の銘柄のテンバガー率が高いです。

低位株は1単元あたりの株価水準が低く、資金の多寡によらず投資が可能。

IR発表や業績発表などで注目を集めた際には、投資家が一気に参入してきます。

買いが多く集まることで、株価は飛躍的に上昇する傾向があります。

【関連記事】 ・100円以下の株のおすすめ銘柄(優待・高配当・大化け) ・200円以下の株のおすすめ銘柄(優待・高配当・大化け)

時価総額500億円以下

これまでにテンバガーを達成した銘柄は時価総額500億円以下のものが多いです。

・1000億円以上:2銘柄 ・1000億~500億円:2銘柄 ・500億円~100億円:10銘柄 ・100億円未満:14銘柄

時価総額は「株価×発行済み株式数」で表され、その会社の規模感を示しているとも取れます。

つまり、時価総額が低い会社は今後成長の余地が残されているということ。

時価総額が高い会社は既に知名度があり、売上や利益を高い水準で上げている企業が多いです。

そのため安定した基盤は整っているものの、経営は安定するものの成長は鈍化しがちです。

一方、時価総額が低い会社はまだ市場に知られていない可能性も高く、売上や利益の面で成長余地が見込めます。

【関連記事】 ・時価総額1,000億円未満から厳選「おすすめの小型株5選」

新興市場の銘柄

ここ数年、テンバガーを達成する銘柄は新興市場から出る傾向があります。

・東証1部:7銘柄 ・東証2部:5銘柄 ・マザーズ:10銘柄 ・JASDAQ:5銘柄 ・その他(名証):1銘柄

低位株からテンバガーを探すなら、グロース市場は特に狙い目で、唯一4年連続でテンバガーを輩出しています。

新興市場には新たな産業や事業を興す会社や、高い成長可能性を持つ企業が上場してきます。

超大手の「DeNA」や「WOWOW」も、かつてはマザーズ(現グロース)市場に上場していた銘柄です。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

旬なテーマ株

テーマ性を持っている低位株は投資家の注目を集めやすいです。

投資家はニュースや政策発表などから、次に注目を集める銘柄はどれかを予測。

低位株は株価が安く放置されていることも多く、個人投資家でも参入しやすいことから買いが一気に入り、株価が一気に跳ね上がる銘柄が出てくるのです。

つまり株価が上がりやすい低位株に、注目されやすい株式テーマが合わされば鬼に金棒ということ。

事実2020年にテンバガーを達成した銘柄に至っては、コロナウイルス関連のテーマ株が大半を占めています。

・株価19倍 テラ【テーマ】コロナウイルスワクチン ・株価11倍 すららネット【テーマ】e-ラーニング ・株価11倍 不二精機【テーマ】コロナウイルスワクチンの金型

コロナウイルスをきっかけに「リモートワーク」「巣ごもり消費」など、新たに誕生したテーマもありました。

経済や社会情勢に乗った銘柄は一気に注目を集めます。

旬なテーマには国からの支援が行われるものも多く、大量の資金が市場に流れ込むため事業の成長にも期待できます。

旬のテーマと関連のある銘柄は大化けする確率も高いため、「その時々で何が注目されているのか」を軸に低位株を探してみるのもおすすめです。

「情報・通信業」と「サービス業」が鉄板

情報・通信業とサービス業はテンバガーが期待できる企業が多いです。

2017~2020年でテンバガーを達成した銘柄の業種を調査したところ、情報通信9銘柄、サービス業6銘柄であることが判明。

テンバガー銘柄の「約50%」を情報通信とサービス業種で占めています。

「情報・通信業」の企業の株価が伸びやすいのは、市場が成長し続けているためです。

「AI」「ビッグデータ」「5G」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と、次々に技術革新が起こって、成長可能性は留まることを知りません。

近年、株価が跳ね上がるきっかけになっている「SNSゲーム」の開発企業も情報通信業種に属しているのも要因の一つです。

「サービス業」もまた人々の生活に影響を与える内容が多く、注目度は高くなります。

低位株の探し方とスクリーニング条件

低位株を探す際は、スクリーニングツールを使うのがおすすめです。

条件を絞って検索すれば、投資目的にピッタリの低位株を見つけられるでしょう。

「FISCOのスクリーニングツール」は、設定できる条件が豊富で使いやすいです。

高騰が期待できる低位株を見つけたい

高騰期待の低位株を探す際は、今後の成長可能性をチェックします。

【スクリーニング条件】 ・株価1,000円以下 ・時価総額500億円以下 ・新興市場の銘柄(グロース市場) ・業種は「情報、通信」「サービス」

⇒スクリーニングをかけたあと、業績のチェックとテーマの確認!

市場も驚くような好業績を出す銘柄や、今期から黒字転換する銘柄は高騰する傾向があります。

また時価総額が低いが、トレンドのテーマと一致する銘柄は物色されやすいです。

スクリーニングをする際は、まず株価・時価総額・市場・業種でざっくり「成長しやすい企業」を抽出。

その後、業績やトレンドテーマと一致しているか調べていくのが有効です。

高配当で投資リスク少なめの低位株を見つけたい

高配当を出す低位株を探す際に気を付けたいのは、「配当金が今後も出るかどうか」です。

以下のスクリーニング条件で、安定して配当金を出せる健全な企業かどうかをチェックします。

【スクリーニング条件】 ・株価1,000円以下 ・時価総額1,000億円以上 ・PBR 1倍以下 ・自己資本比率60%以上 ・配当利回り3%以上

時価総額で企業規模を、PBRと自己資本比率で企業の財務体制を確認。

最後に配当利回り3%以上の条件を加えて、低位株を割り出します。

⇒株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

株主優待が充実している低位株を見つけたい

1,000円以下で購入できる低位株のうち、株主優待がある銘柄は400社以上。

株主優待の権利を得られる月は決められているので、「みんかぶ」で権利確定月を調べながら購入を検討するのをオススメです。

みんかぶは、株主優待の種類を「カテゴリー」から選択することもできます。

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成長株(グロース株)の見つけ方やおすすめスクリーニング条件

株式投資には、様々なスタイルがあります。中でも代表的な手法が、「成長株投資(グロース株投資)」と「割安株投資(バリュー株投資)」です。 成長株投資とは、将来的な成長が見込める企業の株式に投資するスタイル。売上や利益が急激に増加する企業への投資は、株価上昇による大きなリターンを狙えます。 一方、割安株投資とは、現在の株価が企業価値に比べて割安な株式に投資するスタイルです。株価が本来の価値まで回復することで、利益を得ることを目指します。 この記事では、成長株投資に焦点を当て、成長株の見つけ方やスクリーニング条件などを詳しく解説。成長株投資に興味のある人は、ぜひ参考にしてください。 成長株とは? 株式投資の世界で頻繁に耳にする「成長株」は、将来的な成長が見込める企業の株式のことを指します。 例えば、IT業界の革新的サービスを展開する企業や、世界シェアを拡大する製造業の企業など。これらは、画期的な技術やサービスで市場を席巻し、高い成長率を記録している、まさに成長株の代表例と言えるでしょう。 成長株の魅力は株価の上昇。企業の業績が拡大すれば、それに伴って株価も上昇する可能性が高まります。 成長株の例|2012~2021のエムスリー(2413) つまり、成長株に投資することで、株価上昇の恩恵を受け、大きな利益を得られる可能性があるのです。 しかし、成長株は常に成長を続けるわけではありません。市場環境の変化や競合の出現など、様々な要因によって成長が鈍化したり、業績が悪化したりする可能性も。 そのため、成長株への投資は、ハイリスク・ハイリターンであることを理解しておく必要があります。 成長株になる条件 一口に成長株と言っても、様々な企業が存在しますが、多くの成長株には共通する特徴があります。一般的な成長株の特徴を挙げてみましょう。 高い成長率 売上高や利益が右肩上がりに伸びている企業は、成長株の筆頭候補です。過去の実績だけでなく、今後も高い成長率を維持できるか重要になります。 成長率を見る際は、売上高だけでなく、営業利益や純利益といった収益性も確認するようにしましょう。 将来性 革新的な技術やサービスを持つ、あるいは社会的課題を解決できる企業は、将来的な市場の拡大が見込め、成長株の候補となります。 足元であれば、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった最新技術を活用したビジネスを展開する企業や、世界的な人口増加や高齢化といった社会構造の変化に対応したサービスを提供する企業などが挙げられます。 収益性 高い利益率を維持し、安定した収益を確保できる企業も成長株の条件の一つ。 収益性が高い企業は、競争が激化したり、景気が悪化した場合でも、安定した業績を維持できる可能性が高いためです。 収益性を測る指標としては、売上高営業利益率やROE(自己資本利益率)などがあります。 競争優位性 他社にはない独自の強みを持ち、競争に打ち勝てる企業も成長株として注目されます。独自の技術やブランド力、優れた経営戦略など、競争優位性を築く要素は様々です。 競争優位性が高い企業は、市場シェアを拡大し、長期に渡って成長を続ける可能性が高まります。 健全な財務状況 負債が少なく、財務基盤が安定していることも成長株の重要な条件です。財務状況が健全な企業は、事業拡大の投資や、不況時の事業継続に必要な資金を調達しやすいでしょう。 ただし、成長を優先させるには、借入による資金調達も必要。成長株投資においては、単純に無借金が良いと考えるのではなく、一定程度の健全性が保たれていることが重要です。 これらの条件を満たす企業は、成長株として投資家の注目を集め、株価が上昇する傾向がありますが、全てを100%同時に満たす企業はありません。 企業の特性を踏まえ、優先するべき項目を、取捨選択していくことが成長株投資での成功には必要です。 成長株に投資する注意点 成長株への投資は、大きなリターンが期待できる一方、注意すべき点もいくつかあります。 株式投資は自己責任の世界。リスクを正しく理解した上で、慎重に投資判断を行うようにしましょう。 株価変動リスク 成長株は、将来の期待を反映して株価が上昇する傾向があります。 そのため、業績が悪化、市場環境が変化したりして期待が失望に変わると、株価が大きく下落するリスクがあるでしょう。 例えば、ある成長株が将来有望な新製品を開発中というニュースで株価が急騰したとします。 しかし、その製品の開発が遅延したり、競合他社が類似製品を発売したりした場合、期待が失望となり株価が急落する可能性が考えられるでしょう。 バリュエーションリスク 成長株は、将来の成長期待からPER(株価収益率)などの指標が高くなる傾向がありますが、成長が期待通りに進まなかった場合、指標が低い銘柄と比較して大きく株価が下落するリスクがあります。 PERは、株価が1株当たり利益の何倍になっているかを示す指標。成長株は将来の利益成長を見込んで株価が上昇しやすいため、PERが高くなる傾向があります。 しかし、実際の利益成長が市場の期待を下回ると、PERが適正水準に調整される過程で株価が下落する可能性があります。 競争激化リスク 成長市場には、多くの企業が参入してきますが、競争が激化することで、企業の業績が悪化するリスクがあるでしょう。 例えば、近年ではAI関連の市場が急成長しており、多くの企業が参入しています。 しかし、競争の激化により、価格競争が起こったり、顧客獲得が難しくなったりして、企業の収益が圧迫される可能性も考えられるでしょう。 情報収集の必要性 成長株は新しい技術やサービスを開発、事業を拡大したりと、常に変化を続ける企業。そのため、企業の最新情報や業界動向を把握することで、投資判断の精度を高められます。 決算短信や有価証券報告書などの財務情報だけでなく、ニュース記事やアナリストレポートなども参考にしましょう。 加えて、成長株投資を行う際には、利益確定と損切りのルールを設定することが重要。 通常は株価が〇%上昇したら売却、〇%下落したら売却といったルールが設定されますが、成長株投資の場合には、成長スピードが減速したら売却するといった考え方も必要です。 例えば、売上高のように自分が重視する指標を決め、その成長率が減速したら売却するといったルールを持っておくと、大きな損失を被るリスクを軽減できる可能性があります。 おすすめのスクリーニング条件 成長株を見つけるためには、様々な指標を参考にしながらスクリーニングを行うことが有効です。数ある指標の中から、成長株探しに役立つものをピックアップしてご紹介します。 売上高成長率:過去3年間の売上高成長率が年平均10%以上 企業の成長性を測る上で、売上高成長率は最も基本的な指標の一つです。過去3年間の売上高成長率が年平均10%以上であれば、高い成長を続けていると言えるでしょう。 ただし、一時的な要因で売上高が急増している場合は注意が必要です。持続的な成長が見込めるのか、売上高の推移を詳しく分析することが重要でしょう。 営業利益率:10%以上 営業利益率は、本業の収益性を示す指標です。10%以上であれば、効率的に利益を上げていると言えます。 高い営業利益率を維持している企業は、競争優位性が高く、収益基盤が安定している可能性があるかと。 ROE(自己資本利益率):15%以上 ROEは「株主から預かった資金を効率的に活用して利益を上げているか」を示す指標です。15%以上であれば、高い収益性を誇る優良企業と言えるでしょう。 時価総額:500億円以下 時価総額は、発行済み株式数に株価を掛けたものです。500億円以下の企業は、中小型株に分類されます。 中小型株は、大企業に比べて成長の余地が大きく、株価が上昇する可能性も高いため、成長株投資の対象として注目。 これらの条件に加え、企業の事業内容や競争環境、経営陣なども考慮することで、精度の高いスクリーニングを行えるでしょう。 例えば、上記スクリーニング条件を満たしたうえで、情報や通信などの成長する業種の中で、さらに絞り込むといった使い方が有効です。 成長株を見つけるポイント 成長株を見つけるには、市場トレンドや個々の企業状況を深く理解することが重要です。情報収集を怠らず分析力を磨くことで、有望な成長株を発掘できる可能性が高まります。 ここでは、成長株を見つけるためのポイントを紹介します。 成長業種を選択する 社会変化や技術革新は、常に新たな成長業種を生み出します。 近年ではAIやIoT、あるいは再生可能エネルギーや宇宙開発などの分野が注目されていますが、全ての業種に成長株が存在するわけではありません。 実際に過去のパフォーマンスを見ても、成長株が生まれやすい業種と生まれにくい業種があります。 成長する業種の企業を選ぶことが、成長株投資ではとても重要な要素です。 参入障壁の高さ 参入障壁が高い業界は競争が激化しにくく、企業が安定的に収益を上げやすい傾向があります。 一方、参入障壁の低い業種では中小企業が当初は調子良く事業を拡大しても、一定程度の時期から大手企業が参入してくることで、成長が阻まれることがあります。 専門家の意見を参考にする 証券会社や投資信託のファンドマネージャーなど、投資専門家の意見を参考にすることも有効です。 特に有効な方法として、成績の良い小型株ファンドの組み入れ銘柄を調べる方法があります。 小型株ファンドのファンドマネジャーは、日々、成長が期待される小型株を調査・分析し、その結果に基づいて投資を行います。 そのため、組み入れ銘柄には、ファンドマネージャーが厳選した成長株候補が含まれている可能性が高いです。 成長株の見つけ方【実践編】 成長株を見つけるためのポイントを踏まえ、ここからは具体的な実践方法を見ていきましょう。 スクリーニング 決算説明書から企業の今後を精査 選定銘柄の詳細を調査 スクリーニング まずはスクリーニングを行なって、成長株の候補になる企業を絞り込みをします。 国内には3700以上の企業が上場しており、一つひとつ企業を見ていくのでは時間がかかり過ぎてしまいます。特定の条件で銘柄を絞り込めるツールがあるので、そちらを使用するのがおすすめです。 今回は「成長株の特徴」で条件の絞り込みができるバフェット・コードという無料ツールを使用します。「FISCOのスクリーニングツール」でも絞り込みは可能なので、お好みの方でやってみてください。 バフェット・コードで抽出条件を以下のように設定します。 売上高成長率(前々期→前期):10%以上 売上高成長率(FY2→前々期):10%以上 売上高成長率(FY3→FY2):10%以上 純利成長率(前々期→前期):10%以上 純利成長率(FY2→前々期):10%以上 純利成長率(FY3→FY2):10%以上 時価総額:500億円以下 ROE:15%以上 自己資本比率:40%以上 優先して表示する市場:マザーズ、JASDAQ バフェット・コード 「検索」をクリックすると、条件に当てはまる銘柄が表示されます。今回の条件だと1件のみ該当しました(2021年10月19日調べ)。 バフェット・コード 10~20銘柄程度を抽出できるようにしておくと選択肢が広がるので、増収増益の%を適宜調節して、検討できるだけの数を出しておくと良いでしょう。 「会社名」をクリックすると、その企業の詳細なデータを確認できます。 バフェット・コード スクリーニングをかけた銘柄の中から、成長率が高いものや、時価総額が低めの銘柄をピックアップしておきます。 決算説明書から企業の今後を精査 次に、ピックアップした銘柄をより詳しく知るために、企業の「IR情報」から「最新の決算説明資料」を読み込みます。 決算説明資料は企業の今後の展望が期ごとに記されているため、数字だけが並んでいる決算短信と異なり、企業の未来を知ることができる資料です。 決算説明資料-リックソフト(4429) 決算説明資料では、来期の業績予想と、今後の事業展開の項はきちんと読み込むようにしましょう。 選定銘柄の詳細を調査 最後に個別銘柄について調べられるだけの情報を集めて、投資判断を行います。 競合他社に比べて優位性はあるか 社長の経営手腕は優秀か 市場規模は拡大しそうか ありとあらゆる情報を集めて、「コレだ!」と思う成長株を導き出します。 なお、投資を続けていくうちに、自分なりに重要視するポイントが変わってくるかと。そういう時は、スクリーニングの条件を変えて探すようにしてください。 成長株を見つけられるサイトやツール 株式投資は情報戦の側面もあり、素早く効率的に情報収集できた方が有利ですので、成長株を効率的に見つけられるサイトやツールを紹介します。 スクリーニングソフト 成長株を発掘する際に便利なツールが、スクリーニングソフトです。様々な条件を設定して、希望に合う銘柄を絞り込めます。 FISCO my株 株map.com サイト 個別企業の業績やニュース、国内外の市場動向レポートなどの情報を発信しているサイトです。見やすさや調べやすさなど、自分に合ったものを利用するとよいでしょう。 Yahoo!ファイナンス みんかぶ 株探 成長株に投資する時のコツ 成長株への投資を成功させるために、覚えておいた方がいいコツを5つ紹介します。 投資計画 分散投資 適宜利確 メディアの紹介銘柄は無視 投資信託もアリ 投資計画 成長株に投資をするときは、投資計画を立てておきましょう。 投資期間の目安 利確、損切りのライン 業績の進捗をチェックする基準 投資期間を定めておけば、価格が下落したとしても狼狽えずに済みます。利確ライン、損切りのラインもあらかじめ決まっていれば、あとはその計画通りに投資を進めるだけです。 損切りするのは心苦しいですが、自分の思った以上に企業の成長が遅い場合は損切りも検討しましょう。無駄に株を保有し続けて資金効率を悪くするよりもマシだと考えて、前向きな損切りができると良いですね。 成長株の投資期間の目安は人によって、銘柄によって様々ですが、3年間をひと区切りとする投資家が多いです。もちろん、事業の成長性に期待できる場合は10年以上を目安に投資しても問題はありません。 分散投資 成長株に投資するときは、分散投資をしておくことをオススメします。分散投資をしておけば、他の銘柄が思うように成長しなかったとしても、一つの銘柄で他の損失を帳消しにできる可能性が高くなるからです。 リスクを分散させつつ、成長する期待値の高い銘柄に投資できれば、最終的なリターンをプラスにすることができるでしょう。株価が低い「ボロ株」から奇跡の成長を遂げる銘柄もあるので、選択肢に入れてみるのも良いかと。 適宜利確 成長株の中にはずっと株価が上昇していく銘柄もあれば、急激に株価が騰がって急落する銘柄もあります。2013年のガンホーは良い例です。 チャートの天井で売り抜けることを狙うと、売買のタイミングを逃してしまうことがあります。株価がじわじわと上昇してきたら、ある程度利確をして、収支をプラスにできるだけのリターンを確保しておきましょう。 リターンを確保したら、また次の成長株を探せば良いのです。 メディアの紹介銘柄は無視 成長株投資は人気なので、雑誌やYoutubeでよく特集が組まれます。特集で組まれた銘柄はその時点で多くの注目を集めるので、投資するかどうかは慎重に考えましょう。 ひとたび注目を集めると、その企業の潜在的な価値に気が付く人が増え、市場に参入してくる投資家は多くなることが予想されます。 時価総額が低い銘柄に至っては、「仕手株」として狙われることもあり、企業に対して適正な評価がされなくなる可能性も。 個人メディアならともかく、大手株雑誌や、投資系Youtuberが特定の銘柄について発言したものは手を出さない方が無難です。 投資信託もアリ 資産運用会社の中には「成長株ファンド」と称して、成長株で固めた投資信託商品を販売しているところもあります。 いずれの商品も5年間で約1.5倍~2.5倍になっており、投資に時間をかけたくない方は候補として考えてみても良いかもしれません。 まとめ 成長株とは、将来的な成長が見込める企業の株式のことです。高い成長率や将来性、収益性、競争優位性などが、成長株の条件として挙げられます。 成長株に投資する際は、株価変動リスクやバリュエーションリスク、競争激化リスクなどに注意が必要です。最新の情報を収集し、企業状況を把握しておく事も重要でしょう。 また、損失を限定するために、損切ルールを設定することも大切です。 成長株を見つけるためのコツには、成長業種を見極めることや参入障壁を調べること、専門家の意見を参考にする事などが挙げられます。 実際に成長株を見つけるには、スクリーニングソフトや投資情報サイトを利用すると便利でしょう。 成長株投資は、大きなリターンが期待できる一方、リスクも伴います。この記事で紹介したポイントを踏まえ、情報収集や分析を行い、投資判断を行うようにしましょう。

裏ワザ投資法 100年に1度の大暴落でも勝てるって本当?

裏ワザ投資法は「100年に1度の大暴落でも裏ワザ投資法で9割勝てる」という噂の投資手法。暴落の際に、売られすぎている優良銘柄を安値で買って株価がリバウンドしたら売って利益を確定。現代の相場でも通用するのかどうか検証しました。